どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、文房具好きの方にとっては定番中の定番、C COMPANYのペンケースのご紹介です。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
ルポペンケース の基本情報
購入時はこのような箱に入って届きました。
シーカンパニーといえば、僕は手帳のイメージが非常に強くて、ペンケースが発売されていることなんて文房具のレビュー動画を始めるまでは知らなかったのですが、今から6年前に、とあるドラマにハマってまして、その中でかっこいい手帳が出てきたので気になってその手帳を調べて初めてシーカンパニーというブランドを知ったんです。
このペンケースも気になってはいたんですが、ようやくこちらを購入したのは実は去年なんです。それからまだ1度も使ってないません。僕は動画で紹介したい文房具はできるだけ動画の中で開封してから使い始める、この自分の気持ちの鮮度を大切にしているので、この時をとても楽しみにしていました。中央にシーカンパニーリミテッドと箔押しされています。それでは開封します。
この開封する時が一番テンションが上がりますよね。イタリア・タンナーズ協会の保証書がついています。
おー、かっこいですね。こちらが、シーカンパニーのルポ・ペンケースになります。価格は税込み9900円。
こちらはシーカンパニーのオンラインショップからしか購入できない、しかも再販してもすぐに売り切れる程の大人気のペンケースです。
こちらは「REPOS(ルポ)」というシリーズのペンケースなんですが、みなさんルポペンケースとくっつけて呼ぶのが定着しているようです。
カラバリはブラック、ダークブラウン、ターコイズブルーの3色展開。僕はブラックを購入しました。ルポシリーズは、この他ルポ2やプリモといったペンケースや財布等もラインナップされています。
素材はイタリアンレザー、ステアハイドが使用されています。オスの成牛の革ですね。こちらはクロム鞣しで仕上げられていますので、タンニン鞣しのものよりも耐熱性に優れ、柔らかく弾力のある手触りがいいですね。ここで少し革について解説しようと思うのですが、
先ほど「鞣し」の種類が2つ出てきましたね。タンニン鞣しとクロム鞣し。
こちら、僕が愛用しているダヴィンチ ロロマクラシックなんですが、こちらがタンニン鞣しです。ルポがクロム鞣し。
こちらのタンニン鞣しは、古代エジプト時代から行われている手法で、植物由来の成分を使用されます。革本来の雰囲気を楽しめ香りもよく、使えば使うほ
ど経年変化で色艶が増し味が出てきますが、非常に手間と時間がかかり、鞣すのに数か月を要す上に傷には弱いというデメリットがあります。
一方ルポのクロム鞣し。
「クロム」は、「塩基性硫酸クロム」の略で、薬品に2回漬け込むんですが、メリットは1日で大量生産できて、染色も鮮やかにできるし耐久性、耐熱性に優れてコストも低いというメリットがあります。ただ革らしさがなく、経年変化を楽しめなかったり、薬品には金属が含まれていますので金属アレルギーを持っている方にはあまりお勧めできないというデメリットがあります。
それぞれの良さがあってその特性を活かした使い方をしているんですね。
表面の仕上げは違って、ルポは「しぼ」といってボコボコと立体になっているんですが、どちらも革はステアハイド(成牛の革)です。
ではペンケースに戻ります。サイズは縦55mm、横190mm。僕はこれまで沢山のペンケースを購入してきましたが、その中でもかなりコンパクトなサイズと言えますね。
まずベルトがあって、両側にファスナーポケットが1つずつあります。ベルトも凄く扱いやすいですし、ファスナーはYKK製品でスムーズに稼働します。こちらのペンケースは復刻版ということで、初期モデルよりも取っ手が太く持ちやすく改良されています。
で開くと内側は全色明るいブラウンとなっていまして、1本差しが2か所。閉じた時にクリップがぶつかって傷がつかないようにフラップもあります。…うん、僕には十分な容量ですね。
ペンホルダーの中央にペンなどを差せそうなスペースがあるんですが、ここはペンケースを閉じたときに革が突っ張らないように「ゆとり」を持たせるためのスペースですので、ここにはなにも収納しないようにしましょう。突っ張ると革がダメージを受けるのでペンケースの寿命が縮まります。メーカーさんもそういう使い方をしても保証しないとHPに記載しています。
内側のペンホルダーの真ん中の細い所は、折り曲げる時のゆとりとして作っているもので、本来ペン等を入れることを想定しておりません。
https://www.hot-c.com/fs/ccompany/rps-001
真ん中の細い所にペン等を入れたことによる不具合につきましては、保証の対象外となりますので、ご注意ください。
ルポペンケース の中身を収納していく
では一通り見ていきましたので、いよいよペン等を収納していきたいと思います。容量を考えて、細軸のものをメインに選んでいこうと思います。
ではメインの1本差しからですね。こちらにはよく使うものを差したいので、僕の場合はボールペンとシャーペンを入れていきます。まずはボールペン。
PILOT グランセ。こちらは廃番のペンなんですが、ロジウムコーティングが施された軸とマーブル塗装が美しいツイスト式のボールペンです。リフィルはもちろんアクロインキBRFN-30。とてもお気に入りの一本なので、こちらに差します(動画でご確認ください)。
次はシャーペンですが、ウッドペンクラフト ホンジュラスローズ瘤杢。ウッドペンクラフトは僕が一番好きな手作り木軸ペンブランドです。これまで何度も動画を公開していますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。最高に書きやすい。
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【ホンジュラスローズ瘤杢】ウッドペンクラフトの木軸シャーペンを徹底レビュー
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では次にファスナーポケットいきましょう。まず右側には、Yスタジオ 真鍮定規。これもブラックとゴールドの組み合わせがめちゃくちゃかっこよくてよく使っています。
次は芯ケース。Yスタジオ 芯ケース。ここは揃えてみました。
そして万年筆も一本入れておきたいので、寺西化学工業 ブリランテ。細身でレトロなデザインがかっこいい万年筆です。価格も控えめで書き心地もいいです。こちらも過去にレビュー動画を公開しています。
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【ブリランテ】高コスパでレトロな新作万年筆をレビュー 寺西化学工業
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それから消しゴムですね。消しゴムはMONOゼロメタル。金属クリップがついているペン型の消しゴムです。スマートでかさばらないおで今回はこちらをチョイスしました。
次にに左側ですね。こちらにはもう一本シャーペンを入れたいので、ステッドラー92535 チャコール。2021年モデルですね、書き心地もよくてめっちゃかっこいい。こちらも過去にレビュー動画を出しています。
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【ステッドラー2021】バーガンディ & チャコール 新作レビュー 数量限定モデル
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あと、水性ボールペンも入れておこうかな、サクラクレパス サクラクラフトラボ007。こちらは真鍮とアルミ梨地の組み合わせがかっこいいですよね。こちらも過去にレビューしています。
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【SAKURA craft_lab 007】001のDNAを受け継ぐ高級ボールペンを開封レビュー サクラクラフトラボ007
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最後に多機能ペンも欲しいので、プラチナ万年筆 ダブル4アクションを入れておきます。こちらは廃番となっています。黒、赤、緑のボールペンとシャーペンが搭載。
振り子式でこちらもお気に入りの一本です。では閉じてみます。どうかな?うん、結構膨らみましたが、いいですね。ペンは6本入っています。
ルポペンケース を実際に使用した感想
ルポペンケース の良かった点
それではシーカンパニーのルポペンケースの良かった点からまとめます。見た目がかっこいい、手触りがいい、コンパクトだけど意外と入る、傷がつきにくいフラップ付きの1本差しとファスナーポケットにまとめて入れられて実用的。
ルポペンケース のここが気になる
次に気になる点ですが、ファスナーポケットの内側ですね。こちら鮮やかなブラウンというか、黄色に近い色になっていますので、結構汚れが目立つと思います。
なのでこの中は黒の方がよかったかなと思います。
とはいえ、この明るいカラーの方が中に入れている文房具がよく見えて取り出しやすいかなとは思いましたけどね。長く使う上で汚れの事を考えると黒の方がいいかなと感じました。
気になったのはこれくらいです。
ルポペンケース まとめ
- シーカンパニーのオンラインショップで入荷されたときにのみ購入できる限定品
- 素材はイタリアンレザー、ステアハイドを使用
- カラバリはブラック、ダークブラウン、ターコイズブルーの3色展開
- ファスナーポケットが2つ、ペン差しが2つ採用されているペンケース
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 手触りがいい
- コンパクトだけど意外と入る
- 傷がつきにくいフラップ付きの1本差しとファスナーポケットにまとめて入れられて実用的
気になる点
- ファスナーポケットの内側は黒がよかった
今回はシーカンパニーのルポペンケースのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
シンプルでカッコよくて、実用的なペンケース。とても気に入りました。ビジネスシーンにもぴったりですね。これから愛用していきたいと思います。ペンケースってその時の気分によって色々使い分けるので、ペン同様にいくらあっても足りないんですよね。まだ所持していてご紹介できていないものも沢山ありますので、少しずつレビューしていけたらと思っています。楽しみにしていてくださいね。それでは今回は以上となります。
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