どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回の新商品は、前回に引き続きZEBRA様よりご提供いただきました。この度は誠にありがとうございます。今回ご紹介するのは、ブレンの新商品になります。
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それでは商品を見ていきます。
YouTube動画
ブレン4+S の基本情報
ブレンは2018年に初登場、ペン先のブレをなくすことで筆記時のストレスフリーを実現した、ゼブラ独自機構の「ブレンシステム」が搭載された単色ボールペンを筆頭に、累計販売本数5000万本を突破したシリーズです。またその独特なデザインは、デザインオフィススタジオnendoと協業して設計されています。
2018年発売、ブレン、単色ボールペン。2020年発売、ブレン3C。3色ボールペン。2021年発売、ブレン2+S。多機能ペン。
そして今回ご紹介するのは、2024年2月29日に発売された、ZEBRA ブレン4+S。価格は税込み1100円。
ブレンシリーズはこれまで数々の賞を受賞してきました。その人気の背景には、学生のみならず社会人の方も文房具へのこだわりを持つ方が増え、厚生労働省の実態調査により、特に社会人女性の52%が毎日職場で使う文具はストレスなく使えるものを求めるとして、ブレンを高く評価していることが挙げられます。
こちらのブレン4+Sには、大きく分けて5つの特徴がございますので、ZEBRA様よりいただいた資料を交えて、基本情報を解説しながら順を追ってご紹介させていただきますね。(資料に関しては動画にてご確認ください)
軸は樹脂製。ボール径やカラーが印刷されたシールが貼られていて、こちらは簡単にはがせます。裏側にはブレンの文字が入っています。
まず一つ目の特徴ですが、軸がスリムになった。ブレン4+Sは、黒、赤、青、緑のボールペンとシャープ機構が搭載された多機能ペンとなっております。
これね、見ていただけるとわかる通り、軸の太さはほとんど変わらないのに、こちらにはボールペン4色とシャープ機構、計5本のリフィルが入っているんですよ。このスリムさ+多機能を実現させるのに約4年半の開発期間を経ているそうです。
こちらは従来品でブレンシリーズではないのですが、2005年に発売されたクリップオンマルチ1000、同じくボールペン4色とシャープ機構、計5本のリフィルが入ってい
るんですが、少し軸がスリムになっています。今回ZEBRA様より資料もいただいておりますので、こちらを見ていただくとわかりやすいと思います。このように、軸の
厚みが薄くなっているんですね。(資料に関しては動画にてご確認ください)
芯径は0.5mmと0.7mmがラインナップされていて、カラバリは芯系ごとに異なります。こちらは0.5mmなのですが、0.5mmは黒、パウダーブルー、ココアブラウン、
グレージュ、白の5色展開。0.7mmは黒、ブルーグレー、ミントグリーン、シェルピンク、白の5色展開となっております。
グリップは、これはエラストマーでしょうか。4つの縦溝が入っていて滑らずしっかり握れますが、若干べたつきを感じます。
口金は金属製。丸みを帯びていて、反射の少ないシルバー塗装で仕上げられています。
リフィルはこちらから交換できます。初期リフィルは、ZEBRA NC05、エマルジョンインク。
エマルジョンインクは、本来水と油は混ざりませんが、特殊な配合で油性インクと水性インクを7:3に乳化させたものです。エマルジョンは水中油滴型と油中水滴型に分かれますが、ゼブラのエマルジョンインクは水滴が油に分散した油中水滴型インクとなっていて、水性インクのようなさらさらした書き心地と油性インクのような耐水性と速乾性を併せ持つため、筆圧が弱くても非常になめらかなんです。
2つ目の特徴は、低重心。実はこのペン先付近、内部に重りが入っていて、このような低重心を実現しています。重心バランスがいいですね。
ノック部はこんな感じ。スライドレバー式となっていて、レバー先端でカラーが識別できるようになっています。また指に当たる部分はラバーとなっていて、指に引っ掛かりやすくとてもノックしやすいです。音も静かでノック感も心地いい。クリップの部分がシャープ機構となっていて、そちらをノックすることで芯を出すことができます。
うーん、これはかなりノックしづらいですね。
3つ目の特徴は商品名でもわかる通り、ペン先のブレをなくすゼブラ独自機構のブレンシステムを5機能ペンに応用されていて、リフィルをペン先でホールドするダイレクトタッチと、ノイズフリー設計で、各パーツの隙間をなくしたことから多機能ペンには必ずあるペン先のブレを軽減しています。ブレの度合いは書き心地に大きく影響しますからね。正直、こうやって指で動かすとブレはないとは言えません。こちらの2+Sの方はブレがなかったんですが、今回は若干ブレますね。
とはいえ重要なのは書いた時にどうかということですので、後でじっくり書いてみます。
4つ目の特徴はこのクリップ。これまでのブレンのクリップは、以前投稿しましたブレン2+Sの限定色のレビューでも解説したのですが、従来品のクリップは挟む機能がほぼなく、すっと抜けてしまう。これが改善されました。このように可動式バインダークリップとなりまして、ここがしっかり挟めるようになっています。クリップとしての機能もしっかりしています。
天冠は楕円形となっていて、これまでメーカー名と商品名は印刷だったのですが、刻印に変わっています。
ここも細かいですが、印刷が剥がれることがないのはいいですね。こだわりを感じます。
5つ目の特徴はこちら、消しゴムが搭載された。これまでのシリーズには消しゴムの搭載はありませんでしたが、今回初めてキャップが採用され、こちらを外すことができるようになりました。多機能ペンの消しゴムは実際あまり使う方は多くないかもしれんせんが、まさにこれ一本持っていればすべてが完結する多機能ペンに仕上がっています。ここもこだわってますねー。
ZEBRA ブレン4+Sは、全長144mm、重さ21.6g、軸径が13mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
ブレン4+S を使用した感想
ブレン4+S の良かった点
まずは黒から。なめらかですね。0.5mmとは思えない程、線が細く感じます。次は赤。色はどちらかというと薄めです。次は青。うん、ガタツキはほとんど感じませんね。
次、緑。
他社の多機能ペンでは見かけない独特な色してますね。動画でどれだけ伝わるかわかりませんがこの緑の淡い色好きだなあ。
最後にシャーペン。コツコツ感はないですが、やはりブレは感じません。安心しました。
それでは一通り使用しましたので、ZEBRA ブレン4+Sの良かった点からまとめます。見た目がお洒落、カラバリが豊富、重心バランスがいい、書き心地がいい、滑らず安定した筆記が可能、ノック感がいい、こだわりが詰まっている。
ブレン4+S のここが気になる
次に気になる点ですが、まずシャープ機構がノックしにくい。従来品の2+Sはこのようにノック部の面積が広くなっていてまだノックしやすかったですが、今回は指を置くスペースが狭く硬い為、非常にノックしずらいなと感じました。
あと、グリップに汚れやほこりがつきやすい。ここは仕方ないところではありますが、この辺りが気になりました。
ブレン4+S まとめ
- 黒、赤、青、緑のボールペンとシャープ機構が搭載された多機能ペン
- カラバリは黒、パウダーブルー、ココアブラウン、グレージュ、白の5色展開(ボール径によって異なる)
- ボール径は0.5mmと0.7mmがラインナップ
- ブレンシステム搭載
- 初期リフィルは、ZEBRA NC05、エマルジョンインク
良かった点
- 見た目がお洒落
- カラバリが豊富
- 重心バランスがいい
- 書き心地がいい
- 滑らず安定した筆記が可能
- ノック感がいい
- こだわりが詰まっている
気になる点
- シャープ機構がノックしにくい
- グリップに汚れや埃がつきやすい
今回は、ZEBRA ブレン4+Sをご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
正直ここまで作りこんでいるとは思いませんでした。必ずしも必要ではないんですが、細かなこだわりが沢山詰まっていて、気になる点もあるものの非常によくできた筆記具だと感じました。ブレン4+Sは特に手帳やノートとの相性が抜群、1本のみで完結できる多機能ペンをお探しの方にぴったりの商品です。
ZEBRA ブレン4+S、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。それでは今回は以上となります。
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