どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのはサクラクレパスの新商品になります。
サムネにもあるように、今回のペンは2022年11月5日に発売された、細軸のボールペンになります。どういったペンなのか商品の基本情報の項目じっくり解説していきます。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
SAKURA craft_lab 007の基本情報
サクラクレパスは1921年、日本クレィヨン商会として設立、数ヶ月後には桜クレィヨン商会へと改称。当初はクレヨンや絵の具を製造販売していました。1925年にクレパスを開発、1970年にサクラクレパスへ改称。1982年にふちどりマーカーを開発販売。
ふちどりマーカー!これ子供の頃に周りでめっちゃ流行りました!一体何本親に買ってもらったか…懐かしい。
で、こちらのクラフトラボシリーズが登場したのが2017年。サクラクレパスは、いつの時代も色彩の専門家として教育と文化に貢献してきた歴史ある会社です。
そんなサクラクレパスから発売された新商品がこちらのボールペン、サクラクラフトラボ007です。
購入時はこのような箱に入って届きました。
こちらは001の箱なんですが、同じ大きさになっています。箱には定番だった3角クリップは付属していません。
サクラクラフトラボは、「新しい懐かしいを作る」をテーマに、001から007まで発売されているシリーズなのですが、僕はその中でもクラフトラボ001が一番好きで、通常の真鍮モデルとアルミ軸に変更された数量限定モデルの2本所持しています。その他、3万円以上するクラフトラボ006。こちらも日々愛用しています。これらのペンの詳細に関しては過去に動画を出していますので、そちらをご覧いただければと思います。
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【サクラ クラフトラボ 006】開封&徹底レビュー パイプウッド×ロイヤルネイビー SAKURA craft_lab
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今回ご紹介する007は、僕が大好きな001のDNAを受け継いでいるとのことで、とても期待しています。それでは開封していきます。
こちらが、サクラクラフトラボ007になります。価格は税込み4400円。
カラバリは、ストーミーグレー、セージグリーン、ディジョンイエロー、ミッドナイトブルー、プライムワインの5色展開。僕はプライムワインを購入しました。
ミッドナイトブルーと結構悩んだんですが、001とカラーが被るかなと思ってこちらにしました。
クラフトラボはこれまで基本的には細字のものってなかったのですが、パッと見てわかる通り、細くスマートになっています。
軸アルミ製で化学梨地仕上げ。
化学的に表面に細かな凹凸をつける加工のことで、それによりデザイン性と機能性の向上を図っています。
マットな色合いにもなって非常に落ち着いた雰囲気です。ロゴなどの印字もなく非常にシンプルです。
グリップと口金は一体化していて、こちらは真鍮製の鏡面仕上げ。グリップ部にはローレット加工が施されています。そのため、握ったときに滑りにくくなっているうえに、こちらを回すことでリフィルの出し入れができる回転繰り出し式となっています。
クラフトラボの特徴的なクリップは、中央に穴が開いていて接地面の幅が広いことからしっかりと挟むことができます。
頭冠はこんな感じ。細かい段差が施されていて、細部にわたって拘ったデザインとなっています。中央には桜のロゴ。
初期リフィルはR-LGB05Aのブラックゲルインキ。001や002、006と同じリフィルが使用できます。
重心は中央付近。サクラクラフトラボ007は、全長132mm、重さ24g、軸径が9.5mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
SAKURA craft_lab 007を使用した感想
SAKURA craft_lab 007の良かった点
やっぱり軸が細くなったので大分印象は変わりますね。なるほどこんな感じか。
001も書いてみます。
僕はやっぱり001の軸径の方が好みですね、最高です。もちろん007も素晴らしいですが。
006も書いてみます。これもこれでいいんですよ、ちなみにリフィルの企画は全て同じですが色はすべて違うブラックです。
ではサクラクラフトラボ007を使用した感想、まずは良かった点から。見た目がかっこいい。無駄な装飾は全て取っ払った洗練されたデザイン。
非常にシンプルで落ち着いた雰囲気。このマットな梨地と真鍮の組み合わせも非常に美しいです。
次に書き心地がいい。軽めの筆記でサラサラとかけるしサクラのゲルインキは種類が豊富ですのでお好みの黒を楽しめるのもいいですね。
それからペン先のブレ。こちらもブレが少なくて抑えられているとは思うのですが、001と比較してみると、若干007の方がブレは大きく感じます。若干ですよ。
ちなみに006はブレはありません。ここはキャップ式の強みですね。
あと、経年変化を楽しめる。真鍮は使っていくうちにこの艶々とした輝きはマットで味のあるものへと変化していきます。見た目が更に深みが増してかっこよくなると思いますし、グリップもしやすくなるんですよね。それもまた使っていく上での楽しみです。
SAKURA craft_lab 007のここが気になる
次に気になる点ですが、真鍮のグリップ。真鍮は触れば手に金属臭が付きますのでこの辺りは好みが分かれるところだと思います。
あと、サクラクレパスのゲルインキリフィルの書き味。こちらも非常に好みが分かれるところです。
僕が言っているのはゲルか油性かという所ではなく、リフィルの先、ボールの部分です。
前回の限定モデル001の紹介動画でもお伝えしましたが、すごくカリカリと振動や音が手に伝わってくるので、この書き味が苦手な方も少なくないのではないでしょうか。ペン自体は新しいものがどんどん出ていますが、このリフィルの書き味の改良はしないのでしょうか。インクやペンは素晴らしいものばかりなので、ここがもっとなめらかに改良されたらなと個人的に思います。
リフィルの規格さえ変えなければこれまで発売されてきたクラフトラボシリーズでも使用できますので、その辺り改良されることを切に願います。気になったのはこの2点です。
SAKURA craft_lab 007 まとめ
- サクラクレパスの001から007まで発売されている高級ラインシリーズの最新作
- カラバリは、ストーミーグレー、セージグリーン、ディジョンイエロー、ミッドナイトブルー、プライムワインの5色展開
- グリップは真鍮製、軸はアルミ製
- 初期リフィルはR-LGB05Aのブラックゲルインキ
- 芯径は0.5mm
- 同軸を回転させるタイプの回転繰り出し式
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 書き心地がいい
- ペン先のブレが少ない
- 経年変化を楽しめる
気になる点
- グリップを触ると手に金属臭がつく
- 書き味がカリカリしていて指に振動が伝わる
今回はサクラクレパスの新商品、サクラクラフトラボ007のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
今回もサクラクレパスらしい素晴らしいペンに仕上がっていました。やはり僕の中では001が最高ですが、こちらの007もとても気に入りました。これからどんどん使っていきたいと思います。
ミッドナイトブルーのカラーも凄くかっこよかったので、そちらもいずれ購入しようと思います。気になった方は是非、取扱店舗で試し書きして購入を検討いただければと思います。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。
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