どうも、YouTubeイラストチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回も、5年以上、仕事やYouTubeでデジタルやアナログのイラストを描き続けている僕が、「イラストを描く」という視点から下書き用の使いやすいシャーペンを求めて画材レビューしていきたいと思います。
今回のシャーペンは、PG-METAL350(サンゴーゼロと読みます)!
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
PG-METAL350の基本情報
PG-METAL350、こちらは0.5mmのものです。今回はブラック軸を購入しました。グラフ1000や、僕がお気に入りのグラフギア1000等の流れをくんだプロ仕様の性能を普段使いできる製図用シャーペンのエントリーモデルとして、2021年5月25日にぺんてるから発売されたばかりの新商品です。
価格は税込み385円。
「軽い筆圧でクッキリ書ける。」がキャッチフレーズで「本当に使いやすいシャーペン」を求めている学生に向けて開発されました。
プロ仕様の性能をそのままに、低価格を実現しています。
やや低重心に設計されており、先金の重さが筆記時にサポートしてくれるため、疲れにくくクッキリ書くことができます。
グリップは金属製、持つ位置により握り心地を調節できるようになっています。ガイドパイプは4mm。ペン先の視界も良好です。
口金は分離式で、芯を送り出すチャックは金属製です。芯の硬度表示窓はありません。
ノック部分に消しゴムはついていますが、クリナーピンはないですね。
PG-METAL350のカラバリは、芯径ごとに異なるので購入の際は注意してください。今後限定色も増えそうですね。
PG-METAL350の質量は、14g。全長は142mm。直径9.68mmとなっています。
PG-METAL350を使用した感想
PG-METAL350の良かった点
PG-METAL350を実際に手に取って使ってみた感想ですが、本当によくできてるなぁと思いました。
この低価格でこのクオリティはすごい。
実際に軽く描いても他の同価格帯のシャーペンと比べても確かにクッキリかける感じはしました。そしてこの低重心!グラフギア1000やスマッシュよりもだいぶ重心は低いですね。
そして、僕がいつも一番気にしているクリップですが、こちらも短めに作られているのでクリップが手に当たらずストレスフリーです!
まだ発売したばかりなので耐久性はわかりませんが、385円で製図用シャーペンの性能を妥協せずそのまま実現し、素材なんかも削れるところはうまく削っていて、間違いなくコスパ最強のシャーペンなのではないでしょうか。
公式で学生向けに作ったと言ってる通り、デザインやカラバリのチョイスがいいですよね。新しい定番シャーペンの座を取りに来たなって感じですね。
PG-METAL350のここが気になる
気になった点は1点、金属部分が多いグラフギア1000はそんなことなかったのですが、PG-METAL350のグリップは若干鉄臭さを感じます。
長時間使用していると、指の臭いを気にしてしまいます。めちゃくちゃ臭いとかそういうのはないです。ほんとに若干です。これ厳しめに言ってますからね。
ここも価格を考えると仕方ない所はありますが、気にはなりました。
PG-METAL350をイラストを描く視点から考える
PG-METAL350でイラストを描いてみた感想は、やはり性能面ではこの価格を考えると、最高クラスだと思います。低重心な上に金属グリップなので安定感が抜群だし、長時間イラストを描いていても疲れにくいですね。
この価格でグリップが金属というだけでもすごいことです。しかも描いていて、がたつきを感じることも全くありませんでした。
文字だけではなく、イラストも描きやすくて、個人的にはお勧めできます。
しかし、疲れにくいとはいえ、軸が少し太めで金属部分が多めなので、スマッシュなどの軽いシャーペンを使い慣れている方にはその分重さを感じやすいかもしれません。
性能がとても優れているので、例えば、シャーペンだけで完結する線画などを描く場合には性能を存分に発揮してくれるでしょう。
ただ、僕がお気に入りのグラフギア1000を上回ったかというと、まだもう少し届かなかったかな。
僕はシャーペンの良し悪しは、素材や価格ではないと思っていて、グラフギア1000より安いシャーペンでも十分勝てるものもあると思っているので今後も公平な比較をしていきたいと思っています。
PG-METAL350 まとめ
今回はぺんてるの新商品、PG-METAL350のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
今回は新商品を試してみましたが、本当に技術がどんどん向上しているのでYouTubeを通していろんなシャーペンと出会えるのはとても楽しいです。
新しい技術はもちろん、古き良きものをどこまで継承するのか、そのバランスでペンの良し悪しは大きく変わるところがおもしろいですよね。
イラストを描いてみて改めて思ったのですが、PG-METAL350は文字を書くのが楽しいシャーペンです。多少筆圧を強めにコツコツ書いても大丈夫だし、とても書き心地がいいシャーペンだなと感じました。
今後もイラスト下書き用の使いやすいシャーペンを追求していきますので、この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。それでは今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。