どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回は久々に、ウッドペンクラフトのペンを購入しましたのでご紹介させていただきます。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
ウッドペンクラフト CraftP-01 染井吉野 の基本情報
ウッドペンクラフトは、木に関する様々な事業を展開しているウッドロードという会社が立ち上げた木軸ペンブランドです。
木軸ペン専門店としてお店も構えているので、予約をして木軸ペンの手作り体験をすることもできます。
僕はこれまで沢山のウッドペンクラフトのペンを紹介してきたのに未だにお店に遊びに行けてないんですよね…早くいきたいなぁ。
ウッドペンクラフトにはその道のプロ、各分野の最高の職人さん達が集まっています。漫画で例えると「麦わら海賊団」のようなブランドです。皆さんそれぞれが最高の仕事をし、作られるペン1本1本には魂が込められています。それではさっそく今回の商品を見ていきます。
今回は木箱をつけませんでした。クリップには本体に傷がつかないように保護剤が使用されています。
今回のおまけのドングリ、かわいいですね。こちらもだいぶ集まってきました。詳細は動画をご覧ください。
こちらが、ウッドペンクラフト Craft-P01 ボールペン、染井吉野になります。価格は税込み15950円。
染井吉野は以前から何度か出品されていたんですが、こんなに色が白い個体が発売されたのは初めてです。
僕は毎年春になると同じ場所に桜を見に行くんですが、染井吉野には特別な想いを感じていたので、このペンが出品されている画像を見た時に、このペンを絶対に手に入れたいという思いが強くなって我慢できずに購入してしまいました。
染井吉野は、エドヒガンとオオシマザクラの種間雑種。種をつけにくく自然に繁殖できないことから、挿木や接木など人の手で増やす方法でしか生き残ることができません。台木と呼ばれる別の木に増殖したい個体の枝をつなぐことで増やします。枝はギリシャ語で「クローン」という意味。このようにして同じDNAをもつクローン桜の染井吉野が全国で増殖されていきました。
ですので僕が毎年見に行く染井吉野は、このペンと同じ桜ということになるんですね、すごくないですか?
この杢、白くてとても美しいです。ウッドペンクラフトのペンは購入の際に、クリップとリングの色を8種類の中から選べるんですが、やはり桜らしいピンクゴールドを選びました。とてもいい色の組み合わせですね。クリップの硬さは、硬すぎずしっかり挟めます。
ウッドペンクラフトオリジナルの口金は、シャーペンとボールペンで互換性はありません。職人さんが100分の1㎜単位の加工精度で削り出し、完成した今でも究極の書き心地を常に追求していて、穴をあと0.05mm小さくするため日々試行錯誤を繰り返しています。で、先日それが完成したそうで、今後ボールペンには最新の金具がついています。きっとその圧倒的な書き心地の良さに驚くでしょう!
開発費もすごくかかるでしょうが、この常に進化し続ける姿勢にとても共感し、心打たれます。
シャーペンの方ももちろん書き心地が最高です。口金、内部機構は0からオリジナルで作っています。シャーペンはもう完成形といっても過言ではないでしょう。
ボールペンのノック機構は、ドイツのクリックメカニズムを採用。音がほとんどなくノック感も軽いため、僕はこの感覚が病みつきになりました。
このシュッていう感じが好きなんですよね。ノック部が平らで大きめなのでプッシュしやすいのもいいですね。大手メーカーで例えると、カランダッシュとかと同じようなノック感になっています。
リフィルはG2規格。ジェットストリームが入っています。別売りで専用のリフィルアダプターが販売されていますので、それを使用することでD1規格のリフィルを使用することができるようになります。アクロインキが使いたい方にはおすすめです。リフィルを交換する際はクリップもリングも一緒に外れるので、自分が好きな場所に移動することができます。お好みで調整してください。
締めるときはネジに噛まないように正しく締めないとノックできなくなったり、隙間ができて書き心地が悪くなったりしますのでご注意を。
重心は、若干高重心。ウッドペンクラフト craftP-01染井吉野は、全長138mm、重さ30g、軸径が最大12mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
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ウッドペンクラフト CraftP-01 染井吉野 を使用した感想
ウッドペンクラフト CraftP-01 染井吉野 の良かった点
うん、相変わらず書きやすいですね。書いていてクリップは手に当たりますが、気になる方は自分で外すことができるのでそこはお好みで調整できます。
これまでのボールペンは、口金に真鍮を使用されていましたが、現在はステンレスに変更されています。
ペン先には、気にならないほどの僅かなブレがあります。しかし現在は全くブレのないものに変更されているそうです。
それではウッドペンクラフト、染井吉野の良かった点からまとめます。見た目が美しい、書き心地がいい、手触りがいい、ノック感がいい、クリップとリングのカラーを選べる、重心バランスがいい、自分でクリップの場所を動かせる、汎用性の高いG2規格、専用のリフィルアダプターを使えばアクロインキも使える、経年変化を楽しめる。
ウッドペンクラフト CraftP-01 染井吉野 のここが気になる
次に気になる点ですが、高額なので学生の方には敷居が高いかもしれません。
社会人である僕自身もね、とてもポンポン買えるものではないですからね。
しかしこれまで解説してきた内容をお聞きいただければ、この価格設定には納得ができるのではないでしょうか。気になったのはこれくらいです。
ウッドペンクラフト CraftP-01 染井吉野 まとめ
- ノック機構はドイツのクリックメカニズムを採用
- ブレが非常に少ないオリジナルの口金
- クリップ&リングは8色の中から選べる
- リフィルはG2規格
- 初期芯はジェットストリームSXR-600-05
良かった点
- 見た目が美しい
- 書き心地がいい
- 手触りがいい
- ノック感がいい
- クリップとリングのカラーを8種類の中から選べる(単品購入可)
- 重心バランスがいい
- 自分でクリップの場所を動かせる
- リフィルは汎用性の高いG2規格
- 専用のリフィルアダプターを使えばアクロインキも使える
- 経年変化を楽しめる
気になる点
- 高額な為、なかなか手を出しにくい
今回は、ウッドペンクラフトのCraft-P01 染井吉野のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
ウッドペンクラフトは他の木軸ブランドにはない魅力が満載のブランドです。常に最高のペンを求めて追及し、新たな挑戦にもチャレンジし続けています。価格が高額なため、学生の方にとってはなかなか手が出せないかもしれませんが、1本手にしてみればその圧倒的な書き心地の良さに驚くと思います。ウッドペンクラフト、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気にっていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。
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