どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのはステッドラーから発売されている万年筆、Triplusをレビューしていきます。
サムネにもあるように、今回の万年筆は三角軸になっているんです。ここはまた使用した感想の項目で使用感などをお伝えしていきますね。本題に入る前に、HEROTVでは新商品から定番や廃盤のペン、木軸や万年筆、ペンケースなんかもメーカーに忖度がない徹底レビューをしていますので、文房具に少しでも興味がある方は是非チャンネル登録をお願い致します。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
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STAEDTLER Triplus474の基本情報
ステッドラーは1835年創業。創業者の祖先にあたるフリードリッヒ・ステッドラーは、実は1662年から鉛筆を製造していたそうです。1908年に初代マルスヘッドがロゴとして登場。その後ロゴは進化を続け2001年の7代目が今のロゴとなっています。
1937年に万年筆・特殊ペン工場を開設し万年筆の製造を開始。1974年には日本にも系列会社を設立。その後みなさんお馴染みの925 25シリーズが発売されたのは1990年です。ステッドラーは何世紀にもわたり販売と製造に携わり、その技術と経験を活かし世界トップクラスの文具メーカーとなりました。
そんなステッドラーから発売されているのが今回ご紹介する万年筆、Triplus 474。購入時はこのようなパッケージに入って届きました。こちらの商品は、世界三大デザイン賞の一つ、RedDot Design Award 2021を受賞した万年筆となっております。それでは開封していきます。
中は段ボールがくり抜かれて作られているんですね、とてもしっかりホールドされています。カートリッジが1本付属しています。こちらがSTAEDTLER Triplus 474になります。
価格は税込み3780円。
字幅はFとMの2種類がラインナップされていて、カラバリは、アンティークアンスラサイト、ラディアントローズ、グロリアスゴールド、ロアリングレッドの4色展開。僕はグロリアスゴールドを購入しました。
軸は金属製。冒頭にも触れましたが、こちらは人間工学に基づいた三角軸となっております。
リング部には、ステッドラーとロゴが刻印されています。尻軸もシルバーのメッキが施されていますね。
クリップは、ステッドラー独特の長方形型。固さは柔らかすぎず硬すぎずといったところです。天冠部には、マルスヘッドがエンボス加工されています。キャップは嵌合式。
キャップを閉めるときの感触がまるで磁石のような感覚で、とても滑らかに閉まります。
ペン先はスチール製。Fの表記と、ここにもマルスヘッドが入っています。重心は、低重心。キャップポストはできません。
STAEDTLER Triplus 474は、全長140mm、質量27g、軸径が11mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
STAEDTLER Triplus474を使用した感想
STAEDTLER Triplus474の良かった点
今回はカートリッジを使用せず、欧州共通規格のエルバンのコンバーターを使用して、ハイカラインキのノスタルジックハニーを使用したいと思います。
思っていたよりもなめらかに書けますね。いやこれいいなぁ。ハイカラインキの色味も綺麗です。
それではよかった点から。まず見た目がかっこいい。やはり金属製は全体的な質感がいいですね。カラーも迷いましたがゴールドで良かったかなと思います。
次に書き心地がいい。なめらか過ぎず、カリカリしすぎず丁度いい。インクフローもいいですし、とても気に入ってます。
あと、キャップの感触が心地いい。僕が所持しているどの万年筆よりも心地いいです。マグネットのように吸い付いて閉まる感触は癖になりますよ。
それからコスパがいい。こちらの商品は輸入になるので、タイミングによっては注文してから届くまで時間がかかることがあるかもしれませんが、この質感とクオリティで4000円出しておつりがくるのは素晴らしいですね。
STAEDTLER Triplus474のここが気になる
次に気になる点ですが、せっかくの三角軸なので、グリップも三角でもよかったかな。人間工学に基づいて作っているのに、この形状を活かしきれてないように感じます。たしかに、グリップを持たずに三角軸を握って書くこともできなくはないですが、ペン先と紙との接地面からグリップ部が遠くなってしまうので書き心地が悪くなりますので、この握り方はあまりお勧めできません。
あと、キャップポスト出来ないこと。僕はあまりキャップポストはしないのですが、普段からする方にとっては気になるところではあると思います。でもキャップポストした居なくても、軸は長めですので、バランスはいいですね。気になったのはこれくらいです。
STAEDTLER Triplus474 まとめ
- RedDot Design Award 2021を受賞
- 箱入り、青のカードリッジ1本付属
- 人間工学に基づいた三角軸の万年筆
- カラバリは、アンティークアンスラサイト、ラディアントローズ、グロリアスゴールド、ロアリングレッドの4色展開
- ペン先はスチール製
- 字幅はFとM
- キャップは嵌合式
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 書き心地がいい
- キャップ開閉の感触が心地いい
- コスパがいい
気になる点
- せっかくの三角軸なので、グリップも三角だとさらにおもしろかった
- キャップポスト出来ない
今回は、STAEDTLER Triplus474 万年筆のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
個人的にステッドラーと言えば、92525もそうですが鉛筆のイメージが強いので、失礼ながら万年筆は正直そこまで期待はしていなかったのですが、めちゃくちゃ気に入りました。お手頃価格の万年筆も世界中に星の数ほどありますが、そのどれも想像以上に書きやすいのはびっくりしています。今後もいろんなお手頃価格の万年筆もレビューしていこうと思います。
それでは今回は以上となります。この動画が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。