どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するシャーペンはこちら、プラチナ万年筆のPRO-USE171リミテッドエディション。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
プラチナ万年筆 PRO-USE171 リミテッドエディションの基本情報
こちらは0.5mmの製図用シャーペンになります。
プラチナ万年筆は1919年創業の老舗筆記具メーカーです。名前の通り万年筆の製造メーカーとして創業されましたが今ではプラチナ万年筆といえば、万年筆はもちろん、製図用シャーペンや多機能ペンというイメージですよね。僕はプラチナ万年筆は大手筆記具メーカーの中では1、2位を争うほど好きなメーカーなんです。シャーペンも多機能ペンも数本所持していますが、どれも相性がいいというかかなり好きなんです。
なので今回も発売をとても楽しみにしていました!
こちらは、そんなプラチナ万年筆から2022年の3月に発売されたプロユース171の限定色、ネイビーブルーです。僕は店頭で購入しましたが、このような黒いパッケージとなっております。
171は2017年5月15日に発売されましたが、今回のモデルはその後の2020年に発売されたマットブラックをベースとして作られた限定色になります。カラバリはネイビーブルー、バイオレット、ワインレッドの3色展開で、芯径はそれぞれのカラーで、0.3mmと0.5mmが用意されています。価格は税込み2750円。プロユース171は2つの特徴を持っているのですが、その特徴については商品を見ていきながら順番に解説していきたいと思います。
全体的に金属感を感じますが、軸はABS樹脂にマット塗装を施しています。グリップは黄銅、目が細かく浅いローレット加工が施されていて、しっかり握れて安定した筆記が可能です。口金の形状が独特で、縦溝が入っています。
ここがプロユース171の特徴の一つ、シュノークシステム。どういうものかというと、製図用シャーペンはガイドパイプが4mmと決まっていますが、プロユース171は定規を使用する際は4mm、文字を書く時は短くする等、ユーザーの好みに合わせて口金を回転させることで、ガイドパイプの長さを調節できるようになっています。
2つ目の特徴がこちら、芯のクッション機能のON、OFF。こちらのシャーペンには、筆圧で芯が折れにくくするためにこのようにクッション機能が搭載されています。しかし、そのクッション機能が必要ないという方はグリップを持った状態で、軸を右に回転させるとクッション機能がOFFになって通常の製図用シャーペンの書き味で使用することができます。逆にONにする場合は左回転させてください。軸にイラストが印刷されているのでこちら確認しながら操作可能です。
グリップを左に目いっぱい回転させるとグリップを外せて、内部機構が確認できます。
このバネかなり太いですね!(動画内にてご確認ください)
口金も外せますが、あまり触って壊れると嫌なのでここまでにしておきます。
クリップは鉄製で固めですが、しっかり挟めてクリップ本来の機能もしっかりしています。ノック部はこんな感じ。ノックキャップには縦溝が入っていて、側面には硬度表示窓があり、使用している芯の硬度に合わせて変更することができます。消しゴムはついていますが、芯のつまりを解消するためのクリナーピンはついていません。重心は、低重心です。
プロユース171は、全長144.5mm、質量24.5g、軸径が最大10mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
PRO-USE171 リミテッドエディションを使用した感想
PRO-USE171 リミテッドエディションの良かった点
まずガイドパイプの調整は、4mmにします。やはりペン先が見やすい方がいいですからね。で僕は本来クッション機能は好きではないんですが、まずONの状態で書いてみますね。沈むので自然と柔らかいタッチになります。
次はクッション絹OFFで書きます。うん、やっぱりこちらの方がいいですね。コツコツととても書き心地がいいです。
それではまずは良かった点ですが、カラバリが芯径ごとに用意されている。0.3mmにも0.5mmにも同じ色があるので、芯径によってカラバリが違うペンのように、0.5mmがいいのに0.5mmには自分が好きな色がないみたいな状態にならないのがいいなと思いました。次にプロ仕様ならではのギミックが素晴らしい。このペンのスタンダードは2017年に発売されていますが、同じペンでもお好みに合わせて調節できる特性が、現代にマッチしているなと感じます。あとグリップも握りやすくて書き心地がいい。ローレットも浅めなので、深い溝のものが苦手な方でも握りやすいと思いますし、クッション機能をOFFにするとペン先のブレもなくなめらかな書き心地でいいですね。
PRO-USE171 リミテッドエディションのここが気になる
次に気になる点ですが、書いていてクリップが手に当たるところ。
こういうペンって結構多いのですが、やっぱり僕はクリップが手に当たるのはストレスを感じて筆記に集中できないんですよ、なのでここは気になりました。
あと、この限定色が発表されたときに出たペンの画像と現物では色味が随分違って見えるんです。発売前の画像ではかなりポップで明るめの色に見えたものがあり、別の画像ではダークな色味に見えていたりとどちらの色が本物なのかすごくわかりにくかったです。実物はダークな色味でした。気になったのはこのくらいかな。
PRO-USE171 リミテッドエディションをイラストを描く視点から考える
次はイラストを描く視点から考える。
結論から言うと、プロユース171はイラストを描くのにも向いています。
製図用シャーペンは、線を引いたり図形を描くことに特化されていますので、緻密なイラストを描くのにも当然向いていますし、ペン先の視界も良好。しかもガイドパイプの長さやクッション機能まで好みに合わせて調節できるプロ仕様。このペンがイラストを描くのに向いてないわけがないですよね。まあ唯一クリップの長さだけが気になりますが、それを差し引いてもイラストにもお勧めできるペンと言えます。
PRO-USE171 リミテッドエディションとグラフギア1000の比較対決
では最後に、恒例の僕のお気に入りのシャーペン、グラフギア1000との比較対決ですが、これは非常難しいですね。
難しいので今回は一点一点見ていきますね。まずデザインはどちらもかっこいい。今回の171は色がついているのでまた印象は違いますが、これはこれでいいですよね。
次にグラフギア1000もプロユース171もどちらも製図用シャーペンですので、ペン先の視界がよく、ローレットグリップで握りやすく安定した筆記が可能。
クリップはプロユース171は書いていてクリップが手に当たりますが、グラフギア1000はクリップの先が軸に密着しているので当たりません。ここはグラフギア1000が優勢。
次にプロユース171は書き心地を自分の好みに変えられる機能がありますがグラフギア1000にはそれはない。こちらはプロユース171が優勢ですね。
ガイドパイプを収納できるのはどっちも同じです。あとは質量ですね、プロユース171は24.5gに対して、グラフギア1000は20g。
これらを考慮して考えると今回はグラフギア1000ですね!
もちろんプロユース171も同じくらいのレベルで気に入ってます。どちらも好き。
プラチナ万年筆 PRO-USE171 リミテッドエディション まとめ
- 2020年に発売されたマットブラックをベースとして作られた限定色
- カラバリはネイビーブルー、バイオレット、ワインレッドの3色展開
- 芯径は0.5mmと0.3mm
- シュノークシステムと芯のクッション機能のON、OFF搭載
ポイント
- 見た目がかっこいい
- 芯径ごとに同じカラバリが用意されている
- プロ仕様ならではのギミックが素晴らしい
- 握りやすくて書き心地がいい
- イラストを描くのにも向いている
ポイント
- 発売前の画像と実物との軸色のイメージが異なる
- クリップが手に当たる
今回はプラチナ万年筆のプロユース171リミテッドエディションネイビーブルーのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
やっぱりね、一般的にはあまり使うことはないかもしれませんが、このシュノークシステムとクッション機能の調節ができるというのは、ペン好きの僕からしたらワクワクするところですし、この書き心地の良さはもちろん、最初は戸惑ったダークなカラーリングもいいなと感じました。これから積極的に使っていきたいペンになりました。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧くださりありがとうございました。