どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、カヴェコの新商品になります。
本題に入る前に、HEROTVではメーカーに忖度のない文房具の徹底レビューを幅広くしておりますので、文房具に興味がある方は是非チャンネル登録をお願い致します。
そしてHEROTVのHEROTVのAmazonストアフロントでは、僕が実際に使用した商品をテーマごとに分けて厳選し、買い物しやすくまとめています。特におすすめのセール情報は随時更新しています。是非フォローしてご利用下さい。※当HPのリンクにはアフィリエイトリンクも含まれます。
HEROTVのAmazonストアフロントはこちら→https://www.amazon.co.jp/shop/herotvstationery
それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
Kaweco Special 0.3mm の基本情報
サムネを見ていただけるとわかるとおり、今回はカヴェコスペシャルの0.3mmが発売されたということで早速ご紹介させていただきます。0.3mmの発売は少し前からうわさでは聞いていたんですが、思ったよりも早かったですね。0.3mmにもついに神シャーペンが来たということで、0.3mm愛好家の方は欲しい方も多いのではないでしょうか。
パッケージはお馴染みの黒のスリーブと、ゴールドの缶ケースです。特に新しいデザインのものではないですね。
それでは開封します。
中には保証書や、ステッカーが入っています。やはりシルバーのカヴェコロゴステッカーはつかなくなったんですね。
こちらが今回ご紹介するシャーペン、カヴェコ スペシャルペンシル 0.3mmです。価格は税込み6050円。
今はまだ数が少ないので、全国の文具店には行き渡っていないと思ます。しばらくすればAmazonなどでも購入できるようになるはずです。
僕はカヴェコの商品は結構買ってるんですが、カヴェコスペシャルに関しては少なめです。ブラックの0.5mmと伊東屋限定の0.5mm、レッドの0.7mm、そして今回のブラック0.3mmを所持しています。できれば0.3mmはブラスが欲しかったんですが、ブラスが出るまではまた時間がかかりそうだったので、今回はブラックにしました。これらは芯径ごとに、後ほど書き比べてみようと思います。
ちょっと気づいたんですが、カヴェコスペシャルの今回の軸の塗装が、少し青みがかっています。僕は塗装の仕様が変わったのかと思っていましたが、これは動画を公開した後にKawecoの国内代理店、プリコの品質管理部の方の話により、軸のアルマイト加工の染色の過程において、どうしても色目のブレは避けられないとの事で、青みがかっているのは個体差であるということが判明しました。
例えば、軸の模様があるペンで、本来美しい模様がおかしかったり、書き心地が悪かったりするわけでもないので個人的にはこれくらいなら許容範囲内です。
1930年代の事務用ペンシルをイメージしてデザインされたレトロ感あふれるおしゃれなシャーペン。相変わらずのかっこよさですね。それでは商品の細かいところを駆け足で見ていきます。
軸はアルミ製。アルマイト加工が施されていて、手触りが良く滑りやすそうに思えてしっかり握れる8角形。商品名と芯径が印刷されていています。
この軸の塗装は長く使っていると剝がれてきていい味が出るんですよね。僕のカヴェコスペシャルはまだそこまで使い込めていなくて艶が出ている程度なんですが、自然にはがれてくるのを待っています。他のペンと一緒にペンケースに入れているとすぐ剥がれてきそうですけどね。
ガイドパイプは2mmとなっていて、筆圧にも強く設計されています。それでは中を見てみましょうか。あれ、口金がはがれずに内部機構が出てきてしまいました。0.5mmはこんなことなかったんですが。芯タンクは樹脂製。芯を送り出すチャックは金属製。口金側とボディ側両方にOリングが採用されていて、ネジが緩みにくくなっています。この辺りの配慮がカヴェコクオリティですね!
カヴェコスペシャルはクリップは別売りとなっていますので、必要な方は別途購入してください。
よく間違えて買っちゃう方もいるかと思いますが、カヴェコスペシャル専用と表記されているクリップを購入してくださいね。
カヴェコスペシャル専用クリップのカラバリは、現時点でシルバーとブラックのみです。ちなみにノックキャップや口金もお高めですが単体購入できます。ノックキャップと口金のカラバリはブラックとゴールドのみ。口金は芯径に注意して購入してくださいね。
ノックキャップは大きめで、ノック感は、あれ?かなりスカスカですね。これはどうしたんでしょうか。0.3mmと芯が細いからこんな物なのかな?0.5mmと比較するとこんな感じです。ノック感は良くないですね。ここも個体差なんでしょうか?
こちらのノックキャップにもガタツキを防止するOリングが採用されていて、この存在がカヴェコスペシャルを「神シャーペン」といわれるまでになった、ペンのクオリティに大きくかかわってくる部分です。以前、別の動画でも何度もお伝えしているんですが、一部の個体にノックキャップとOリングのサイズの不適合による不具合が発生していたんですが、そこもしっかりと改善されています。うん、カチャカチャ音もなりませんし振動もなさそうです。
重心は中央付近。
カヴェコ スペシャルペンシル 0.3mmは、全長140mm、重さ15.4g、軸径が9.8mmとなっております。それではいいよ、他の芯径の物と書き比べてみようと思います。
Kaweco Special 0.3mm を使用した感想
Kaweco Special 0.3mm の良かった点
まずは0.5mmから。相変わらずの書き心地、最高ですね。
最近ではステッドラーのヘキサゴナルもこの書き心地に近いところまで来ていますが、この書き心地に近いものってそうないですからね。
では次に0.7mm。うん、0.5mmとは違った滑らかさを感じます。芯が溶けてなくなるような感覚です、たまらない。
では0.3mmです。あー、やっぱりカヴェコですね。0.3mmのシャープさももちろん感じるんですが、滑らかさもありますね。この書き心地は他の0.3mmでは味わえないんじゃないかな。流石です。(動画にてご確認ください)
それでは、実際に使用してみてカヴェコスペシャル 0.3mmのよかった点からまとめます。見た目がかっこい、書き心地がいい、重心バランスがいい、握りやすく安定した筆記が可能、品質が高い、経年変化を楽しめる、クリップがないのでストレスフリー。
Kaweco Special 0.3mm のここが気になる
続いて気になる点ですが、クリップを付けていないと転がりやすいのと、ノック感が良くない。それから筆圧が強い方には0.3mmはおすすめ出来ません。先程のように芯がボキボキ折れてしまいますからね。
あとは塗装ですね。ここは気になる点とは少し違いますが、塗装が剥がれないように使いたい方にとってはお勧めできないかもしれません。
たまにSNSなんかでも、このペンは高いのに塗装が剥がれるから嫌いとか言っている方もいらっしゃるんですが、そもそも塗装というものは必ず剥がれるものなんですよ。上から色を塗ってるわけですから、剥がれない塗装なんて存在しません。
そういった方には最初から素材自体に着色されている樹脂製のペンをおすすめします。あと無塗装の金属軸、それだと色は剥がれないですからね。気になったのはこれくらいです。
Kaweco Special 0.3mm まとめ
- 新たに芯径のラインナップに0.3mmが追加
- 軸はアルミ製の8角軸
- カラバリはブラックのみ(2023年9月現在)
- 芯径は0.3、0.5、0.7、0.9、2.0mmがラインナップ
- クリップは別売り
良かった点
- 見た目がかっこい
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- 握りやすく安定した筆記が可能
- 品質が高い
- 経年変化を楽しめる
- クリップがないのでストレスフリー
気になる点
- クリップを付けていないと転がりやすい
- ノック感が良くない
- 筆圧が強い方には0.3mmはおすすめできない
今回はカヴェコ スペシャルペンシル 0.3mmのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
0.3mmって海外では一般的ではなくて、カヴェコスペシャルでは発売されないだろうと思っていたんですが、やはり日本での圧倒的な人気がこの0.3mmの発売を実現させたんだと思います。カヴェコは常にユーザーの声を大切にしているメーカーだということはよくわかっていますので、皆さんの熱意は国をまたいでも届くんです。そういうメーカーさんって日本では非常に少ないので、是非国内のメーカーにも見習ってほしいなと思います。カヴェコ スペシャルペンシルの0.3mm、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。