クラフトラボ006

ボールペン 文房具

【サクラ クラフトラボ 006】開封&徹底レビュー パイプウッド×ロイヤルネイビー SAKURA craft_lab

どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!

今回ご紹介するペンは、サクラクレパスのサクラ クラフトラボ006。

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それでは商品の方を見ていきます。


YouTube動画


サクラ クラフトラボ006の基本情報

こちらの商品は2021年11月に発売されたものです。僕は11月6日に購入して、1週間以上使用しての徹底レビューとなります。(開封時の動画は購入当日に撮影しています)
最初に言っておきますが、今回の商品は結構高額なものになっておりますので、購入を検討中の方は是非動画を参考にじっくり悩んで購入を決めていただけたらと思います。

サクラ クラフトラボ006は、サクラクレパスから発売されているクラフトラボシリーズの6つ目の新作です。「作るを、デザインする」をコンセプトに、4種類ボディ、4種類のコア、3種類のクリップ、6種類のリフィルを自由に組み合わせられるクラフトラボ初のクラフトペンとなっております。その組み合わせは288通りです。

これ箱なんですが、かなりデカいです。中に各パーツが別々に収納されていますので、この大きさは仕方ないですね。こちらにクラフトラボ001の箱を並べるとどれだけ大きいかお分かりいただけるかと思います。

箱を開けるとこのように、先程も言いましたが各パーツごとに別々に収納されています。こちらがボディ、こちらがコア、こちらがクリップです。あとこちらがリフィルですね。


同じパーツでも種類によって金額が異なるのですが、僕が購入した各パーツの金額のみを先にお伝えしておきます。
ボディ16500円、コア14300円、クリップ2750円、リフィルが220円で、合計が33770円でした。

各パーツの種類ですが、こちらは先日006を購入の際に許可をいただいて店で撮影した写真です。ちょっと真っすぐの角度でも撮影しておけばよかったですね。まずボディは、ロイヤルネイビー、クラシックブラック、アトミックシルバー、アガットグリーンの4種類。ロイヤルネイビーとアガットグリーンはアルミの質感でマットな印象、クラシックブラックとアトミックシルバーはクローム加工で艶がある感じでした。

僕はあらかじめロイヤルネイビーにしようと決めていて、購入の際は実際に店頭で手に取って確認してみると、アガットグリーンが想像してたより色がよかったのでどちらにするか悩みました。

ネット画像では淡い感じだったのですが、実際は結構濃い緑でした。クラシックブラックもツヤツヤで傷が付きやすそうだと思っていたのですが、塗装面が若干柔らかく感じたので、傷が目立ちにくそうだなという印象でした。こちら僕が選択したロイヤルネイビーです。こちらもネット画像とは違い、思っていたよりも色が濃かったです。
ボディのパーツは、胴軸、キャップ、頭冠の3つがセットになっています。

次、コアは、パイプウッド、ブラスゴールド、ニッケルシルバー、タイムレスブラックの4種類。ゴールドとシルバーは艶ありで、ブラックはマット。悩みましたが僕はパイプウッドを選択しました。パイプウッドは木材ですので、同じ柄は存在しません。

もし店頭に買いに行ける方は店によっては在庫を出してくれて、自分が好きな杢を選べるかもしれませんので、じっくり検討してみてください。僕は今の今まで開封せずに持って帰りました。運と言うか、どんな杢が当たったのかなという楽しみもあるかなと思ったので。で今開封してみて、これはいい杢が来たんじゃないかなと思います。瘤かな、何の樹種かは明確にわかりませんが。

コアのパーツはグリップ、口金、ロゴプレートの3つがセットになっています。ロゴプレートは、軸と同じ素材が使われていて、サクラのロゴが立体的に入っています。

次にクリップはゴールド、シルバー、ブラックの3種類です。僕はゴールドをチョイスしました。001とは違い、ゴールドは艶があります。

最後はリフィルです。リフィルは、漆黒、ブラック、ブルーブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラックの6種類
僕はボルドーブラックにしました。
これらのパーツを自分好みに組み合わせて、1本のペンが完成するわけです。


サクラ クラフトラボ006の組み立て方法

それではいよいよ組み合わせていきます。

組み立ては動画で確認していただいた方がとても分かりやすいと思います!

まずは胴軸にグリップを差し込みます。この時グリップの切れ目と胴軸の切れ目が重なるようにしてください。グリップが差し込めたら、リフィルの先にばねを付けて入れます。

次に口金を締めます。口金を締めることでグリップと同軸が固定されます。

この時バネが飛ばないように注意しましょう!

次にキャップにクリップを取り付けます。切込みに合わせるように乗せたら、凹凸が綺麗にハマるように中心にロゴプレートを置き、頭冠を締めます。
これで完成です。

替え芯の交換方法は、キャップを開けて口金を外してばねが飛ばないように注意しながらリフィルを取り出し交換する。この時、口金を緩めたら胴軸とグリップが外れますのでさかさまにしないでください。ペン先を上に向けた状態で交換するのがいいと思います。


替え芯はサクラR-LGB05Aになります。

サクラクラフトラボ006は、全長144mm、質量42.6g、軸径10mmとなっております。

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サクラ クラフトラボ006を使用した感想

それでは実際に文字を書いてみたいと思います。僕がチョイスした替え芯はボルドーブラックですので赤みがかった黒になっています。

持った感じは、思っていたより持ちやすいですね。ここに大きな段差があるのでどうかなと思いましたが、握る部分はここのグリップですので、割と握りやすいです。

想像していたよりも…重心が低いですね。高重心かと思っていましたが実際使用してみると低重心でした。


サクラ クラフトラボ006の良かった点

では、購入から1週間以上使用した感想ですが、まずはよかった点。
ネットで見るよりも実物の方が色が濃くて好みです。こちらボディはロイヤルネイビーで、ネットでは薄めの紫になっているのですが、黒に近い紫。動画ではほぼ黒に見えているのではないでしょうか。アガットグリーンも同じく実物の方がいい色してます。ここはうれしい所でした。
あと質感のよさ。高いだけのことはあって、スーツにも良く映えます。やはりこのクリップがゴールドにしたのも良かったのかもしれませんが。
僕は1週間以上仕事でガシガシ使いました。このリフィルもサクラクレパスこだわりのリフィルで、黒は黒でもそれぞれ色味が違いうのでインクがおしゃれ。とはいえメインは黒ですので職場でも問題なく使えます。

次に良かった点は、様々なパーツを組み合わせるのが楽しい。組み立てるのも簡単ですし、いろんな素材やカラーがあるので、自分好みに組み上げるのはまさに大人の楽しみというか、自分で全ての部品を触るので愛着がわきやすいんですよね。でまた使っていて汚れてきたらばらして掃除する。こういった手間をかける楽しみというものがこのペンにはあります。この辺りは木軸ペンと共通する感覚だと思いました。

でこのロゴプレート、ここに桜のロゴが入っているんですが、ここもポイント高いですね。サクラの形って、かわいいくもあり、シックな印象にも感じられるので、こちらのロゴプレートは軸と同じパイプウッドなんですが、ここもい違うカラーのものを付けるだけでも印象が大きく変わりますよね。ここはとても気に入っている部分です。
あと、キャップをしていても軸が見えるこのボディのスリットもおしゃれで好みです。


サクラ クラフトラボ006のここが気になる

次に気になる点です。
まず価格ですが、とても高いと思います。文房具好きの方でも購入するのは躊躇するレベル、実際に手に取って触ってない方は特にそう感じると思います。
このボディだけで16500円。いい杢の木軸ペンが買えます。コアだけで14300円。同じく木軸ペンが買えてしまう。独自開発のオリジナルパーツがふんだんに使用されているペンですので、コストを考えるとこの価格の高さは仕方ない所ではあると思いますが、にしても高いなと感じました。
あと、パーツを自由に選んで組み立てることはできますが、例えばロゴプレートをゴールドにしたい場合、真鍮のブラスゴールドのコアを丸々購入しないといけないんです。ブラスゴールドだと9900円。

クリップが2750円ですのでクリップとロゴプレートがセットになっていると購入しやすいのになぁ。

ロゴプレートだけの為に9900円はなかなか出せないですよね。もっとユーザーにやさしい価格設定とセットの組み合わせや、パーツの単体販売を考えてほしかったですね。

次に書き心地。良くも悪くも普通かなと思います。
何も問題なくスラスラと書けますが、特に握りやすい、書きやすいといった感想は正直ないです。この価格を考えると、もう少し書き心地、握り心地なんかも明確にこだわりを感じられる設計にしてほしかった。これがボールペンだからよかったですが、シャーペンでこの軸の形状だとすれば、僕は絶対に購入していませんね。

あとキャップですが、固すぎると感じます。片手で開けるのは無理なレベル。もしかしたらずっと使っていくとなじんで楽に開け閉めできるようになるかもしれません。例えばキャップを磁石式にするとかもう少し改良の余地があったような気がします。

2か月以上使用したところ、キャップは大分なじんで当初ほどは固くなくなりました。

また、外したキャップはキャップポストできないことはないんですが、しっかり奥まで入りません。デスクなどに置いておくのがベストです。でも独特な形状から、立てる場合は上向きにしか立ちませんのでこのあたりも参考にしていただけたらと思います。

最後に、こちらのペンの購入方法ですが、僕が調べた時点ではネット販売はわずかにあります。後は指定された店でのみの取り扱いとなりますので、クラフトラボのHPの取扱店舗をご確認の上、来店して実際に手に取ってみて、購入を決めていただけたらなと思います。


サクラ クラフトラボ006 まとめ

  • 2021年11月にサクラクレパスから発売された超高級ボールペン
  • 様々なパーツを自分好みに288通りで組み合わせられる
  • 4種類ボディ、4種類のコア、3種類のクリップ、6種類のリフィルはそれぞれバラ売り

ポイント

  • 見た目、デザイン性がいい
  • 様々なパーツを自分好みに組み合わせられるのが楽しい
  • インクのクオリティが高い

ポイント

  • 価格が高すぎる上にパーツの単体購入ができない
  • 書き心地は普通
  • キャップが固い
  • 取扱店舗が少ない

今回はサクレクレパス、サクラクラフトラボ006のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。僕は筆記具が大好きですので普段から様々なペンを沢山買い続けていますが、こんなに高額なペンはなかなか購入する機会はありません。今回思い切って購入してみたんですが…

正直微妙だなというのが率直な感想です。

お好みで組み合わせを考えて1本を作るのはとても楽しいんですよ。ですがその組み合わせにも縛りがあって、パーツの完全単体購入ができず高額な上に自由に組み合わせられない…なんとも中途半端な感じがします。このペンは「自分好みに組み合わせられる」という部分をメインで売っていると思うのですが、それならそちらに振り切らないと。キャップとロゴプレートもパーツごとに購入できるように、完全単体販売で自由度を上げておかないと売れないのではないでしょうか。

それにやはり3万円を超えるペンですので、もっと根本的な書き心地にも追及してほしかったですね。

悪くないんですよ、悪くはないんですがめちゃくちゃいい!とはならなかった。僕はクラフトラボ001がかなり好きで、どうしてもそちらと比べてしまいます。001はシリーズ最高傑作だと思っていますからね。ここまで高いなら001を軽く超えてもらわないと。個人的にはコスパ面でどうしても納得がいかないペンとなってしまいました。皆様も是非店頭で見かけたら手に取って試してみてください。試してみてどう感じたか感想も是非教えていただければ嬉しいです。

それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。

サクラクラフトラボ公式HP https://craft.lab.craypas.com/

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