どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、トンボ鉛筆の新商品のご紹介です。
本題に入る前に、HEROTVでは新商品から定番や廃番のペン、万年筆や木軸、ペンケースなんかもメーカーに忖度がない徹底レビューをしていますので、文房具に興味がある方は是非チャンネル登録をお願い致します。
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それでは商品の方を見ていきます。
YouTube動画
ZOOM C1 の基本情報
今回発売されたのは、ZOOMというトンボ鉛筆を代表するシリーズがあるのですが、そのZOOMシリーズが誕生してから38年目を迎え、新たに3種類のペンが同時発売されました。
実は、今回ZOOMはリブランディングされ、「1本の、美学。」をコンセプトに、トンボ鉛筆から切り離された新たなブランドとして歩んでいくこととなりました。そのため、既存のZOOMシリーズは、「ZOOMクラシック」と呼ばれるようになるそうです。
これまでになかった新しいスタイルのデザインで開発されていくことになるとのことですが、文房具好きのみなさんはもうご覧になったかと思います、僕は今回の商品を初めて見たときは結構衝撃を受けました。確かに今までになかったデザインのペンですよね、早く使ってみたいです。僕は3種類とも購入していますので、他の2種類に関しては別動画で1本ずつレビューしていきます。今回はそのうちの一本、ZOOM C1になります。
商品は、このようなおしゃれな三角柱のパッケージに入って届きました。確かにトンボ鉛筆という表記はありませんね。
それではさっそく開封していきます。こちらがZOOM C1になります。価格は税込み7700円。
見てくださいこのノック部が浮いているような斬新すぎるデザイン。キャッチフレーズは、「空白を、ノックする。」
初めて見た時どうなってるのと驚きました。確かにこのデザインには驚かされましたが、問題は強度や使用感ですよね。
見た目だけになっていないか後ほどじっくり解説していこうと思います。
C1は3種類の中でも一番高額なペンとなります。シャーペンとボールペンがラインナップされていますが、僕はボールペンを購入しました。
ボールペンのカラバリは、サンドシルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色展開。ボール径は0.5mmと0.7mmがラインナップされていて、各ボール系ごとに同一のカラバリが用意されています。僕は0.7mmのフルブラックを購入しました。ZOOM C1は予約が開始されてすぐに売り切れ続出となりましたのでゆっくり選べませんでした。シリーズの中でも今一番手に入りにくいのではないでしょうか。(新発売直後)
軸は中央が膨らんでいるアーモンド形。
軸はなんとジュラルミンです。
ジュラルミンはマグネシウムや銅を含む熱処理型アルミ合金で、強度が非常に高く、よくドラマや映画でお金や精密物を運ぶために使用されるジュラルミンケースとしておなじみの素材です。
表面にはアルマイト加工が施され、耐食性に劣るジュラルミンを強化しています。感触はサラサラしています。軸上部にはZOOMのロゴ。
グリップ部には特に滑り止めなどの加工はありませんが、割と滑らないので安定した筆記ができそうです。
リフィルはこちらの結合部を回すことで取り出せます。初期リフィルはBR-ZK33。こちらも新たに開発された超低粘度油性インクです。
ステンレスチップでボール座が最大102%拡大されて、筆記角度にかかわらずインク吐出量が一定となるようにチューニングされています。
ちなみにZOOM L1リフィルと互換性がありますのでお好みで入れ替えることができます。
次に今回の目玉、クリップ部です。こちらは亜鉛ダイキャストにより製造された素材で折れにくさを追求しているそうで、多少落としても破損しない耐久性くらいは備えているのではないでしょうか。これは実際試すのは怖いので試しませんが。
クリップは下にスライドするようになっているので、ノックするとクリップごと全体がスライドし、ノック部の空洞が埋まるようになっています。とても不思議な感覚ですが、軽快なノック感です。
重心は中央付近。ZOOM C1は、全長143.4mm、重さ21g、軸径が最大16.2mmとなっております。
それでは実際に書いてみたいと思います。
ZOOM C1 を使用した感想
ZOOM C1 の良かった点
あー書きやすい、バランスがいいですね。新開発のインクもとてもなめらかでいいですね、これはジェットストリームに匹敵するかもしれません。
0.7mmで低粘度だとぼたがでやすそうですが、今書いてみた感じだとでてないですね、素晴らしい。
角度による線幅の変化もチェックしてみましょう。(動画でご確認ください)
それではZOOM C1の良かった点からまとめます。見た目がおしゃれで革新的、重心バランスがいい、書き心地がいい、ノック感がいい、新開発のリフィルが素晴らしい。
ZOOM C1 のここが気になる
次に気になった点ですが、書いていてクリップが手に当たるくらいですかね。とはいえクリップは結構短めになっているので、僕みたいにペン先寄りで握る方は当たりません。気になる点ではありますがこの辺りも素晴らしいと思います。
ZOOM C1 まとめ
- ZOOMはリブランディングされ、3本のペンが同時発売
- 浮かんでいるようなノック部のデザインが特徴的
- シャーペンとボールペンがラインナップ
- カラバリは、サンドシルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色展開
- ボール径は0.5mmと0.7mmがラインナップ
- 軸はジュラルミン
- 初期リフィルはBR-ZK33 新開発の油性インク
良かった点
- 見た目がおしゃれで革新的
- 重心バランスがいい
- 書き心地がいい
- ノック感がいい
- 新開発のリフィルが素晴らしい
気になる点
- 書いていてクリップが手に当たる(握る位置による)
今回はトンボ鉛筆の新ブランド、ZOOM C1のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
新しいペンの発売だけでなく、ブランドまで立ち上げてしまうところを見ると、本気度がヒシヒシと伝わってきます。これから先、このコンセプトでペンを出し続けていくのはとても難しいとは思いますが、こうなってくるともう期待せずにいられませんね。全てにおいて新しいZOOM C1、とても素晴らしいペンに仕上がっています。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね。他の2種類のペンについても動画を作りますのでお楽しみに。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。