どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ゼブラの新商品になります。本題に入る前に、HEROTVではメーカーに忖度のない文房具の徹底レビューを幅広くしておりますので、文房具に興味がある方は是非チャンネル登録をお願い致します。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
ZEBRA Rint の基本情報
購入時は、このようなパッケージに入っていました。裏側を見るとわかるんですけど、破るタイプですので一度開封したら使えなくなります。それでは開封していきます。
今回ご紹介する商品はこちら、ZEBRA Rintになります。価格は税込み495円。
とてもシンプルなデザインですよね。リントの芯径は0.3mmと0.5mmがラインナップ、カラバリは、芯径ごとに違いがありまして、まず0.3mmは、リントラベンダー、エアリーブルー、ミントグリーン、ナイトネイビー、ホワイトの5色展開。
0.5mmはリントラベンダー、スカイブルー、ホワイト、ビリジアン、ブラックの5色展開となっております。こちらは0.5mmのホワイトになります。実物を見てきたのですが、どれも綺麗でいい色でしたよ。
軸は樹脂製。手触りはとてもサラサラしています。
私は指が非常に乾燥していまして、スマホやタブレットが正常に反応しない程なんですが、これは握った時に滑るんじゃないかと思うほどサラサラしています。
そう思って触っていると、ここのグリップ部をご覧ください。
こちら、メーカーの商品ページには記載されていない部分なのですが、グリップ部分だけが光沢のある塗装、あるいはコーティングが施されていまして、しっかりと握ることができるようになっています。こういった一部だけ塗装でグリップ力をUPさせるというやり方はかなり珍しいですよね。以前詳細レビュー動画を投稿いたしました、プラチナ万年筆の廃番シャーペン、ビーライン2000がパッと思い浮かびました。
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【ビーライン2000】プラチナ万年筆の廃番シャーペンをレビュー BEE line
続きを見る
こちらも塗装でグリップ力をUPさせたものになります。面白いですね。その他軸には、クリップの上側に、ジャパンの文字が刻印されています。
リントの軸には、メーカー名と商品名、芯径が印刷されているのですが、一般的にはクリップを天井側にした時に、こちら側を向くようになっているのですが、リントはクリップを下に向けたときにこちら側を向くようになっております。フォントは控えめで、非常に線の細いものを使っていますね。
あとこのグリップ部ですが、よく見るとペン先に向かうにつれて軸が広がっているんですよ。なのでここが一番太い部分になります。
これによりさらに安定感が増し、握りやすくなっています。
口金は樹脂製、グレーっぽい色味ですね。リントの口金中央は内側にくぼんでいて、視界を確保する工夫が見て取れます。そしてペン先は階段状に細くなっています。その先端からはパイプが伸びているんですが、ここがリントの最大の特徴です。
一回ノックをすると、さらにここからガイドパイプが伸びてくるんですよ。元々は2mmなのですがそこからさらに伸びて合わせて5mmになりました。製図用の4mmよりも長いですね。これにより、ユーザーにどう影響するのかというと、先程パッケージに、「美しい書き姿へ」というキャッチコピーが表示されていたと思うのですが、そこなんですよ。
ペン先の視界が悪いと、自然と前かがみになって、側面からのぞき込むような姿勢になってしまうのですが、この長さがあると背筋が伸びた状態でも、自分が書いている文字がよく見えるそうなんです。従来品と比較して書いている文字の視認範囲が1.5倍広くなったと商品ページにて発表されていました。
でもね、ただ長けりゃいいわけではないですし、これだけ長いとぐらつきやガタツキなんかも出てくるのではないかと思うので、その辺りは後半で筆記時に確認したいと思います。
あとこちらをお伝えしておかないといけないのですが、こちらのガイドパイプは芯が終りに近づくと引っ込むようになります。もし固定されず引っ込むようになったら芯を交換する合図です。不具合ではありませんのでご注意ください。
口金を外すと、芯を送り出すチャックは金属製です。口金内部はこんな感じ。この辺はあまり触らないほうが良さそうですね。
クリップは金属製、いたってシンプルで、刻印などもありません。硬さは、普通くらいですね。
ノック部はこんな感じ。こちらも印字など何もないですね。上部は穴が開いています。消しゴムはついていて、芯はこちらから補充となります。
ノック感は、カチカチと非常に軽快です。心地いいですね。ノックの遊びも少なめです。(動画にてご確認ください)
重心は、中央付近。
ZEBRA Rintは、全長145mm、重さ8.3g、軸径が9mmとなっております。それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
ZEBRA Rint を使用した感想
ZEBRA Rint の良かった点
悪くないですね。確かに視界はいいですし…ペン先のブレやガタツキも感じません。ノックキャップはこうやって持って動かすと動くのですが、筆記時に音や振動となることはありません。その辺りはしっかりと抑えつつ作られています。
それでは一通り使用しましたので、ZEBRA Rintの良かった点からまとめます。シンプルでかわいらしいデザイン、コスパがいい、ペン先を保護できる、ガイドパイプをさらに伸ばすという思い切ったアイディアが素晴らしい、それによる書き心地への影響も抑えている。
ZEBRA Rint のココが気になる
次に気になる点ですが、グリップのコーティングです。
ここだけがグリップ力を感じられてしっかり握れるんですが、私のようにペン先に近いところを握る方にしか恩恵を得られないんですよ。
もっと上の方を握る方もいらっしゃいますので、もう少し広い範囲をカバーできた方がよかったかなと感じました。
あと軸の印字ですが、なんで逆側に入れちゃったのでしょうか。
ファーバーカステルネオスリムのように、自分ではなく周りの方に向けて商品名をアピールする為のものならわかるのですが、これだと逆側から見たら上下反転しているので分かりずらいんですよ。自分にも周りにもわかりにくい印字なので、ここは勿体ないなと感じました。気になったのはこれくらいです。
ZEBRA Rint まとめ
- 芯径は、0.3mmと0.5mmがラインナップ
- カラバリは(芯径ごとに異なる)0.5mmはリントラベンダー、スカイブルー、ホワイト、ビリジアン、ブラックの5色展開
- ガイドパイプは2mm
- ペン先からさらに3mmのパイプが伸びる
- グリップ部に施されたコーティングによりグリップ力をUPさせている
良かった点
- シンプルでかわいらしいデザイン
- コスパがいい
- ペン先を保護できる
- ガイドパイプをさらに伸ばすという思い切ったアイディアが素晴らしい
- それによる書き心地への影響も抑えている
気になる点
- グリップのコーティングの範囲をもっと広げてほしかった
- 軸の印字の向きが逆
今回はZEBRAの新商品、Rintoをご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
ガイドパイプを更に伸ばしたり、グリップ力を塗装でUPさせたりと大胆な事をやっていますが、それによって損なわれるものも少なく、丁寧にバランスを考えた特徴づくりをされているなと感じました。
色々やって書きにくくなればそれは改悪でしかありませんからね。その辺りは流石ですね。筆記時の姿勢がよくなると集中力UPにも期待できますし、リントは文字をたくさん書く学生の方にこそ真価を発揮するのではないでしょうか。
ZEBRA Rint、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。それでは今回は以上となります。
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