どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ラダイトの製図用シャーペンになります。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
LUDDITE TechDraw2 の基本情報
購入時はこのようなパッケージに入って届きました。シンプルなクリアケース。スタイリッシュですね。それでは早速開封していきます。
こちらがラダイト、テックドロー2になります。価格は税込み2530円。
ラダイトは4周年を迎え、限定のペンケースや芯ケースなんかも発売しましたね、僕はペンケースを購入して最近よくこちらを使用しています。質感、手触りがよくてとてもかっこいいです。こちらに関しては過去に動画でレビューしています。
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テックドロー2ということで、前モデルのテックドローと比較しながら違いも見ていこうと思います。
カラバリは、ブラック、シルバーの2色展開。僕はブラックを購入しました。シルバーもレトロで好みの色だったので、今回のレビューの結果次第では欲しいなと思っています。テックドローは0.5mmがシルバーで0.3mmがブラックとなっていたのでカラバリはありませんでした。テックドロー2はオールブラックになっていてかっこいいですね。
価格はテックドローが税込み1760円ですがテックドロー2は2530円となり少しお高くなりました。
軸はアルミ製。まずテックドロー2の方が軸が太くなっていますね。テックドローは軸径が7.4mmとかなりの細軸なのですが、テックドロー2は8.4mm。太軸好きな僕にとってはここは嬉しい変更点です。1mmの違いですが結構パッと見ても太くなったなとわかりますね。全長に関しては同じです。
軸上部には、メーカー名や商品名、芯径が印刷されています。使用されているフォントは同じですが、文字の太さが異なります。
グリップは網目状のローレット加工が施されていて、滑りにくくなっています。溝の深さは浅めで、強く握っても食い込んでくるような感触はありません。グリップは真鍮製。テクドローはシルバーなのに対して、テックドロー2はブラックになっています。ここも個人的に2の方が好きですね。
口金も真鍮製。ペン先に向かうにつれて段階的に細くなっていく形状。テックドローは直線的なのに対して、テックドロー2は丸みを帯びています。こちらのカラーもブラックに変更されています。
芯を送り出すチャックはどうでしょうか。どちらも金属製ですね。
クリップの形状も変更されています。テックドローは上に向かった音に逆方向へ折り曲げられたデザインですが、テックドロー2は最初から下に向かっている形状。硬さは1は柔らかめ、2は硬めで、あまりしなりません。
真鍮製のノックキャップのデザインも一新されています。どちらも硬度表示窓がついていて、回転させると硬度表示の変更が可能です。テックドローは縦溝が入ったダイヤルのようなデザインですが、テックドロー2はつるんとしています。
2のデザインの方がすっきりしていますね、しかも気になったのは、ノックキャップのカチャカチャ音。
1はとてもこの音が気になっていたのですが、2は音が少しだけ小さくなっています。
うーん、改良されて音がなくなった訳では無いんですね。
消しゴムはどちらもついていて、芯のつまりを解消できるクリナーピンは2にはついていません。
重心は、どちらも低重心。サイズの比較はこちらです。旧テックドローは全長143mm、重さ10.2g、軸径7.4mm。テックドロー2は全長143mm、重さ19g、軸径8.4mm。
それでは実際に書いていきたいと思います。
LUDDITE TechDraw2 を使用した感想
LUDDITE TechDraw2 の良かった点
テックドローは0.3mmですので、書き心地はテックドローの限定モデル、花梨瘤0.5mmと比較していこうと思います。こちらに関しては過去に動画でレビューしています。
まずは1から。木軸なので重さに違いがあって通常モデルとは少しバランスが違うかもしれませんが…シャープな書き心地ですね。
次にテックドロー2。
あー、やっぱりバランスが良くなってますね、安定感があります。
1はノックキャップが大きめなのが気になっていたのですが…スッキリしてとてもいい感じになりました。書き心地も1にはあまりなかった滑らかさを感じます。
それではラダイト、テックドロー2の良かった点をまとめます。シンプルでかっこいい、書き心地がいい、重心バランスがいい。
LUDDITE TechDraw2 のここが気になる
次に実際に使用してみて気になった点ですが、書いていて手にあたるクリップが気になるのと、やはりペンを振ったり文字を書いたりしているとカチャカチャ音がするんですよ。
テックドローに関してはノックキャップと軸の隙間が大きくかったのでブレて大きな音がしていましたが、テックドロー2はこな隙間はかなり埋めてきています。
しかし、軸を太くしたことで胴内と芯タンクの隙間がとても大きくなりブレる領域が広がってしまい、書いているとグリップ付近まで振動がビリビリと伝わって来るんですよ。
せっかく新たに作り上げたペンだけあって、ここは非常に残念でなりません。気になったのはこのくらいです。
グラフギア1000との比較対決
次にシャーペン紹介恒例の、僕のお気に入りのシャーペン、グラフギア1000との比較対決のコーナーです。
今回の勝者は…グラフギア1000。
決め手は、グラフギア1000は製図用の弱点でもあるガイドパイプを収納できるギミックがあることと、書き心地。テックドローも書き心地はとてもいいと思います。
音と振動さえもっと抑えられていれば、十分張り合える領域に入ってくると思います。
そもそもラダイトは筆記具がメインのメーカーではないのですが、今回かなり完成度を上げてきていたので驚きました。改善を試みた努力を感じられます。
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LUDDITE TechDraw2 まとめ
- カラバリは、ブラック、シルバーの2色展開
- 芯径は0.3mmと0.5mmがラインナップ
- 真鍮製のグリップはローレット加工
良かった点
- シンプルでかっこいい
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
気になる点
- 書いていて手に当たるクリップ
- カチャカチャ音が改善しきれていない
今回はLUDDITEの製図用シャーペン、TechDraw2のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
TechDraw2はとてもシンプルで見た目もかっこいいですし、書き心地もよく、1より完成度がグッと高まった製図用シャーペンとなっています。TechDraw2、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願いいたします。最後までご覧いただきありがとうございました。