どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するペンは、ペリカンのボールペンになります。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
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PELIKAN スーベレーン特別生産品 K605トータスシェルブラックの基本情報
ペリカンは1832年ドイツのハノーファーに絵具とインク工場として設立。1879年に商標登録し、1929年から筆記具の製造を開始。ペリカンの万年筆は世界で認められ今では不動の人気と知名度を誇ります。現在はスイスに本拠地を置きオフィス用品の製造販売をメインとしています。
そんなペリカンから発売されているのが今回ご紹介するボールペン、PELIKAN スーベレーン特別生産品 K605トータスシェルブラック。こちらは2022年の6月に発売された150本のみの生産販売のボールペンになります。同時発売で万年筆もラインナップされていますが、そちらは450本の限定生産となっております。
購入時はこのような箱に入っていました。蓋はシャンパンゴールドで美しく、箱下半分は木目調になっていて特別感がありますね。それでは早速開封していきます。
内容物はボールペンなので、本体と保証書ですね。でこちらがスーベレーン特別生産品 K605トータスシェルブラックです。
これはめちゃくちゃかっこいい!
価格は税込み36300円。
ドイツ語で優れものという意味のスーベレーンはペリカンで人気が非常に高いシリーズです。ですのでラインナップが豊富で、ボールペンやシャーペン、万年筆があり、400番600番800番1000番とシリーズ展開されていて、上に行くほど金額が高くなりサイズが大きくなります。金具がゴールドの型番末尾が0、ロジウムシルバーのものの型番末尾が5となっています。
スーベレーンは毎年、特別生産品と呼ばれる数量限定のものを発売していますが、2022年の第一弾がこちらのトータスシェルブラックになります。こちらは600番シリーズのみとなり、ボールペンと万年筆の2種類がラインナップされています。
スーベレーンの軸の特徴的なデザインは、ボールペンだと軸上部になるのですが、これは圧縮した樹脂を貼っているので模様も幅も均一ではなく、全く同じものは存在しません。すなわち世界で一本だけのペンとなり、高級感と共に特別感を存分に感じることができ、所有欲を満たしてくれます。
こちらはK605と型番末尾が5になっている通り、クリップや口金はロジウムシルバー。ゴールドのものは現状では存在していません。
クリップはくちばし型。少し硬めでしっかり挟めます。天冠には、ペリカン親子のロゴが刻印されています。
ノック機構はツイスト式。軸上部を回転させることでリフィルを出し入れすることができます。ノックは軽めで、収納途中で手を離すとあとは自動で収納されます。
初期リフィルはペリカンの337。
僕はてっきりブルーが入っていると思っていたのですが、ブラックが入っていました。これには驚きました!
それにG2規格ですのでジェットストリームなど他社リフィルに交換することができます。
重心は高重心。しかしバランスが良く持ちやすいです。
PELIKAN 特別生産品 K605は、全長127mm、質量25g、軸径が最大11.5mmとなっております。それでは実際に書いてみます。
ペリカン スーベレーン K605トータスシェルブラックを使用した感想
ペリカン スーベレーン K605トータスシェルブラックの良かった点
いいですね、ノック感も良くて、非常に滑らかです。ペリカンのリフィルは交換する必要がないくらいなめらかですので個人的に結構好きですね。
それでは良かった点から。まず見た目ですよ、これは非常に美しいです。特にこの軸上部、これ本当に樹脂ですかね、まるで螺鈿のような美しさです。
あとこの高級感と特別感、まぁ実際に高級なのですが、これはたまらないですね。
あとノックの感触も軽くて心地いいです。高級なペンでスクリュー型のものは結構ノックの感触が固いものが多いんですけど、僕はやっぱりこんな風に軽いものが好きです。
その他重心バランスもいい。こちらはペン自体が小さめで短いので筆記時のバランスが取りにくいのではないかと不安でしたが、すごく握りやすいです。丁度いい高重心です。
あと初期リフィルも滑らかで書きやすい。ジェットストリームと比べると色は薄めでかすれることもありますが、わざわざ他社リフィルに交換しなくても十分なめらかで書きやすいリフィルです。しかも黒が入っていることが僕にとってはプラスポイントでした。
でね、こちらのK605は購入前から小さめのサイズだということはわかっていたんですが…
最初見たときは自分の想像以上に小さかったのでがっかりしたんですよ。
まあ結果的にこのサイズで良かったんですけど、どのくらいのサイズ感かというと…
こちらはサクラクラフトラボ001なのですが、これ結構コンパクトなサイズ感で見た目もかっこいいので結構使っているんですよ。夏は仕事でジャケットはあまり羽織らないので、Yシャツで過ごすことが多いんです。Yシャツの胸ポケットって結構浅いので普通サイズのボールペンを差していても、奥までささらないので動いてると落ちることがあるんですね。なのでこのクラフトラボ001だと丁度いい感じにさせるのですが、こちらのペンよりもK605の方が更に短いんです。
夏場は001ばかり使用頻度が偏ってるので、丁度短かくてかっこいいペンも探していたんですよ。そこにこちらのペリカンが思わぬ形でやってきてくれて、重さも軽いこともあって、Yシャツの胸ポケットにピッタリのサイズ感です!これからはこちらのK605をメインに使っていくと思います。
良かった点がかなり多くて、もう僕が所持しているボールペンのお気に入り上位に一瞬で食い込んでくるほど気に入ってます。本当に素晴らしい。
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ペリカン スーベレーン K605トータスシェルブラックのここが気になる
次に気になる点ですが、書いていて手に当たるクリップにストレスを感じる。こういったペンってほんとうに多いんですが、やはりクリップを機能させようとすればどうしても長くなりますし、ただでさえ短めのペンですからね。デザイン的な観点からしても仕方ない所はありますが、やはり書いている時は気になります。
あと、K605トータスシェルブラックは手帳やメモにさっと取り出して描くにはちょうどいいですが、ノートなどにじっくり書くときはこのサイズ感と軸の細さに物足りなさを感じます。また800番が発売されれば万年筆とボールペン、両方が欲しいですね。
あと、冒頭の基本情報でお伝えしたのですが、この軸のデザイン。こちらがいつからか少し変更されています。樹脂と樹脂の隙間は中が見えるようにスケルトンになっていたのですが、その部分は正確な間隔で黒いラインが入っていて中が見えなくなっています。ですので過去モデルのような独特な風合いというか特別感が少し薄れてしまったような気がします。
最後に、ペン先のブレ。これが結構ブレます。筆記性能が落ちるとまではいきませんが、この価格帯から考えてもっと口金の隙間の精度を出すべきかと思います。リフィルにセロハンテープを巻けばガタツキは消すことはできますが、ここは非常に残念でした。
PELIKAN スーベレーン特別生産品 K605トータスシェルブラック まとめ
- 150本のみの特別生産品
- トータスシェルブラックは600番シリーズのみで、ボールペンと万年筆がラインナップ
- ノック機構はツイスト式
- 初期リフィルはペリカン337のブラック
ポイント
- 非常に美しいデザイン
- ノックの感触が軽くて心地いい
- 重心バランスがいい
- 初期リフィルはなめらかで書きやすい
- Yシャツのポケットにピッタリのサイズ
ポイント
- 高額
- 書いていてクリップが手に当たる
- 場面によっては物足りなさを感じるサイズ感
- 軸デザインの変更が残念
- ペン先のガタツキが大きい
今回はペリカン スーベレーン特別生産品 K605トータスシェルブラックのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
このトータスシェルブラックは派手さはありませんが過去の特別生産品の中でもかなり人気がありそうです。こちらは150本のみの特別生産品なので入手困難ではありますが、まだ追加生産の可能性は十分あります。
というのも過去にも人気やニーズに合わせて追加生産されるシリーズがありましたので、これはあくまでも予想ですが追加生産あるのではないかなと思ってます。現在も過去の特別生産品が売られたりしていますからね。気になる方はアマゾンやペリカンの取扱店などのSNSなどをこまめにチェックすることをお勧めします。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します、最後までご覧いただきありがとうございました。