Penco マルチペン レビュー|書き心地・剛性感とシャーボXとの違い

【結論】Penco Multi Penは、レトロな金属デザインと実用性を兼ね備えた完成度の高い多機能ペンです。
真鍮製ボディによるしっかりとした質感と、コンパクトで細身のサイズ感が特徴で、手帳用の多機能ペンとして非常に使いやすいモデルに仕上がっています。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

多機能ペンというと、機能を詰め込んだ結果サイズが大きくなりがちなものが多いですが、このペンは全長130mmという比較的コンパクトな設計になっています。そのため携帯性が高く、手帳と一緒に持ち歩く用途に非常に相性が良い一本です。

さらに、初期リフィルの書き心地も非常に良く、ボールペンのインクは濃く滑らかで、シャープ機構の安定感も優秀です。デザイン性だけでなく、筆記具としての基本性能も高いレベルでまとまっています。

ただし、軸径8.5mmという細身の設計のため、太軸ペンが好みの方には少し物足りなく感じる可能性があります。その一方で、細身の金属ペンや手帳用のコンパクトな多機能ペンを探している方にとっては、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。

目次

Penco マルチペンの基本情報

Penco Multi Pen 多機能ペン 外観

Penco Multi Penは、文房具ブランド「Penco」から発売されている多機能ペンです。

このPencoというブランドは、福岡に本社を置く文具メーカー「HIGHTIDE(ハイタイド)」が展開しているブランドで、アメリカンレトロなデザインをテーマにした製品を数多く展開しています。

1994年に設立されたHIGHTIDEは、国内外で人気のある文具メーカーであり、デザイン性の高いプロダクトを数多く生み出しています。その中でもPencoシリーズは、どこか懐かしさを感じるレトロなデザインが特徴で、シンプルで無骨な金属デザインのアイテムが多くのファンに支持されています。

今回紹介するPenco Multi Penも、まさにそのブランドコンセプトを体現したような一本で、シンプルで無機質な金属ボディが印象的な多機能ペンです。

項目内容
商品名Penco Multi Pen
価格税込3080円
メーカーHIGHTIDE
ブランドPenco
機構回転繰り出し式
機能黒ボールペン / 赤ボールペン / シャープ
リフィルD1規格
素材真鍮(マット塗装)
全長130mm
軸径8.5mm
重量19.8g
カラーシルバー / チャコール / アイボリー / ブロンズ

Penco Multi Penは、黒・赤のボールペンとシャープ機構を搭載した3機能ペンです。
ボールペンは0.5mm、シャープ機構も0.5mm仕様になっています。

ボディ素材には真鍮が使用されており、その上からマット塗装が施されています。金属軸らしいしっかりとした質感がありながらも、表面の仕上げによって落ち着いた雰囲気が演出されています。

カラー展開は4種類で、今回紹介しているモデルはシルバーになります。鏡面仕上げではなく、やや光沢のあるシャイン系の塗装になっており、シンプルながら存在感のある外観になっています。

クリップ部分にはPencoのロゴが入っており、装飾はそれだけという非常にミニマルなデザインです。ほぼ金属の棒のようなシンプルさがあり、この無機質な雰囲気こそがこのペンの魅力と言えるでしょう。

使用した感想

Penco Multi Pen 多機能ペン 書き心地チェック

書き心地

まずボールペンの書き心地ですが、非常に滑らかでインクの濃さもしっかりしています。一般的なD1リフィルは細くコンパクトな構造のため書き心地が軽くなりがちなものもありますが、このペンに搭載されているリフィルは非常にバランスが良く、濃く安定した筆記が可能でした。

実際に書いてみると、滑らかさの点ではジェットストリームに匹敵するほどの印象があり、インクの濃さも十分です。黒インクはしっかりとした濃度があり、文字の視認性も高く感じました。

赤インクも同様に濃く、細字ながらしっかりとした発色があるため、チェック用途などでも使いやすいと感じました。

シャープ機構についても、ペン先のブレが少なく安定した書き味です。多機能ペンのシャープ機構はどうしても簡易的な構造になりがちですが、このペンはペン先の安定感があり、実用性の高い仕上がりになっています。

重心バランス

重心はやや高重心寄りの設計です。
ノック機構を持つ多機能ペンではよくある構造ですが、筆記時に極端な違和感を感じるほどではありません。

むしろ重量が約19.8gと適度にあるため、ペン自体の重みで安定した筆記ができる印象があります。

また、全長130mmというコンパクトな設計のため、手帳と組み合わせて使用する場合には非常に扱いやすいサイズ感です。バイブルサイズの手帳やM5手帳との相性も良く、携帯性を重視する方には非常に使いやすいサイズと言えるでしょう。

剛性感

Penco Multi Penは真鍮製のボディを採用しているため、金属軸らしいしっかりとした剛性感があります。

筆記時にボディがたわむような感覚はなく、安定した書き味を感じることができます。また、ペン先のブレも少なく、全体的に精度の高い作りになっている印象です。

多機能ペンの場合、内部に複数の機構が入っているためどうしても構造が複雑になり、ペン先のガタツキが出ることがあります。しかしこのペンではそういった不安定さはほとんど感じませんでした。

真鍮ボディによる剛性感とコンパクトなサイズのバランスが非常に良く、安定した筆記感を実現している多機能ペンと言えるでしょう。

良かった点

Penco Multi Pen 多機能ペン 金属軸

Penco Multi Penの魅力としてまず挙げられるのは、やはりそのデザインです。

シンプルで無機質な金属ボディは非常に存在感があり、レトロな雰囲気を感じさせる外観になっています。装飾がほとんどないミニマルなデザインでありながら、真鍮素材の質感がしっかりと感じられるため、安っぽさはありません。

また、書き心地の良さも大きな魅力です。初期リフィルの完成度が高く、ボールペンのインクは濃く滑らかで、日常筆記でも非常に快適に使用できます。

さらに、手帳と相性の良いサイズ感もこのペンの特徴です。多機能ペンでありながら全長130mmというコンパクト設計になっているため、持ち運びやすく、手帳用ペンとして非常に使いやすいサイズになっています。

グリップ部分の手触りも良く、表面はサラサラしていますが適度に指に吸い付くような感覚があり、乾燥肌の方でも滑りにくい仕上がりになっています。

気になる点

Penco Multi Pen 多機能ペン クリップ

大きな欠点は特に見当たりませんが、あえて挙げるとすれば軸の細さです。

軸径は8.5mmとかなり細身の設計になっているため、太軸のペンが好みの方にとっては少し物足りなく感じる可能性があります。長時間の筆記を想定している場合には、もう少し太い軸のペンの方が安定感があると感じる方もいるかもしれません。

また、クリップはやや硬めの作りになっています。筆記時にはクリップが手に触れる位置になりますが、厚みがそれほどないため、実際に使用してみると大きなストレスには感じませんでした。

他モデルとの比較

LAMY 2000 4色ペンとの違い

LAMY 2000の多機能ペンは、モダンで高級感のあるデザインが特徴のモデルです。樹脂とステンレスを組み合わせたボディで、デザイン性と高級感に優れています。

それに対してPenco Multi Penは、よりシンプルで無骨な金属デザインが特徴です。価格もLAMY 2000より手頃で、カジュアルに使える多機能ペンという位置づけになります。

ゼブラ シャーボX TF12との違い

ゼブラのシャーボXは、リフィルを自由に組み合わせられるカスタマイズ型の多機能ペンです。機能性と自由度の高さが魅力のモデルです。

一方でPenco Multi Penは、機能はシンプルですが、その分デザインとサイズ感に特化した多機能ペンです。特にコンパクトさと金属ボディの雰囲気は、シャーボXとはまた違った魅力があります。

こんな人におすすめ

✅ 向いている人

  • レトロなデザインの文房具が好きな方
  • 金属軸の多機能ペンを使いたい方
  • 手帳と相性の良いコンパクトなペンを探している方
  • シンプルなデザインの文房具が好きな方

❌ 向いていない人

  • 太軸のペンを好む方
  • 長時間筆記を前提としたペンを探している方

総合評価

項目評価
デザイン8/ 10
書き心地8 / 10
剛性感7/ 10
携帯性9 / 10
コスパ8 / 10

総合評価:8.0 / 10

Penco Multi Penは、デザイン性と実用性のバランスが非常に良く、特にコンパクトな多機能ペンとして完成度の高い一本だと感じました。

今回のまとめ

Penco Multi Penは、レトロな金属デザインと実用性を兼ね備えた多機能ペンです。

真鍮ボディによるしっかりとした質感、コンパクトで携帯しやすいサイズ感、そして滑らかな書き心地など、日常筆記に必要な要素がバランスよくまとまっています。

特に手帳と一緒に持ち歩く用途には非常に相性が良く、シンプルで無機質な金属デザインが好きな方には非常におすすめできる一本です。

おすすめ記事

YouTube動画

目次