どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ALVINのシャーペンになります。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
ALVIN Draft-matic の基本情報
購入時はパッケージには入っておらず、裸のまま届きました。こちらが、ALVIN Draft-maticになります。
価格は税込み2500円。こちらは製図用シャーペンです。
ALVINは、1950年創業の製図用品を取り扱っているアメリカのメーカーです。Draft-maticの製造は日本ですが、国内での取り扱いはなさそうなので、逆輸入のような形になります。
カラバリは芯径ごとに異なります。芯径は、0.3、0.5、0.7、0.9mmがラインナップされていて、僕は0.7mmを購入しました。芯径的には0.5mmが欲しかったのですが、この軸の色が気に入ったので今回はこちらにしました。この鮮やかな青は好みです。
軸は樹脂製、芯径と商品名が印刷されています。グリップは金属製、深めのローレット加工が施されていて指の引っ掛かりはかなり強めですので滑らずしっかり握れます。
ペン先は固定式のガイドパイプ。そして、筆圧をかけると芯が沈み込んで折れるのを防いでくれるクッション機構が搭載されています。
こちらは以前ご紹介しました同メーカーのDraft-Tec Retracになります。こちらはダブルノック式のシャーペンとなっていまして、お好みで、固定式とダブルノック式から選ぶことができます。僕はこちらのDraft-Tecもとても気に入って使ってます。
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【ALVIN】Draft-Tec Retrac ダブルノック式のシャーペンを徹底レビュー
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では内部機構を見てみます。グリップはこちらから外れます。こちらには大きなバネが入っていますね。芯を送り出すチャックは金属製です。
クリップは直線的なデザイン、ALVINのロゴが入っています。硬さは、普通くらいですね。こちらには、Draft-Tecにはなかった硬度表示窓が搭載されていて回転させることで表示を変更可能です。
ノック部はこんな感じ。Draft-maticはノック式で、ノック感は軽快です。消しゴムはついていて、芯の詰まりを解消できるクリーナーピンはついていません。
実はこのペンに似ているものっていくつかあるんですが、以前ご紹介しましたサクラクレパスの製図用シャーペンXS-305もそのうちの一つです。
細かい違いは色々あるんですがかなり似ているので、これらは恐らく中身はOEMなんだろうなと感じています。クッション機構もどちらも搭載されていますしね。
重心は、低重心。ALVIN Draft-maticは、全長143mm、重さ19.6g、軸径が4mmとなっております。それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
ALVIN Draft-matic を使用した感想
ALVIN Draft-matic の良かった点
うん、書き心地はいいですね。0.7mmならではのなめらかさも感じられます。
でもこの音、わかりますか?カチャカチャ聞こえますよね?(動画にてご確認ください)
これはノック部と軸の隙間が大きく、ノックキャップがぶれている音です。隙間が大きければ大きいほど音が大きく、振動がペン先に伝わって書き心地が悪くなるんですが、このペンに関しては音だけですね。普通に使っていると音も気になりませんが、強く殴り書きするような使い方をすると少し感じる程度です。筆記には影響ありません。こうやって音はしていても筆記に影響がないペンもありますので、音がするからといって必ずしも書き心地が悪いわけではないんです。このあたりは実際に使ってみないとわからない微妙な部分なんですよね。この違いもしっかりとお伝えしていかないといけない部分ですね。
それでは、ALVIN Draft-maticの良かった点からまとめます。見た目がシンプルでおしゃれ、書き心地がいい、重心バランスがいい、滑らず安定した筆記が可能。
ALVIN Draft-matic のここが気になる
次に気になる点ですが、まずカラバリです。芯径ごとに異なるのではなく、どの芯径でも4色ほしかった。僕はこの鮮やかなブルーが気に入ったので、この色で0.5mmを
使いたかったと感じました。
そして硬度表示窓。このように窓側が回って表示を切り替えるシャーペン手結構あるんですが、個人的には窓側ではなく中が回転するように作って欲しいですね。
窓が回るということは、表示される位置が変わるということなんですよ。硬度表示窓って何のためについているかというと、このペンでどの芯の硬度を使っているか確認するためについているので、その確認できる窓がペンの裏側にあったら見にくくないですか?常に持ってすぐ確認できる位置に窓はあるべきだと思うので、窓ではなく中を回転させるべきだと思います。しかもこのペンは定価が2500円ですので、その辺りにもコストがかかっていてもいいかなと思います。
あと、ノックキャップの音が気になる。
Draft-maticは筆記振動はないし書き心地もいいものの、そもそも製図用シャーペンでノックキャップにこれだけ隙間があって音がするものは、ハッキリ言ってダメだと思います。
製図用シャーペンはもっと精密じゃないといけませんからね。これが一般筆記用として売られているのなら全然許容範囲内ですが、製図用として考えると僕はお勧めできません。気になったのはこれくらいです。
ALVIN Draft-matic まとめ
- カラバリは、芯径ごとに異なる
- 芯径は、0.3、0.5、0.7、0.9mmがラインナップ
- クッション機構搭載
- ローレットグリップ
良かった点
- 見た目がシンプルでおしゃれ
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- 滑らず安定した筆記が可能
気になる点
- どの芯径でも4色カラバリがほしかった
- ノックキャップの音が気になる
- 硬度表示窓は外側ではなく内側が回転するようにしてほしい
今回は、ALVINの製図用シャーペン、Draft-matic 0.7mmのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
全体的なバランスも良く、書き心地もいいシャーペンですので一般筆記用に使用する分には学生の方にもお勧めできるシャーペンだといえます。このカラーとかも気に入ってます。僕はペンケースなんかとの愛称を考えながらこれから使っていきたいなと思ってます。割と好きなシャーペンですね。ただ先ほども言いましたが、製図用シャーペンとしては、ノックキャップのガタツキを考えるとオススメしません。ALVIN Draft-matic、気になった方は是非チェックしてみて下さいね。
それでは今回は以上となります。
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