どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのはパイロットの新商品になります。10月からのPILOTの新商品ラッシュはすさまじいですね、最近PILOTの商品ばかり紹介しているような気がします。
サムネにもあるように、今回のペンは2022年11月にPILOTから発売された木軸の多機能ペンになります。実際に使用してみていい所や気になった所は、使用した感想の項目で、自分が感じたまま、正直に解説していきますね。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
PILOT LEGNO 2+1の基本情報
PILOTは1918年に並木製作所として創業。当初は万年筆製造メーカーとして当時から世界各国から注目を集めていました。その後1960年に総合筆記具メーカーへ幅を広げ、ステンレスチップを利用した世界初の0.5mm極細字用のボールペンの製品化や、世界初のキャップのない万年筆の発売、3つの機能が1本になった多機能ペンも世界で初めて
発売するなど短時間で語ることができないほどの数々のヒット商品を生み出し業界を牽引してきた会社です。
そんなPILOTから発売されたのがこちらの商品、レグノ2+1。購入時はこのようなパッケージに入っていました。表と裏に穴が開いていて、軸の雰囲気を確認できるようになっています。
レグノはシリーズ展開されていまして、これまでシャーペンやボールペン、3色ボールペン、多機能ペン等が発売されています。
僕が所持しているのはこちら。今回購入したカジュアルなものとは違い、落ち着いた雰囲気のシャーペンと、3色ボールペンです。
見た目の雰囲気は結構違いますが、同じシリーズの商品です。
『レグノ』は、イタリア語の「森林・材木」という意味の単語「Legno」に由来しています。
軸材に木材を使用し、木の温もりを感じられる筆記具のシリーズなのですが、こちらの軸には、樹脂含浸カバ材が使用されています。
樹脂含浸カバ材とは、木材に圧力釜で樹脂を含ませ、何層にも重ねて熱圧成形した素材です。
一方こちらの軸には、北米産のハードメイプルが使用されています。
実際にはハードメイプルという木はありませんが、メープルの中でも硬度が高いシュガーメープルやブラックメープルなどの事を「ハードメイプル」と呼んでいます。
過去のレグノには、まれに縮杢やバーズアイなどのレアな杢のものがランダムで売っていることがあったので、好きな方は文具店をはしごして探したりしていましたね。今回もそういった杢があるのでしょうか。僕も今回、店頭で購入する際に気にして見てみましたが、そういった杢とは出会えませんでした。それでは開封していきます。
こちらが、レグノ2+1。0.7mmの黒と赤のボールペンと0.5mmのシャーペンが搭載された多機能ペンです。価格は税込み2200円。
実際に手にしてみて感じたのですが、軸が太いですね!
こちらは。杢も複雑な瘤のような妖艶さはないですが、シンプルで美しいです。
カラバリは、モクメ、ブラック、ネイビー、グレーの4色展開。僕は一番気を感じられるナチュラルなモクメを購入しました。
軸にはLEGNO、PILOT JAPANと印刷されています。口金とノック部はマットブラック。また、ノック機構はスライドレバー式となっていまして、非常にスムーズに切り替えが可能です。シャーペンに切り替えた際のノックは、こちらが全体的に沈み込む構造となっています。
クリップは少し硬めでしっかり挟めます。重心は中央付近です。レグノ2+1は、全長148mm、質量19.6g、軸径が14.9mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
PILOT LEGNO 2+1を使用した感想
PILOT LEGNO 2+1の良かった点
初期リフィルは0.7mmのアクロインキ、BVRF-8Fです。まずは黒から。相変わらずなめらかです。次に赤。
カスレもなくとても濃いですね。シャーペンの書き味も悪くないです。
それではレグノ2+1の良かった点から、まず見た目ですが、モダンな雰囲気でおしゃれだなと感じました。これは好き嫌いが分かれると思いますが、画像で見た限りではなんかバランスが悪いような印象を受けましたが、実際に手にすると他のカラーと比べてもやはりこちらのモクメは、着色されていない木そのものということもあって、自然のぬくもりを感じますし、曲線的で愛着が湧きやすいやすいデザインだと感じます。
次に書き心地がいい。やはりアクロインキは僕の中で最高です。この色の濃さとなめらかさはとても心地いいです。
そして、握りやすくて書きやすい。こちらはピュアモルトジェットストリームインサイド4&1です。レグノ2+1はグリップ部がくびれていまして、どちらも同じ13mmとなっています。太軸好きな僕としては握りやすい。
多機能ペンでも細くできる技術があるにもかかわらず、敢えて太くすることでより木を感じられるし安定感のある、書きごたえのある筆記が可能となっています。この太いグリップも好みが分かれると思いますが、このPILOTならではの挑戦が僕はとても好きです。
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それからペン先のブレは最小限に抑えられているのではないでしょうか。ブレが全くないわけでもありませんが、許容範囲内です。
あと、このスライドノックの感触が心地いい。こちらはシャーペンのノックも兼ねて全体が沈み込む構造になっているのですが、ここのくぼみがポイントですね。スライドノックした際に、レバーがくぼみはまり、フラットな状態になるんですよ。
ここが気持ちいいですし、ノック感が非常になめらかです。このあたりが僕の一番のお気に入りポイントですね。
PILOT LEGNO 2+1のここが気になる
次に気になる点ですが、軸のロゴが印刷になっているのは残念でした。印刷だと長く使っているとはがれてくるので、できれば焼印とか、はがれないようにしてほしかったです。気になったのはここだけです。
PILOT レグノ2+1 まとめ
- 軸には北米産のハードメイプルを使用
- 0.7mmの黒と赤のボールペンと0.5mmのシャーペンが搭載
- カラバリは、モクメ、ブラック、ネイビー、グレーの4色展開
- ノック機構はスライドレバー式
- 初期リフィルは0.7mmのアクロインキ、BVRF-8F
良かった点
- モダンでおしゃれ
- とても滑らかな書き心地
- 握りやすくて書きやすい
- ペン先のブレが少ない
- スライドノックの感触が心地いい
気になる点
- 軸のロゴが印刷になっている
今回はPILOTの新商品、レグノ2+1のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか?
やっぱね、今回も改めて思いましたが、PILOTの筆記具は本当に好きですね。ありきたりなものがないというか、開発費を抑えつつその中で毎回新しい挑戦があって、なおかつ完成度も高い。
他の大手メーカーなんかは時間と開発費をある程度かけて、新しい機構なんかを搭載したペンを発売したりするのも凄いとは思いますが、それでも新しさってあまり感じなかったりするんですけど、PILOTは目の付け所が違うんですよね。
今回のレビュー動画作成で、改めてコストを抑えてこれだけの新商品を立て続けに販売できる、PILOTの商品開発力と販促力の凄さを感じられました。恐らくまた近いうちにPILOTの新商品がご紹介できると思いますので楽しみにしていてくださいね。それでは今回は以上となります。
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