今回ご紹介するのは、ヴァルドマンの商品になります。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
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WALDMAN TANGO RING×BLACK の基本情報
ヴァルドマンは1918年に、ジュエリーや宝飾品の製造で有名なドイツの「黒い森」と呼ばれる地域で、スターリングシルバー製の繰り出し式鉛筆の製造会社として創業されたブランドです。ヴァルドマンの筆記具の最大の特徴は、なんとペンの胴軸をスターリングシルバーでのみ製造しているということ。100年以上続くこだわりと技術で、熟練した職人により1本1本手作業で作られているペンは、非常に高品質でどの製品も「一生モノのペン」として定評があります。
そんなヴァルドマンから発売されているのが今回ご紹介するボールペンになります。購入時はこのような箱に入って届きました。
結構大きいですね。よく見るとラメがちりばめられていておしゃれです。このロゴは、ヴァルドマンの「W」と、黒い森の木々を表しているように見えます。
箱を開けると、中からまた箱が出てきました。箱の手前側が切れていてすごく取り出しやすいですね。
見てください、何という高級感。中央にはロゴがエンボス加工されていて、鏡面仕上げの部分にもレザーでロゴが彫刻されています。
開封前から気分を高揚させてくれる箱に入ったペンは、最高という流れをこれまで幾度となく経験してきたので、自然と期待感が高まります。それでは開封します。
まだペンは見せませんよ。先に底じきから外します。シルバークロスや、なんと10年間の保証書、スターリングシルバーのタグが入っています。タグは筆記具には珍しいですね。で、こちらが今回ご紹介するボールペン、ヴァルドマン タンゴ になります。
価格は212€、日本円で33000円程です。カラバリは、縦のストライプが入ったものや色がついたものまで全9種類あるんですが、公式HPでは名前が表記されていませんでした。
商品ラインナップはボールペンとローラーボールペン、万年筆の3種類。
タンゴ自体は国内での取り扱いはあるにはあるんですが、こちらのリングブラックは日本未発売モデルとなっております。
ギラギラしたシルバーむき出しのモデルもよかったんですが、僕はスターリングシルバーのペンはいくつか所持していて、こういった色がついているものを所持していなかったので、今回は敢えてこちらを選びました。いやぁかっこいい。
全体的に小ぶりのボールペンといった印象ですね。
こちらはペリカンのスーベレーントータスシェルブラックK605ですが、サイズ感は同じくらいですね。こちらも以前動画でレビューしております。
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【トータスシェルブラック】ペリカン スーベレーン 2022年の特別生産品 を開封レビュー 魅惑の高級ボールペン K605
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軸は純銀製、その上から多層ブリリアントブラックラッカーが施されています。スターリングシルバーの証、925が印刷されています。
あーここは彫刻ではなく印刷なんですね。ちょっと残念。とはいえ印刷の上からコーティングが施されていますので剥がれることはほぼないとは思いますが。
センターリングにはヴァルドマン、メイドインジャーマニー。この横4本のリングパターンは、ギロシェ技法によって彫刻されています。
口金は直線的で、少し長めとなっています。初期リフィルは、ヴァルドマンオリジナルのG2規格。汎用性が高いので他社のリフィルにも交換が可能です。
クリップはスチール製。ティアドロップのようなデザインですね、特徴的です。こちらもロゴが入っています。硬さは、やわらかめ。
ノック部はこんな感じ。ヴァルドマン タンゴはノック式。ドイツのクリックメカニズム、音がほとんどしない心地のいいノック感です。これ僕好きなんですよね。
重心は、高重心。
ヴァルドマン タンゴは、全長137mm、重さ33.8g、軸径10mmとなっております。それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
WALDMAN TANGO RING×BLACK を使用した感想
WALDMAN TANGO RING×BLACK の良かった点
これは書きやすいですね、インクもすごく滑らか。色の濃さはジェットストリームくらいでしょうか。なめらかさはアクロインキですね。これは他社リフィルに交換するなんて勿体ない!とても書き心地がいいです。
ペン先のブレは、僅かにあって筆記しているとビリビリと音と振動が伝わってきます。ほんと僅かなので全然許容範囲内ですが、僕はこのブレを含めたクオリティがこのブランドのペンなんだと…自分が働いて得たお金で手にしたペンそのもの価値と向き合いながら使うので、自分でテープを巻くという行為はしませんが、書き心地を気にする方はテープを巻くことをオススメします。
海外の高級ブランドのペンってガタつきが大きいものが多いですが、その中では非常にガタツキは小さいので、これは驚きました。素晴らしい。
それではヴァルドマン タンゴの良かった点からまとめます。見た目がかっこいい、書き心地がいい、高品質、重心バランスがいい、滑らず安定した筆記が可能、ノック感がいい。
WALDMAN TANGO RING×BLACK のここが気になる
次に気になる点ですが、筆記時にクリップが手に当たることと、入手しにくい所、この辺りですかね。他に特に気になる点などはありませんでした。
WALDMAN TANGO RING×BLACK まとめ
- 豪華な化粧箱入り
- カラバリは全9種類
- 商品ラインナップはボールペンとローラーボールペン、万年筆の3種類
- 軸はスターリングシルバー 純銀製
- ノック式
- 初期リフィルは、ヴァルドマンオリジナルのG2規格 ブラック
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 書き心地がいい
- 高品質
- 重心バランスがいい
- 滑らず安定した筆記が可能
- ノック感がいい
気になる点
- 筆記時にクリップが手に当たる
- 入手しづらい
今回はドイツの高級筆記具ブランド、ヴァルドマンのボールペン、タンゴ リングブラックのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
個人的には、久しぶりに最高といえるボールペンと出会えてとても感激しております。この高級感と見た目のカッコよさ、品質の高さ書き心地の良さ、非の打ち所がないですね。ヴァルドマンにペンは他にも魅力的なものがたくさんあるので、そのうちまた購入したいと思います。いやぁ本当に買ってよかったです。タンゴの日本で取り扱いのあるカラーのリンクを概要欄に貼っておきますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。