どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、伊東屋の多機能ペンになります。
目次
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伊東屋 ROMEO No.4 レザーグリップの基本情報
こちらは銀座伊東屋のオリジナルブランド、ロメオのNo.4、多機能ペンになります。価格は税込み5500円。
伊東屋は1904年に文具店として創業され、1944年に一度廃業、復活後も震災や戦争で2度店が焼けるなどしましたが、文具店だけでなく様々な事業展開をしながら苦労を積み重ねて営業を続けてきた歴史ある会社です。そんな伊東屋が1914年に立ち上げたオリジナルブランド、ロメオから発売されたのがNo.4。過去にボールペンの、ロメオNo.3についても徹底レビューしておりますので、合わせてご覧いただければうれしいです。
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【ロメオNo.3】細軸 イタリアングレーをレビュー 高級ボールペン
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ロメオNo.4は新商品ではなく、すでに多くの方が動画で紹介しているようですが、僕のお気に入りの多機能ペンの一つということと、今後投稿する動画で何度か登場することから単体の動画も出しておきたかったので今回動画を作りました。
まずルックスですが、全体的に落ち着いた雰囲気。マットで大人っぽいデザインですね。軸の素材は真鍮、その上から黒く塗装されています。
軸中央にはロメオのロゴがシルバーで印刷されています。ロメオNo.4はグリップの素材が3種類。カーボングリップ、クロコグリップ、レザーグリップがラインナップされていて、僕はレザーグリップを選択しました。レザーグリップの素材は本革、感触は結構硬めです。
こちらは黒・赤・青の0.7mmのボールペンと0.5mmのシャーペンが搭載されています。3色+シャーペンの多機能ペンにしてはかなりスリムですよね。これはノック機構が振り子式となっていることでこのスマートさを実現することが出来ています。振り子式は、出したい色を上にしてノックすることで出すことができるノック機構です。このリフィルの色の印字が、色のついたものではなく、カラー名とシルバーの楕円で統一されています。
クリップはこちらのレザーグリップのペンのみシルバーになっていて、その他のクロコとカーボンのクリップはブラックになっています。
重心は真ん中あたり。丁度ロゴのところですね。
ロメオNo.4は、全長140mm、質量23.7g、軸径10mmとなっております。それでは実際に書いてみます。
ROMEO No.4 レザーグリップを使用した感想
ROMEO No.4 レザーグリップの良かった点
まずは黒のボールペン。
こちらの初期リフィルは伊東屋オリジナルの0.7mm。2本で330円の品です。
少しかすれますが、書き味は悪くはないです。
赤と青は、どちらかというと鮮やかというよりも暗めですね。シャーペンは、多機能ペンにしてはかなり書きやすいですね。ノック感も悪くないです。
それではまずよかった点から。見た目がシックでかっこいい。こちらのモデルはクリップがシルバーですが、全体的に黒で統一されていてとてもシンプル。振り子式のおかげでボールペン3色+シャーペンなのにもかかわらず細軸ですし、この赤とか青などの表記が、シルバーの楕円が印刷されているところ。ここは好みが分かれると思いますが、個人的にはとても好みです。最初は色の位置を覚える必要があるかもしれませんが数日使っていれば覚えますし、この色の統一感が素敵だなと感じます。
あと、ノック感もとても心地いいですし、何といっても筆記しやすい。口金が小さめですので握った手から紙とペン先の接地面が近いことも理由の一つだと思いますし、ブレが少ないんです。多機能ペンには絶対ブレがあるものなんですが、限りなくそれが抑えられていると感じます。素晴らしいです。その他、こちらは長く使っていれば軸の塗装剥げも徐々に出てくると思います。それは味になってさらにかっこよくなると僕は感じているのですが、クリップがシルバーであることから、他モデルのようにクリップ自体の塗装剥げは感じにくいのではないかと思います。
塗装剥げが気になる方はこのレザークリップモデルの購入をお勧めします。
ROMEO No.4 レザーグリップのここが気になる
次に気になる点ですが、こちら振り子式の宿命、ノック部が長い。スーツの胸ポケットに差していたりすると結構目立つというか、多少の違和感を感じるほど長いです。これが嫌な方にはお勧めできないかもしれません。あと、レザークリップの場合、本革を巻き付けているので、この革のつなぎ目が見えてしまうんですよね。
そんなに目立つものではないんですが、ここも気になる点として挙げさせていただきます。後は伊東屋オリジナルの初期リフィルが少しだけかすれやすい。これくらいかな。
伊東屋 ROMEO No.4 レザーグリップまとめ
- 伊東屋のオリジナルブランド、ロメオから発売された多機能ペン
- 黒、赤、青の0.7mmのボールペンと0.5mmのシャーペン搭載
- ノック機構は振り子ノック式
- グリップの種類はカーボン、レザー、クロコの3種類
ポイント
- 見た目がシックでかっこいい
- ボールペンのカラー表記がシルバーの楕円で統一されているデザイン性を損ねない配慮が素晴らしい
- ノック感が心地いい
- 筆記しやすい
- ペン先のブレが非常に少ない
ポイント
- ノック部が長い
- グリップの革の繋ぎ目が見える
- 初期リフィルが少しだけかすれやすい
こちらのロメオNo.4のリフィルはD1規格となっています。初期リフィルは多少かすれやすいということもあって僕は元々アクロインキが好きなので、普段はアクロインキを入れて使用しています。こちらだと太さも同じで鮮やかさと滑らかさがUPしますのでお勧めいたします。あまりなめらかなリフィルが好きではない方はそのまま純正を使用することをお勧め致します。
今回は銀座伊東屋のオリジナルブランド、ロメオのNo.4、多機能ペンをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。
価格は5500円と少しお高めなのですが、個人的にはとてもお勧めできる多機能ペンとなっております。まだ購入がまだのかたは、この動画を参考にご購入を検討していただければと思います。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。