今回ご紹介するのは、ITOYAの新商品になります。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
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ROMEO No.4 レザーグリップ ブラウン の基本情報
サムネを見ていただけるとわかる通り、今回ご紹介するのはROMEO No.4の新色です。6月はロメオNo.3がメインのようなイベントが盛り上がっていましたが、ここに来てロメオNo.4から新色が登場。全くノーマークだったので驚いたんですが、思わず買ってしまいました。購入時はこのようなパッケージに入って届きました。
限定ではなく新色ということで、パッケージは特に変更がありませんね。
僕ね、ITOYAの筆記具は工房系以外のメーカーの中で1、2を争うくらい好きで、ペンも数本所持しているんですが、このロメオNo.4もすごく気に入って使っています。
こちらはレザーグリップです。とてもシンプルで書き心地も最高なんですよね。
では開封していきます。箱がぎっちぎちでなかなか開きません。
今回ご紹介する新色はこちら。銀座ITOYA ROMEO No.4 レザーグリップ ブラウンになります。価格は税込み6600円。価格も従来モデルと同じですね。
でも僕が購入した頃はロメオNo.4は5500円だったんですよね。全体的に値上がりしていますがここは仕方ないですね。
これまでカラバリは、黒系しか存在していませんでしたが、ブラウンもいいですね。このグリップは本革、スムースレザーを巻いていて、経変変化で色が濃くなり、光沢が出てくるようです。
固めの感触で手触りがいいです。滑り止め効果もある程度あります。
こちらのレザーグリップも結構使ってるんですが、光沢が出ています。軸は真鍮製で、マットブラック塗装が施されています。で、ここもロメオNo.4の好きなポイントなんですが、カラー表記。
ロメオNo.4は、0.7mmの黒、赤、青、のボールペンと0.5mmのシャーペンが搭載された多機能ペンなんですが、ここが黒ですよとかここが赤ですよということを示す表記がとてもシンプルで、シルバーの楕円が印刷されていて、黒でカラー名が入っているんですよ。これどの色も同じです。
ここが赤とか青で印刷されていないから「景観を損なわない」ではないですが、デザインの統一がなされていて僕がすごく好きなポイントなんです。原色で赤とか青がここにあるとすごく安っぽく感じてしまうんですよね。
で、ロメオNo.4は振り子ノック式となっていますので、この出したい色の表記を天井に向けてノックすることでペン先が出てきて使用できるようになります。解除ボタンはこちら。
このノック感とか解除の感触が、ガチャガチャしてなくて他の振り子ノック式のペンに比べて滑らかな稼働で、この音も好きなんですよね、とても心地いい。
口金もブラック。直線的でシンプルなデザイン。結構小さめで、僕みたいにペン先の近くを握る方にとってもとても扱いやすいです。この口金好きだなぁ。ここもお気に入りポイントですね。
クリップも黒で統一されていて、硬さは少し硬め。でこのクリップですが、こちらのレザーグリップのモデルのみがシルバーになっているんです。これ以外はすべて黒。でね、このモデルはグリップがブラウンなのでクリップを黒で統一していなくてもいいんじゃないかと思ってて、これをね、やってみたかったんですよ。
どうですか、おしゃれじゃないですか?個人的にはクリップはシルバーの方がしっくりきます。僕はこれで使っていこうと思ってます。
…すみません。実はこれ、上手くハマらないんですよ。レザーグリップの軸にブラウンのグリップをつけると、最後まで回した時にこの、革の繋ぎ目が丁度前に来てしまってとてもかっこ悪いので、これは使いたくないなぁ。
何でこうなるかと言うと、実はよく見てみると、ネジ山の数、間隔が違うんですよ。これはやられました。敢えてブラウンだけこうしているのでしょうか?それともロメオNo.4全体で仕様変更があったのかもしれません。ここは残念です。
でリフィルなんですが、伊東屋オリジナルのD1規格のリフィルが搭載されています。D1規格は汎用性が非常に高いので、僕はPILOTのアクロインキに交換して使っています。こちらもそうする予定です。
重心は中央付近。
ロメオNo.4 レザーグリップ ブラウンは、全長142mm、重さ23.4g、軸径が10mmとなっております。レザーグリップが23.7gでしたので少しだけ軽くなっていますね。それでは実際に書いてみたいと思います。
ROMEO No.4 レザーグリップ ブラウン を使用した感想
まず黒から。伊東屋のリフィルは少しかすれるんですが、悪くないです。
次に赤。インクは少し薄めですね。次に青。最後にシャーペン。シャーペンも多機能ペンの中ではすごく書きやすい部類に入ると思います。
ペン先のブレですが、少しありますが筆記感を損なうほどではありません。シャーペンのブレも非常に少ないです。素晴らしい。
で、僕が推しているマットがあるんですけど、共栄プラスチックのライティングマット。これ以前に動画でご紹介しているんですが、とても好評でよく売れてるんです。この上で書くとさらに書き味がよくなって楽しいのでこちらでも少し書いてみます。
筆記時の音も結構変わるので楽しんでください。あーいいですね。このマットがクッション性があって、デスクの上でコツコツ書くのとはまた違った良さがあります。
見てください、まるでリフィルを変えたように濃くなってますね、これは驚き。(動画にてご確認下さい)紙が沈み込むことでインクがしっかりと乗ってるんですね。面白いなぁ。
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【ライティングマット】圧倒的なめらかさ!共栄プラスチックの下敷きをレビュー
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ROMEO No.4 レザーグリップ ブラウン の良かった点
それでは十分堪能できましたので、ロメオNo.4 レザーグリップ ブラウンの良かった点からまとめます。
見た目がおしゃれ、書き心地がいい、重心バランスがいい、ノック感がいい、カラー表記がシンプルで統一感がある、リフィルは汎用性の高いD1規格。
ROMEO No.4 レザーグリップ ブラウン のここが気になる
次に気になる点ですが、グリップの革のつなぎ目が気になる。
これは革を巻き付けているので仕方のない所ですが、触った感じも少し段差があるし僕はやっぱり気になるんですよね。
あと、カラー表記がシンプルでいいんですが人によってはわかりづらいと思う方もいるかもしれません。でもここはデザイン重視ですのでこの辺りが気になる方は購入を控えた方がいいかもしれませんね。
それから他のカラバリとグリップが交換できない。出来なくは無いですが先程のように繋ぎ目が前にくるのでここはいただけないですね。もし仕様変更でどのカラーもこうなっているのなら最近買った方は交換出来るかもしれません。気になったのはこれくらいです。
ROMEO No.4 レザーグリップ ブラウン の基本情報
- ロメオNo.4の新色(限定ではなく通常販売)
- 0.7mmの黒、赤、青、のボールペンと0.5mmのシャーペンが搭載
- 振り子ノック式
- グリップは本革巻き
良かった点
- 見た目がおしゃれ
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- ノック感がいい
- カラー表記がシンプルでデザインに統一感がある
- リフィルは汎用性の高いD1規格
気になる点
- ペン先のガタツキが気になる(色によって違う)
- グリップの革のつなぎ目が気になる
- カラー表記がシンプルなのは好みが分かれる
- 他のカラバリとグリップが交換できない
今回は銀座ITOYAの多機能ペン、ロメオNo.4 レザーグリップ ブラウンのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
ロメオNo.4は僕の中で上位3つのうちに含まれるほど好きなペンなんです。なのでこうやって新色が発売されたことがとても嬉しいですね。これからも使い込んでいきたいと思います。また経年変化などしてきましたらツイッターかどこかで共有したいと思います。ロメオNo.4 レザーグリップ ブラウン、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。