どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回は、北星鉛筆の商品を紹介したいと思います。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
漆塗りの大人の鉛筆の基本情報
北星鉛筆について
それがこちら、漆塗りの大人の鉛筆、生漆。
まずは北星鉛筆という会社について簡単ではありますが、ご紹介させていただきます。
北星鉛筆は1951年創業された鉛筆製造会社です。北星鉛筆としては1951年から続いていますが、実は1909年から鉛筆の製造に携わっていたそうです。
鉛筆は我が身を削って人の為になり真ん中に芯の通った人間形成に役立つ立派で恥ずかしくない職業だから、鉛筆のある限り、家業として続けるように
…という「鉛筆の精神」が、会社の経営理念となり今もなお、その思いが引き継がれています。
そんな北星鉛筆から創立60周年記念に作られたのが「大人の鉛筆」です。大人の鉛筆は構造上シャーペンですが、削らない鉛筆として限りなく鉛筆に近い商品となっており、全てにおいてこだわりぬかれて開発されています。こちらの「大人の鉛筆」を使用する全ての人に、もう一度鉛筆ならではの書く楽しさを思い出してほしいという想いが込められています。
大人には懐かしく、今の世代には新しく感じられるのではないでしょうか。
漆塗りの大人の鉛筆の基本情報
それでは商品の基本情報です。
大人の鉛筆は、今では人気商品となりバリエーションも多く展開されています。今回ご紹介する商品は、漆シリーズ、うるし塗の大人の鉛筆です。こちらのシリーズは色付けされた黒と朱、そしてこちらの生漆の3種類となっております。価格は1500円+税。価格の変動はありますがアマゾンではお得に購入することができます。
見た目の雰囲気は鉛筆そのもの、口金とノック部は金属製となっており、まさに大人の鉛筆というネーミングがピッタリのルックスですね。木軸の素材はアメリカ産高級インセンス・シダー材。鉛筆よりも1mm軸が太くなっていて、握りやすく設計されています。大人の鉛筆は木軸を両端から金属で挟む形となっていて、中心が軽く両端が重いという絶妙なバランスで、重心はわずかに低重心という絶妙なバランスで書きやすさと疲れにくさを実現しています。
口金は分離式で、芯を送り出すチャックは金属製です。ノック部はこんな感じ。消しゴムはついていません。
本体だけでなく、もちろん芯にもこだわっています。
こちらの芯は、黒さと美しさ、耐久性と滑らかな書き心地を追求した、不純物が少ない黒鉛と粘土を均一に混ぜ合わせて作られた、高級国産2mm芯となっております。
漆塗りの大人の鉛筆、生漆は、全長160mm、質量10.4g、軸径8mmとなっております。
漆塗りの大人の鉛筆を使用した感想
漆塗りの大人の鉛筆の良かった点
次にうるし塗の大人の鉛筆、生漆を使用した感想ですが、まず良かった点から。
持った瞬間、僕は完全に鉛筆世代ですので、非常に懐かしさを感じます。
そして、この手触り。こちらは着色されていないため、漆と木の質感をダイレクトに味わうことができてこれもまたいいですね。にぎりやすさも、鉛筆よりも1mm太くしているというこの1mmの差が効いてて細すぎず、鉛筆よりも握りやすく感じました。ノック感は硬めです。
そしてチャックですが、これくらい芯が太いものは樹脂製が多いのですが、ここもしっかり金属なのがいいですね。書き心地の感覚はほぼ鉛筆ですね。鉛筆よりも重さがあって、非常に安定感があります。
漆塗りの大人の鉛筆のここが気になる
次に気になる点ですが…
僕はシャーペンに慣れ過ぎていることもあり、この2mmの芯の太さに戸惑いました。なぜなら、芯が太すぎてどこを描いているのか見えにくいんです。つまり、ペン先の視界が悪い。口金は割と細めなんですが、芯自体の太さで見えないというところはいただけません。そのため、綺麗な字を書きにくいと感じました。
専用の鉛筆削りが別売りされているので、そちらを使用すればまた違うかもしれません。
次に書き心地ですが、なめらかというよりは、鉛筆特有のザラザラ感を感。紙の質感がダイレクトに伝わってくるといった印象でした。この辺りは好みが分かれるところだと思います。あと、芯が硬いので筆圧強めで書く必要がある。他にもノックが硬く、しっかり押し込まないと芯が出ないと出てこない、軸が傷付きやすいなどの気になる点がありました。
漆塗りの大人の鉛筆をイラストを描く視点から考える
次にイラストを描く視点から考える。
うるし塗の大人の鉛筆、生漆は、慣れさえすればイラストを描くのにも適しているといえます。
やはり鉛筆に限りなく近く、ある程度の重さと少しだけ軸が太いおかげで握りやすく書きやすい。軽いので長時間描いていても疲れにくいので、その辺りはイラスト向きな要素が多いペンです。しかし、あくまでも下書き前のラフなどには最適だと思います。ペン入れ前の下書きだと緻密な線が引けないので向いてないですね。
北星鉛筆 漆塗りの大人の鉛筆 まとめ
- 北星鉛筆から発売された漆シリーズ、うるし塗の大人の鉛筆
- 黒、朱、生漆の3色展開
- 芯径は2mmのみ
- 素材はアメリカ産高級インセンス・シダー材
- チャックは金属製
ポイント
- 漆と木の質感をダイレクトに味わうことができる
- 鉛筆よりも1mm太く握りやすい
- 鉛筆のようなザラザラとした書き心地が癖になる
- クリップがないので手に当たらずストレスフリー
- 安定感がある筆記が可能
ポイント
- 滑らかな書き心地をうたっているが、実際はそうではなかった
- 筆圧強めで書く必要がある
- しっかり奥までノックしないと芯が出ない
- 軸が傷つきやすい
今回は北星鉛筆の漆シリーズ、うるし塗の大人の鉛筆 生漆のごしょうかいでしたがいかがでしたでしょうか。
気になる点が多めでしたが、それらすべてがマイナスというわけではありません。このペンは手間を楽しむためのペンです。芯を削るのもそう。傷つきやすい軸に気を付けながら大事に扱う。こういった手間を楽しむ…これこそ大人の鉛筆の醍醐味だと思います。
限りなく鉛筆に近く、軽くて疲れにくい。経年変化と木と漆の質感を楽しめる美しい軸。懐かしさとともに、自然と物を大切に扱うという気持ちが、改めて思い起こされる…そんな鉛筆でした。皆様も是非、このレビューを購入などの参考にしていただければ幸いです。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。