どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ラダイトの新商品になります。
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それでは商品を見ていきます。
YouTube動画
エバードロー の基本情報
ラダイトの商品はペンケースや芯ケース、シャーペンなどをいろいろ購入してレビュー動画も出していました。少し前にはこちらの、ポストドローというシャーペンをご紹介したばかりなのですが、また新たなシャーペンが2024年の5月に発売されました。
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【POST DRAW】ラダイトの新たなシャーペン ポストドロー を徹底解説&レビュー Luddite
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購入時はこのような箱に入っています。こちらはポストドローの時と同じシンプルなデザインの箱ですね。クリアになっていて、中がよく見えます。さっそく開封していきます。
今回ご紹介するのはこちら、ラダイト エバードロー。価格は税込み4950円。
商品リンクは動画の概要欄に貼っておきますね。ポストドローもかっこいいのですが、エバードローのこの金属と木の組み合わせもめちゃくちゃかっこいい。そして思っていたよりも軸が短めですね。こちらは約135mmです。
樹種ですが、ウォールナットとチェリーウッドの2種類がラインナップされていて、どちらもかっこいいので悩みましたが、私はチェリーウッドを購入しました。
これは私の予想ですが、こちらのエバードローはウッドモデルという表記を見た覚えがあります。もしかしたら限定販売か何かで、金属軸も発売されるのではないかと期待しております。他にも、ラダイト公式Xの投稿から8角軸のエバードローの写真も投稿されていましたので、そちらもいつか何らかの形で販売されるかもしれませんね。
こちらのチェリーウッドはその名の通り、サクランボの木です。バラ科の広葉樹。加工がしやすくて家具にも重宝されている樹種です。色味が明るめですが、経年変化で艶と色に深みが出てきます。すべすべしていて非常に手触りがいいですね。
グリップは真鍮製。この西洋の鎧を思わせるような独特なデザインがいいですね。グリップには、握った時に滑らずしっかりと握れるように、スパイラル加工、らせん状にローレットが施されています。溝が細かく入っているので、握っていても痛いということはないですね。グリップもしっかり効いています。
そして、口金とグリップは一体型と思いきや、こちらから外れるようになっています。
接合部は金属同士でぴったりとハマるので、剛性も非常によさそうです。
芯を送り出すチャックは金属製、小さいタイプのものが採用されています。エバードローの芯径は現状0.5mmのみとなっております。この辺りのグリップや口金はオリジナル金具ですね。ペン先には固定式のガイドパイプが採用されています。こちらの長さは3mmとなっております。
木軸ペンって一般的に高価格帯のものが多い印象があるじゃないですか。なのでみなさん木が高いと勘違いされている方が多いと思うんです。
確かに木材の取引自体も以前と比べて高くはなっているんですが、実はごく一部の樹種を除けば、銘木や瘤だったり縮でもペンにする程度の量の木の価格って、そこまで差はありません。なぜそんな印象を受けるかというと、誰にでも大量に安く買える汎用金具に、美しい木の軸を削って組み合わせたペンを高く売っている工房が多いので、あぁ木が高いんだなという印象を受けてしまうんですね。
ではなぜ木軸ペン高いかというと、他には真似できないそれぞれの技や独自の技術だったり、この木の良さを活かしつつ見た目と書き心地にもこだわるオリジナル金具の開発費がペンの価格に乗っているからなんですよ。「職人の技」これは何にも代えがたい非常に価値のあるものです。ですので、オリジナル金具でこの税込4950円という価格を実現しているのはすごくありがたいですね。もちろん個人の工房と企業との開発力の差は大きいので個人の工房がこれを真似ることは難しいのですが、この価格設定は嬉しいです。
クリップは直線的な形状。こちらには商品名が刻印されています。クリップの硬さは、分厚いこともあってか硬めですね。こちらのクリップは横に動かすことができますので、お好きな位置で使用することができます。これも木軸の良さですね。
ノック部はこんな感じ。特に印字や刻印もなくシンプル。消しゴムはついていて、芯のつまりを解消できるクリーナーピンはついていません。ノック感は、カチカチと軽快で、心地いい。(動画にてご確認ください)
重心は、低重心。
ラダイト、エバードローは、全長135mm、重さ22.3g、軸径が9.5mmとなっております。それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
エバードロー を使用した感想
エバードロー の良かった点
これはめちゃくちゃ書き心地がいいですよ!聞いてくださいこのコツコツという音!
久々にこんなにコツコツ×シャーペンに出会った気がします。いやぁ想像以上ですね!
それでは一通り使用しましたので、ラダイト、エバードローの良かった点からまとめます。見た目がかっこいい、書き心地がいい、重心バランスがいい、しっかり握れて安定した筆記が可能、コスパがいい、経年変化を楽しめる。
エバードロー のここが気になる
次に気になる点ですが、筆記の際にクリップが手に当たる。
そして、ノックキャップの軸の隙間を極限まで狭くしておりますので、ノックすると常にノックキャップが擦れる状態になっているんですよ。ですので画像を見ていただけるとわかるように、まだ数回しか使用していないのですが、側面にこれだけ傷がつくんですよ。使っていくうちにさらに傷が増えていくとは思うんですけど、書き心地の良さを考えると仕方ない犠牲なのかもしれません。気になったのはこれくらいです。
エバードロー まとめ
- ラダイトの新作木軸シャーペン
- 樹種はウォールナットとチェリーウッドの2種類
- 芯径は0.5mmのみ
- 真鍮製のスパイラル加工が施されたローレットグリップ採用
- 芯を送り出すチャックは金属製
- ペン先には3mmの固定式ガイドパイプが採用
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- しっかり握れて安定した筆記が可能
- コスパがいい
- 経年変化を楽しめる
気になる点
- 筆記の際にクリップが手に当たる
- ノックすると常にノックキャップが擦れる状態になっている
今回は、ラダイトの新商品、エバードローをご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
ラダイトの商品は使い心地はもちろん、デザインがとてもいいですよね。そしてこの価格設定は嬉しい。
ただ、こちらの商品は動画を公開している2024年の5月時点では、現状在庫がほぼなく手に入れることは困難で、次回出荷が7月末ごろとのことです。
そのころには在庫もある程度数を出せるようですので、それまで動画を参考にじっくりとエバードローの購入を検討していただければと思います。それでは今回は以上となります。
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