どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのはステッドラーの新商品のご紹介です。
サムネにもあるように、今回のペンは2022年の11月に発売した注目の製図用シャーペンになります。詳細は商品の基本情報の項目でお伝えしていきますね。
本題に入る前に、HEROTVでは新商品から定番や廃盤のペン、木軸や万年筆、ペンケースなんかもメーカーに忖度がない徹底レビューをしていますので、文房具に興味がある方はチャンネル登録をお願い致します。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
STAEDTLER HEXAGONAL Ver.0 YouTube動画
いつも応援してくださっている視聴者さんへのお礼
でですね、いつもならこれからメーカーについて紹介していくんですが…
今回は商品を紹介する前にお話しておきたいことがありまして、ステッドラーヘキサゴナルは、什器丸ごと発注をかけた文具店のみが先に入荷できるという売り方になっているんですね、その為店舗によって入荷日が違うわけです。
僕はずいぶん前から文具店で予約は完了していたんですが、発売日直前に12月下旬にならないと入荷できないということを知り、車で1時間圏内の文具店を全て回ったんですが、什器ごと購入している店舗がなくて入手できなかったんです。僕はいつも新商品はできるだけ早くレビューを出せるようにしているのですが、ペンが12月下旬まで手に入らないので動画が出せず、視聴者さんからまだかとメッセージを頂いたので、こういう理由で入手できないとTwitterでつぶやくと、なんと視聴者さんがこちらのペンをプレゼントしてくれたんですね、これ10000本の数量限定モデルですよ?なんという太っ腹!!
「賃貸オーナー」さん、その節は本当にありがとうございました。YouTube頑張ってきてよかったなと感じることが出来ました。最高のクリスマスプレゼントになりました、この場をお借りして再度お礼を言わせていただきます。ずっと大切に使わせていただきますね。
STAEDTLER HEXAGONAL Ver.0 の基本情報
ステッドラー ヘキサゴナルシャープペンシルは、このようなパッケージに入っていました。こちらの中の台紙は、カラバリによって全てデザインが異なります。お馴染みのすりガラスのようにロゴが入ったパッケージ。かっこいいですね。それでは開封していきます。
こちらが、ステッドラー 925 77 ヘキサゴナルシャープペンシルになります。価格は税込み2970円。
ステッドラーがこれまで販売してきた製図用シャーペンは非常に品質が良くデザインもかっこいいですし、こちらの新商品は、「鉛筆メーカーが本気で作ったメカニカルペンシル」といっているように自信作ということがうかがえます。試し書きするのが非常に楽しみです。それでは商品の方を見ていきます。
925 77の芯径は0.5mmのみ。カラバリは、定番色のクリーンブラック、シルキーシルバー、そして限定色のバージョン0の3色展開。
僕は限定色のバージョン0を購入しました。バージョン0は10000本の数量限定となっております。
商品名のHEXAGONALは6角形という意味ですので、その名の通りステッドラーの代表する鉛筆、マルス ルモグラフをイメージした6角形の金属軸。その上からラバー塗装が施されていて、ローレットなどの加工がなくてもどこを握ってもグリップ力を得られます。
軸にはSTAEDTLER HEXAGONAL Mechanical PencilLimited Editionと印刷されています。口金付け根部分は角が取れていますね。
口金は金属製で、直線的。ガイドパイプは4mmです。芯を送り出すチャックは金属製。内部機構はこんな感じ。
クリップにはマルスヘッドのロゴ。硬すぎず、しっかり挟めます。クリップ上部は樹脂製になっていて、ここだけ白でアクセントが効いています。ノックキャップは黒くなっていて、ここも6角形になっていますね。
消しゴムはオレンジのものがついていて、芯のつまりを解消できるクリナーピンはついてません。
ノックキャップ上部には、ステッドラー、リミテッドエディションと印刷されています。
ノックキャップには硬度表示窓が採用されていて、キャップを回転させることで表示を変更することができます。
初期芯はBが入っているそうで、僕はシャーペンはいつもBに入れ替えて使ていたのでこの点、とてもありがたいです。
ノック感は重めで、音も小さいです。重心は、低重心。
ステッドラー 925 77 ヘキサゴナルシャープペンシルは、全長146mm、重さ18.3g、軸径が8.9mmとなっています。それでは実際に書いてみたいと思います。
STAEDTLER HEXAGONAL Ver.0 を使用した感想
STAEDTLER HEXAGONAL Ver.0 の良かった点
うん、書きやすいですね。これはいいですね、ちょっと92535と書き比べてみますね。あー、結構違うな。
それでは925 77を使用してみてよかった点から行きたいと思います。まず見た目がかっこいい。ブラックもよかったんですが、このバージョン0がやっぱりかっこいいですね。マルス ルモグラフのカラーを忠実に再現されています。
次に書き心地がいい。流石ステッドラーといったところですね。
この滑らかな書き心地はカヴェコスペシャルに近いものを感じます。ペン先の視界も良好で、ブレもなく非常に書き心地がいいです。
繊細な線も書きやすく、イラストを描くのにもお勧めできるシャーペンと言えます。
そして、握りやすくて安定した筆記が可能。軸は6角形なんですが、ラバー塗装により滑らない上に角が指にやさしくとても握りやすいです。
あと、重心バランスがいい。18.3gと925 35より2g程重くなっていることから、安定感も増しています。素晴らしい。
それから、書いていて手にクリップが当たらない。僕はクリップが手に当たるとストレスを感じて集中できなくなるので、ここは嬉しい点ですね。
その他、ノックキャップにはOリングが採用されているので、筆記中もカチャカチャ音がしません。素晴らしい。
STAEDTLER HEXAGONAL Ver.0 のここが気になる
次に気になる点ですが、動画冒頭にもお話しましたがペンの売り方の問題。92535を含む什器丸ごと発注でないと文具店は先行販売ができないという売り方には非常に疑問を感じます。もちろんこういった売り方は他のメーカーでもしています。
しかしステッドラーさん、このペン本気で作ったんですよね?抱き合わせのような条件付きの先行出荷なんかでいいんですか?
たしかに素晴らしいペンですのでどんな売り方をしても売れるでしょう。しかし、あまりにもユーザーの目線からかけ離れすぎていませんか?このペンに限らずですが、なぜそんな店とメーカーとの出荷条件にユーザーが振り回されないといけないのか。これは僕は1ユーザーとしてどうしても納得がいかない所です。
それから、付属している消しゴムがかなり緩いです。実際使用することを想定されて作られていないのか、これだけ緩いと使うと取れるのではないでしょうか。
あと、ガイドパイプが折れやすい。ガイドパイプが搭載されている全てのペンにいえることですが、落とすと折れる可能性が高いです。おそらく耐久性よりも書き心地に振り切っていると思うので、落とさないように気を付けて取り扱いましょう。気になったのはこのくらいです。
グラフギア1000との比較対決
では次に恒例の、僕のお気に入りのシャーペン、グラフギア1000との比較対決のコーナーです。
それでは、今回の対決の勝者は…925 77!!
これは機能面ではグラフギア1000の方がよかったのですが…
ガイドパイプが収納できないことを差し引いても非常に優秀なシャーペンだと思います。
ヘキサゴナルはどのカラバリもとてもかっこいいですし、個人的にはこのラバー塗装が施された軸は好みです。どの位置を握ってもピッタリ滑らないですし、なんといってもこの非常に滑らかな書き心地は最高です!
グラフギア1000ももちろんいいですが、925 77はとても書き心地がいいシャーペンです。
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STAEDTLER HEXAGONAL Ver.0 まとめ
- 芯径は0.5mmのみ
- カラバリは、定番色はクリーンブラック、シルキーシルバー、限定色のバージョン0の3色展開
- バージョン0は10000本の数量限定
- 軸は6角形の金属製、その上からラバー塗装
- ガイドパイプは4mm、チャックは金属製
- 初期芯はBが搭載
- オレンジの消しゴム付き、クリナーピンなし
- ノックキャップに硬度表示窓
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 書き心地がいい
- 握りやすくて安定した筆記が可能
- 重心バランスがいい
- 書いていてクリップが手に当たらない
- ノックキャップにはOリングが採用されていてカチャカチャ音がしない
気になる点
- 初期出荷の条件
- 消しゴムが緩い
- ガイドパイプが折れやすい
今回はステッドラーの新商品、925 77 ヘキサゴナルシャープペンシル バージョン0のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
ステッドラーらしい素晴らしいシャーペンに仕上がっていると思います。925 77、とても気に入りました。特に書き心地が最高ですね。これから
積極的に使用していきたいと思います。925 77が気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。