どうも、YouTubeイラストチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回も、5年以上、仕事やYouTubeでデジタルやアナログのイラストを描き続けている僕が、「イラストを描く」という視点から筆記具レビューしていきたいと思います。
今回のシャーペンは、ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション) ノック式!通称ピュアモルト2000。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
uni ピュアモルト2000の特徴
ピュアモルト2000は、UNI三菱鉛筆から発売されている木軸シャーペン、ピュアモルトシリーズの中の1本です。定価は2200円、僕はアマゾンで1373円で購入しました。
ピュアモルトシリーズの木軸は、何十年にもわたりウイスキー樽として使用され役目を終えたオーク材を厳選して削り出したものが、シャーペンの軸として採用されています。
使用されている金属部分はは鏡面仕上げ。見た目はシンプルながら、軸に継ぎ目がなく丸ごと木材となっていますので、木のぬくもりと樽材の重厚感を感じられる1本となっております。
軸の表面はさらっとしていますが、杢目部分はざらざらしています。
口金は分離式で、芯を送り出すチャックは金属製です。ガイドパイプはありません。
軸の形状は、中央に行くほど膨らんでいる独特な形状をしています。
クリップは長めで、ノック部分の形状はこんな感じ。ここにピュアモルトと刻印があります。消しゴムはついていますが、クリナーピンはありません。
重心は真ん中より少し後ろですね。
ピュアモルト2000の質量は22.2g。全長138mm、グリップ付近の直径は17mmとなっております。
ピュアモルト2000を使用した感想
ピュアモルト2000の良かった点
ボールペンなんかは一部木材を使用したものを好んで仕事で使用していて、シャーペンに関しては軸が完全に木のものはあまり所持していませんでしたが最近木軸シャーペンにドはまりして買い漁っていますので、また徐々に紹介していけたらと思います。
いやあ、木軸シャーペンはいいですね!
YouTubeでシャーペンをレビューするようになってから、シャーペンを購入するとき事前にリサーチしてほしいなと思ったものを購入しているのですが、このピュアモルト2000は質感がかなりよさげで、イラストが描きやすそうかどうかはそっちのけで購入を決めました。
文字を描いてみると、製図用シャーペンとはまた違った書き心地を感じられました。
うん、悪くない。
ピュアモルト2000のここが気になる
今回気になる点が多めでした。
まずは長めのクリップです。どうしてもこのクリップが手に当たるのでストレスを感じます。しかしこちらのクリップは取り外せるようにはなっていますのでこの点はクリアできます。
特に気になったのは、書いてるとカチャカチャ音がするところ。これはノック部にあそびがあるのでここが振動して音が鳴っているようです。
そしてこのノック部ですがここがやけにとがっているというか、突起しているのでノックの際に少し痛いです。
あと木軸ペンにしては軽いです。ここは好みの問題でしょうが、僕はある程度重さがあった方が書いている際の安定感も増していいかなと思うのですが、この見た目からのこの軽さは、少し安っぽく感じてしまいました。
ピュアモルト2000をイラストを描く視点から考える
結論から言うとピュアモルト2000は、イラストを描くには不向きです。
もちろん普通に描くことはできますが、やはりマイナスポイントが多かった。見た目がよかったので過剰に期待してしまった所もあるとは思いますけどね。
木軸特有の軸の質感、握り心地、書き心地はなかなかでしたが、やはりイラストを描く上でクリップが手に当たるところ、口金と軸の結合部分の金属が出っ張っていて、指に当たるというのも僕にとってはマイナスです。
イラストの下書きは割と長い時間描くことになるので、上も下も指の位置を気にしながら描くとなると集中力が欠けてしまってうまく描けなくなると思うことから、このシャーペンはイラストにはお勧めしません。
また口金の金属部が長く、グリップ部から口金の先までの距離が長いので、ここは好みが分かれると思います。
しかし筆記具として、普通に文字を描くのには満足できる木軸シャーペンだと思います。なんといってもこの木の質感が気持ちいいです。ウイスキーの樽を使用するというコンセプトも非常に面白いですしね。このシリーズはずっと続いてほしいな。
それでは毎回恒例の、僕のお気に入りのグラフギア1000との対決ですが、勝者はやはりグラフギア1000ですね。ピュアモルト2000は見た目の質感はとてもいいし僕は好きな
シャーペンではあるんですけどね。
イラストを描くのには、緻密な線、滑らかな曲線、正確な直線など、ペンを色んな角度に倒して描いたりするので、やはりイラストに向いているシャーペンって限ら
れてくると思うんです。でも普通に文字を書くためだけにチョイスするなら、書いていて楽しかったり、ペンの手触りだったり、多少欠点があってもそれも含めて自分が気に入ったものは長く愛用すると思うんです。そういうシャーペンに出会えたら最高ですよね。
uni ピュアモルト2000 まとめ
今回は三菱鉛筆のピュアモルト2000 0.5mmのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
僕の動画のコンセプトとしては、シャーペンに関してはイラストを描きやすいかどうか、グラフギア1000と比べてどうかということもやっていますが、その根底は、文房具好きがいろんな素晴らしいシャーペンを紹介するというところでもありますので、今後もいろんなシャーペンを試してみて、皆さんにお伝えしていければなと思っています。
それでは今回は以上です。この動画&記事が気に入っていただけましたらチャンネル登録お願い致します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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