どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ウッドペンクラフトの商品です。
目次
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Woodpen craft ショートボールペン アンボイナバールの基本情報
ウッドペンクラフトは、木に関する様々な事業を展開するウッドロードという大阪にある会社が立ち上げた、「手作り木軸ペン」のブランドです。ウッドロードでは、毎週100人以上が通う、本格的な木工教室を開講しています。また、手作り木軸ペン専門店をOPENし、営業日は木軸ペンのショッピングや手作り体験を楽しむなど多くの来店客でにぎわっている大阪の人気ブランドです。(※ペンの手作り体験は要予約、コロナの影響で変更の可能性あり)
僕はこれまで、ウッドペンクラフトがBASEでオンライン販売を開始した当初から何本ものペンをYouTubeでご紹介してきましたが、今回はショートボールペンをご紹介したいと思います。
購入時はこのような化粧箱に入って届きました。
今回のおまけのドングリです。かわいいですよね。こちら、形状や樹種はランダムとなっております。今回は桑かな、槐かな?キラキラ輝く樹種です。
お礼の手紙も毎回同封されているのも嬉しいです。
こちらが今回僕が購入した、ウッドペンクラフトのCraft-P03 アンボイナバール ショートになります。価格は税込み18920円。
いやぁ美しいですね!
美しい杢は静止画では伝えられませんので、是非動画をご覧ください!
ウッドペンクラフトでは様々な木軸ペンが販売されていますが、一番人気なのがプレミアムシリーズ。プレミアムシリーズは現段階では、Craft-P01ボールペン、Craft-P02シャーペン、Craft-P03ショートボールペンの3種類がラインナップされています。こちらのショートボールペンは、小ぶりでかわいいサイズ感となっていますね。通常のボールペンはこちら、これだけ違います。
このサイズは、M5手帳にシンデレラフィットするサイズとなっていまして、まさにM5手帳を愛用している方にお勧めのボールペンとなっております。
今回購入した樹種はアンボイナバール。
マメ科のインドカリン属。アンボイナというのは製材元のインドネシア、アンボン島に由来してつけられています。花梨を含むいろんな樹種が混ざっていて、「花梨瘤杢」と断定できないものはアンボイナバールとして販売しているそうです。
ウッドペンクラフトのペンの口金や内部機構は独自開発されたもので、口金は職人により高度な技術で真鍮を100分の1単位の加工精度で削り出されているためペン先のブレがほとんどありません。この口金付け根のリングとクリップは、ラブリーゴールド、シルバーヘアーライン、ピンクゴールド、アンティーク真鍮、アンティーク銀、アンティーク銅、マットブラック、パールホワイトの8種類のカラバリが用意されていますので、購入時にご自身の好みに合わせてコーディネートすることができます。また別で単品購入も可能です。
今回僕はラブリーゴールドを選びました。
ノック機構はノック式。ドイツのクリックメカニズムを採用していて、音とスイッチ感がほとんどない独特のノック感となっております。
ショートボールペンのリフィルは4C規格となっていまして、D1規格のリフィルも使用することができます。初期リフィルはアクロインキ BRFS-10EF 0.5㎜が入っています。
重心は、低重心です。
ウッドペンクラフト Craft-P03 アンボイナバール ショートボールペンは、全長114mm、質量28.5g、軸径が最大13mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
ショートボールペン アンボイナバールを使用した感想
ショートボールペン アンボイナバールの良かった点
なるほど、ショートボールペンも非常にいいですね。滑らかにスラスラかけます。
それではまずよかった点から。見た目がかっこいい。このアンボイナバールの杢が非常に美しいです。こちらは白い部分が大半で、この辺りだけが赤みがある杢になっています。
この白と赤の対比が美しくて一目惚れをして購入しました。
瘤も全体に入っていてえぐいですね。瘤ならではの良さが存分に詰まったペンとなっております。
次に書き心地がいい。この滑りやすそうで滑らずしっかり握れる軸に、重心バランスの良さ、ブレの少ないペン先、アクロインキの滑らかさが相まって究極に近いペンに仕上がっています。
非常に書きやすいです。
あと、初期リフィルがアクロインキというのも嬉しい所です。
その他リフィルは4C規格ですので、いろんな好みの社外リフィルを使えるのもいいですね。
ショートボールペン アンボイナバールのここが気になる
次に気になる点ですが、ペン先のブレが気になる。ブレは少ないことに間違いはないのですが、ボールペンよりもショートボールペンのペン先のブレの方が大きく感じます。もちろん筆記性能を損なうほどのブレではありませんが、ここは気になりました。
ウッドペンクラフトのペンはブレがほぼないイメージでしたので、このショートのペン先のブレには驚きました。一体どうしたのでしょうか?
あと、設計時の対応リフィルの規格なんですが、HP上では4C規格と記載されていました。
4C規格って実はJISが定めた規格ではなく、ゼブラ独自の規格ですのでD1よりもわずかにリフィルの軸径が太いんですね。
先程ペン先のブレに関して触れましたが、実際4C規格をベースに設計しているなら、アクロインキやジェットストリームなどのD1規格のリフィルを入れたときにブレが発生することは納得できます。ですので、書き心地を追求するなら、4C規格(ゼブラのみ)を省いて、D1規格専用設計にした方が更にブレはなくなると思うんですよ。ですのでこれだけブレが発生するのなら個人的にはD1規格で再度考えてくれないかなと感じました。
その他、ショートボールペンはM5手帳にシンデレラフィットということでしたが、全てのM5手帳に合うわけではありません。僕も、M5手帳にピッタリサイズということを聞いてこちらのペンとM5手帳を購入したのですが、残念ながら僕が買ったM5手帳にはこちらのペンは合いませんでした。
確かにこうやって並べると長さもピッタリです。しかし僕のM5は可動式のペンホルダーですので軸径は問題ないのですが、問題はペンホルダーの位置とホルダー自体の長さ。これって手帳によって結構違ってくるんですよ。特に位置とか。
この二つがベストフィットした場合に限りシンデレラフィットと言えると思います。
ですので全てのM5手帳にこちらのペンがフィットするわけではございませんので、M5手帳に合うペンをと考えている方は注意が必要です。商品ページには是非、どの手帳になら合うということを記載していただけるとユーザー側としては非常に助かります。気になったのはこの辺りです。
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Woodpen craft ショートボールペン アンボイナバール まとめ
- シリーズ販売30年を記念して、初代モデルや復刻カラー、スケルトンカラーなど30色を一気に限定発売
- 人間工学に基づいて設計された軸径で、筆記時に肩や腕にかかる筋肉への負担が軽減されたペン
- 芯径は0.5mmのみ
- フレフレ機構搭載
良かった点
- 見た目がかっこいい
- とても滑らかな書き心地
- 初期リフィルがアクロインキ
- 4C規格なので好みの他社リフィルに交換できる
- 経年変化を楽しめる
気になる点
- ペン先のブレが気になる
- 4C規格となっているが、そのせいでブレが発生しているのでは?
- 全てのM5手帳に合うわけではないので注意
今回はウッドペンクラフトのCraft-P03 アンボイナバール ショートボールペンのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
気になった点はいくつかあったものの、ウッドペンクラフトのペンは高品質で美しく、書き心地がいいことに変わりはありません。ショートボールペンはCraft-P01のボールペンより高くなってしまうのでなかなか手を出しにくい所もありますが、手にすればその価値を十分堪能することができます。オンラインショップでは相変わらず発売後即売り切れとなってしまいますが、大阪の専門店に行けば購入することができると思います。行ける方は直接遊びに行ってみてはいかがでしょうか。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願いします。最後までご覧いただきありがとうございました。