どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、オートの多機能ペンになります。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
OHTO MULTI B 2+1の基本情報
今回ご紹介するのはこちら、オート MULTI B 2+1。こちらは0.7mmの赤と黒のボールペンと0.5mmのシャーペンを搭載した多機能ペンとなっております。
価格は税抜き2200円。
まずはオートという会社について簡単にご紹介させていただきます。オートは1919年創業。文具の製造販売やギフト・ノベルティー商品の企画提案、販売などをする会社です。1949年、鉛筆型のボールペンを世界で初めて開発、1964年には世界で初めて水性ボールペンを開発するなど筆記具業界の第一人者でもあるオート。
そんなオートから発売されたのがこちらの多機能ペンMULTI B 2+1。
カラバリはクローム、シルバー、ガンメタ、ブラックの4色展開。この中のクロームはすでに廃盤となっています。僕はブラックを購入しました。
全体的な形状は先日動画を公開したロットリングに雰囲気が似ていますね。
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軸上部が円柱で、中央が8角形、グリップが長めの45mmローレットグリップとなっております。
OHTO MULTIは、20K3Aと20K3Bの2種類ラインナップされていて、大きな違いは20K3Aはくびれたウェーブグリップとなっている一方、こちらの20K3Bは長いローレットグリップとなっています。
軸とグリップは真鍮製。軸にはマット塗装が施されており、MULTI 20K3B MF-20K3B OHTO JAPANとシルバーで印刷されています。軸上部のカラーを示す表記は、シルバーの印のみ。デザイン的に統一されていて個人的にこの辺りも好みですね。ノック機構は振り子ノック式。出したい色の表記を上に向けてノックすることでリフィルを出すことができます。適当に下に向けてノックしていると壊れる可能性があるので注意が必要です。
クリップの黒い部分がノック解除ボタンです。このクリップは固めであまり開かないので、分厚いものには挟まない方がよさそうですね。
クリップはSK材という特殊鋼を使用していまして、先日ご紹介いたしました銀素材のペン、スターリングシルバーとは相性が悪いです。なぜならこの元素記号を見てわかる通り、SK材にはS=硫黄が含まれているいるからです。ですので僕なら同じペンケース内に銀素材のペンと一緒に入れるようなことはしません。銀素材の注意点につきましてはスターリングシルバーの動画で解説しています。
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消しゴムはついていて、重心は真ん中辺りです。
オート、MULTI B 2+1は、全長144mm、質量21.5g、軸径が最大9.8mmとなっております。それでは実際に書いてみます。
MULTI B 2+1を使用した感想
MULTI B 2+1の良かった点
まずは0.7mmボールペンの黒。初期リフィルはオートのR-4C7NP。4C規格のリフィルです。低粘度ソフトインクで、水性のような書き心地です。ペン先はニードル型。切削型ニードルチップが使用されています。
次は赤のボールペン0.7mm。やはり書き味は軽いですね。ニードル型は何と言ってもペン先の視界がいいのが大きなメリットですね。
しかし個人的にはニードル型は好みではなく、砲弾型の書き味が好きなので普段使用するときはパイロットのアクロインキ、BRFS-10Fに入れ替えて使用しています。
最後に0.5mmのシャーペン。ノック感はあまりよくないですが、ペン先のブレは少なめで書きやすいですね。
それではよかった点から。全体的な質感がいい。僕は木軸と金属軸のペンが好きなので、こういった武骨なデザインのペンは好みです。角ばってたり丸かったり場所によって形状が違うデザインは面白くて好きですね。
次にこのローレットグリップ。45mmという長さが、グリップを持つ位置の好みをすべてカバーできていて、高めの位置でも低めの位置でもしっかり握れて安定した筆記が可能です。
あと、このニードル型のリフィル。先程も触れましたがペン先の視界がいいことと水性に近い油性インクが滑らかで書き味が軽い所。ここは好みが分かれるところではありますが、よかった点とさせていただきました。その他、リフィルの互換性が高い。いろんな他社リフィルが使えるという所も魅力の一つですね。
MULTI B 2+1のここが気になる
次に気になる点ですが、振り子式特有の、ペンを振ればカチャカチャ音がする。これが嫌いな方にはお勧め出来ないかもしれません。
その他、これはまだ僕は長く使用していないのでわからないところではありますが、調べたところ、塗装が剥げやすいというレビューが非常に多くみられました。個人的にはそういった経年変化も味になるので気にならないと思いますが、それがどのくらいのレベルなのか実際に見ていませんのでなんともいえませんが、この辺りは気になる所ですね。
OHTO MULTI B 2+1 まとめ
- 0.7mmの赤と黒のボールペンと0.5mmのシャーペンを搭載した多機能ペン
- カラバリはクローム、シルバー、ガンメタ、ブラックの4色展開
- 軸上部が円柱で、中央が8角形、グリップが長めの45mmローレットグリップ
- 振りノック式
- 初期リフィルはオートのR-4C7NP
ポイント
- 全体的な質感がいい
- グリップが長く広範囲をカバーできて握りやすく、安定した筆記が可能
- ペン先の視界がいい
- 書き心地がいい
- リフィルの互換性が高い
ポイント
- 振るとカチャカチャ音がする
- 塗装が剥げやすい?
- クリップが手に当たる
- 初期リフィルのインクがかすれやすい
今回はOHTOの多機能ペン、MULTI B 2+1のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
今回も新製品ではなく7年前くらいに発売されたペンでしたが、僕はこういった古いめのペンや多機能ペンも好きですので、今後も色々とご紹介していければと思います。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。