どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回はラダイトの限定商品のご紹介です。本題に入る前にHEROTVでは新商品から定番や
廃盤のペン、万年筆や木軸、ペンケースなどメーカーに忖度がない徹底レビューをしていますので、文房具に興味がある方はチャンネル登録をお願い致します。
そして、HEROTVのAmazonストアフロントでは、僕が実際に使用した商品を厳選し、テーマごとに分けてまとめています。とても買い物しやすくなっておりますので、是非フォローしてご利用ください。※当HPのリンクにはアフィリエイトリンクも含まれます。
HEROTVのAmazonストアフロントはこちら→https://www.amazon.co.jp/shop/herotvstationery
それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
Luddite レザーベンディペンケース MAYA の基本情報
それではまずラダイトというブランドについてですが、ラダイトとは文房具や雑貨の企画、販売等をされている広島県にあるメーカーで、MAYAレザー等の皮製品や岡山デニムの生地をふんだんに使用したペンケース、金属の芯ケース等の商品がとても人気です。
今回の商品はそんなラダイトが4周年を迎え、web限定、数量限定で発売したのが今回購入したペンケースになります。去年も同様にペンケースや木軸ペンが発売されたのですが、このペンケースは第1弾ということでまた違うタイプのペンケースやペンが発売されることが予想できます。また購入した際はご紹介させていただきますね。
今回はレザーベンディペンケースということで、この形状と同じタイプで、素材が革となっています。
開封する前に一点だけ注意点がありまして、このペンケース外も中もオールレザーで仕上げられている為、デニム生地や帆布素材のように生地が伸びないので収納力は期待できません。質感、高級感重視の少数精鋭での使用となりますのであらかじめご注意ください。
化粧箱も高級感があっていいですね、前回は箱はありませんでした。それでは早速開封していきます。
こちらが4周年限定商品 レザーベンディペンケース MAYAになります。価格は税込み13200円。
前回の限定ベンディペンケースは倉敷帆布という生地を使用したもので、税込み2090円とお手ごろ価格だったのですが今回は高級路線に変更されたようですね。
個人的には今回の様な革製品の方が嬉しいです。この商品は発売後すぐに売り切れてしまったのでもう購入することはできませんが、また仕様変更されたものが発売される可能性はありますのでその時の参考にしていただければと思います。
カラバリはナチュラル、ブラウン、ブラックの3色展開。僕はブラックを購入しました。
去年のモデルと比較すると、全体的に一回り大きくなっていますね。
こちらのペンケースにはMAYAレザーが使用されていて、ラダイトの商品説明によると…
「イタリア植物タンニンなめし革協会認定のタンナー「Il Ponte(イル・ポンテ)」社製のフルベジタブルオイルドレザー。」
Luddite HP
ということで、こちらはブラックなのでわかりにくいかもしれませんが、表面は和紙のような風合いになっていて、植物性タンニンで鞣された表面をこすって毛羽立たせ、真鍮ブラシで磨いた後にオイルをたっぷりしみこませることにより非常にしっとりとした質感に仕上げられています。
敢えてまだらに仕上げているので、ブラウンとかナチュラルの方が美しい模様が楽しめます。
表面にはロゴが入っています。この控えめなサイズが丁度いいですね。ロゴ以外は何もありません。シンプルで美しい。
このペンケースはこのように真ん中から折り曲げられていて、左右に独立したファスナーポケットがあります。どちらもYKK製品で非常に滑らかに可動します。
動画冒頭でも言いましたが、このペンケースは収納力はあまりありませんのでここはペン2~3本くらいの収納力になります。
それでは中を見ていきます。こちらはボタンで2か所止まっています。ボタンは硬すぎず開け閉めできますね。
あー、中の質感もいいですね。外と中は度のカラバリを選んでも色が統一されています。中の素材はアドリアレザー(シュリンクの型押し牛革)。非常に上品。外側は経年変化しやすく、内側が経年変化しにくくなっているんですね。
こちらには4か所、ペンを差せるポケットがあります。ここも1本ずつになりそうですね。
去年のモデルと比較すると、真ん中のスペースが小さくなって、その分ペン差しが広めになっています。この辺り素材が革ということであまり伸びない為に調整しているんでようね。
では一折りペンケースを見ていきましたので、次は実際に収納してみようと思います。
Luddite レザーベンディペンケース MAYA の中身を考える
まずこのメインの4か所からいきましょうか。シャーペンから行きます。ステッドラー92535 2021年限定モデルのチャコール。
グリップ部で8.7mm。この細さならはいるかな。このガイドパイプが出てるのは怖いですね中が削れそうで…
入ったけど、このままではボタンに当たって閉められないので一旦出します。
うわぁ、ローレットで中の革が削れてしまいました…最悪ですね。
製図用シャーペンは入れられそうにないので、ケリーの50周年限定モデルを入れていこうと思います。
この端っこはボタンが上下にあるので短めのペンじゃないとキツイです。うん、いいですね。この端っこはクリップをかけずに収納した方が綺麗に収まるので左向きに入れます。ただ、上下逆さまにすると落ちる可能性がありますので気をつけてください。ちなみにドクグリは入りませんでした、クルトガダイブは入りましたが閉める時かなりキツイのでおすすめしません。
では次はボールペン。ロメオNo.3。本当は太軸を入れたかったのですが、細軸にしておきます。イタリアングレー。軸径11mm、やはりアクリルとかならすんなり入りますね。
全部右寄りにか左寄りに収納しておくと閉めた時にペン同士が当たらずにすみます。
次は多機能ペンも欲しいので、細軸のロメオNo.4だと10mmですのでいいのですが、今回はLAMY Trypenを入れます。うん、いいですね。軸径10mm。
最後に水性も欲しいので、サクラクラフトラボ001を入れます。少し短めですのでここにちょうど良さそう。うん、いいですね。では閉めます。いい感じに閉まりましたね。
では次にファスナーポケットには、定規や消しゴム、芯ケースなんかも入れたいと思うのですが、もうほとんど入る隙間がないのでペンはとても入れられそうにありません。
まず定規。トライテックのカーボン定規。
これ実はポケットの入口の幅が狭くて奥が広くなっているのでこのままだと15cmの定規は入らないんですよ。なのでファスナーの持ち手側からまず斜めにそこまで定規を入れてからもう片側を入れる。このやり方でないと入りません。
次は消しゴム。スペースがないのでシードのスレンディプラス。もうこちらは閉めます。
次逆側のポケット。修正テープを入れたかったのですがもうこの厚みだけでもキツイので、芯ケース。芯は入れ替えずそのまま、ハイユニ。もう限界ですね。これ以上入れるとフォルムが崩れてペンケースが変形します。
これでどうでしょうか。
うん、あまり圧迫感もなく綺麗に閉まりました。これくらいがよさそうですね。
Luddite レザーベンディペンケース MAYA を使用した感想
Luddite レザーベンディペンケース MAYA の良かった点
それではラダイト レザーベンディペンケース MAYAを実際に使用してみてよかった点から。まず見た目がかっこいい。表面の模様はブラウンやナチュラルの方が楽しめるとは思いますが、黒もかっこいいんですよ。この質感やばくないですか?内側も黒の方が汚れが目立ちにくいですし、ゴールドやシルバーの金属が良く映えますからね。
次に質感がいい。個人的にデニム生地のペンケースはあまり好きではないので、外側も内側もオールレザーというのが非常にうれしいです。
このしっとりとした手触り、最高です。
あと、4つのペン差しにはフラップが付いていないので開けてさっと取り出せるというところも個人的にはいいなぁと思います。でもここはデメリットも大きいんですけどね。
そして経年変化を楽しめる。ブラックはわかりにくいかもしれませんが、この革は長く使えば使うほど艶と深みが増してくるのでその辺りも非常に楽しみですね。
Luddite レザーベンディペンケース MAYA のここが気になる
次に気になる点ですが、収納力の少なさ。これは素材の特性上仕方ありません。
このことは商品説明にもしっかりと明記されていますので、購入した方はその辺りは理解した上で買っているとは思います。
社会人だとこれくらいでもいいような気がしますが、学生の方には定番販売の帆布やナイロン素材のベンディペンケースをオススメします。そちらの方が価格もかなり安いですし使い勝手がいいですからね。
それから、このペンケースは気軽には使えません。使用する際に気を使う所が多くて、収納もそうですが、ボタンの位置を確認しながらペンの長さや種類を選ぶ必要がありますし、収納後のペンケースのフォルムだったり、ペンケースを閉じたときのペン同士のクリップが当たって傷が付くので、かみ合わせも考えながら使用する必要があったりと気軽には使えないペンケースですので、その辺りの手間を楽しめるかどうかというところで好みが分かれるペンケースだと思います。
あと、上部にフラップが付いていないのでクリップを掛けていなかったり、クリップが緩いペンだと落ちる可能性がある。よかった点で取り上げましたが、さっとペンを取り
出せるのはいいんですけど、ボタンを締めていても誤ってさかさまにしてしまうと重いペンとかクリップの力が弱いペンだと落ちる可能性がありますので、この辺りも気にしながら使用する必要があります。
それにこちらは革ですので、挟む力が強いクリップのぺんはパッと引き抜くと破れる可能性もありますので、そっとクリップを持ち上げながら引き抜いて下さい。
気になったのはこの辺りです。
-
【ラダイト/LUDDITE】3rd Anniversary ボートペンケースをレビュー web限定
続きを見る
Luddite レザーベンディペンケース MAYA まとめ
- 4周年を迎え、web限定、数量限定で発売
- MAYAレザーをメインにオールレザー仕上げ
- カラバリはナチュラル、ブラウン、ブラックの3色展開
- 4本差し+ファスナーポケットが2つ
- ファスナーはYKK製品
良かった点
- まず見た目がかっこいい
- 質感、手触りがいい
- 開けてさっとペンを取り出せる
- 経年変化を楽しめる
気になる点
- 収納力の少なさ
- 中身選びが難しい
- フラップがついていない
今回はLudditeの4周年web限定、数量限定、レザーベンディペンケース MAYAのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
ラダイトの商品で、オールレザーのものはあまりないので個人的にはとても気に入ってます。この質感と言い手触りと言い、今後職場でもガシガシ使っていきたいと思います。この商品はもう手に入りませんが、いつか革のベンディペンケースの通常販売が開始される可能性もありますので参考にしていただけると嬉しいです。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。