どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ロットリングの新商品になります。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
rotring Tikky Retro の基本情報
購入時はこのような袋に入っていました。てっきり裸で売られているとばかり思っていましたが、この価格帯で裸では無いんですね。それではさっそく開封します。
こちらが今回ご紹介する商品、ロットリング ティッキーレトロになります。価格は税込660円。
まさかこの令和にティッキーの新しいモデルが発売されるとは思っていなかったので、発表された時は驚き即購入してしまいました。
ティッキーは1980年からシリーズ化されて販売されてきました。私はこちらのティッキーを所持しております。グリップが独特なデザインで好みが分かれましたが、割と書きやすいシャーペンです。
カラバリは、グレー、ブルー、レッドの3色展開。こちらはグレーになります。芯径は現状0.5mmのみです。
デザインは少しシュッとしましたね。丸みが取れて…私は所持していませんが、初期型のティッキーに近いデザインとなりました。このレトロ感がかっこいい。
軸は映像では一見金属っぽいメタルな塗装のように映るかもしれませんが、ABS樹脂製です。軸にはメーカー名や商品名、芯径が印刷されています。
センターにはお馴染み、トレードマークの赤いリングが入っています。
こちらを見ていただけるとわかるかと思いますが、重なっている部分があるのでテープのようなものを巻いているようですね。
グリップは丸みを帯びていて、初期モデルと同じ波形グリップとなっていて、この辺りはティッキーらしさが受け継がれています。
口金はステンレス製。ペン先には4mmのガイドパイプが採用されています。
こちらはダブルノック式、と商品ページに記載されていましたが、パイプに独立したノック機構があるわけでもなく、芯と一緒にスライドするだけですので、パイプスライド式です。
中を見てみると、芯タンクは樹脂製で、芯を送り出すチャックは側面から確認できますが、金属製です。
クリップはカーボンスチール製、低炭素鋼となっていて、ロットリングと刻印されています。厚みが結構あり、硬さは結構固めです。
ノック部はこんな感じ。特に印字などはなく、穴が空いています。消しゴムがついていて、芯のつまりを解消できるクリーナーピンはついていません。
ノック感は、カチカチと軽快です。
重心は中央付近。ロットリング ティッキーレトロは、全長143mm、重さ10.8g、軸径が9mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
rotring Tikky Retro を使用した感想
rotring Tikky Retro の良かった点
うん、軽くて書きやすいですね。
こちらは一般筆記用のシャーペンとして発売されていますが、製図にも対応しているとの記載もありました。
とはいえ書き心地は飛び抜けていいという訳ではないのですが、ただノックキャップのブレはなくカチャカチャ音もしません。よく見てみると、芯タンクと軸の隙間を限界まで無くしていますね。この努力が素晴らしい。
それでは一通り使用しましたので、ロットリングティッキーレトロの良かった点からまとめます。書き心地がいい、重心バランスがいい、軽くて疲れにくい、ペン先を収納出来る。
rotring Tikky Retro のここが気になる
次に気になる点ですが、筆記時クリップが手に当たる。長めで分厚めなので、結構ストレスを感じます。
そして全体的に安っぽい。こちらは名前の通り初期モデルのようにレトロさを売りにしているシャーペンです。ですので全体的なデザインだったり、この軸の大きめのロゴだったり、随所で古さを感じるのですが、チープさまでそのまま引き継ぐのはいかがなものかと思います。
これが復刻モデルとして当時のモデルをそのまま再現されたものであればまだわかりますが、当時の感じを出したいのであれば、現代の技術とクオリティを活かしつつ当時の雰囲気を再現するシャーペンとして進化したものであるべきだと感じました。
もちろんこのパイプスライド式が採用されたことは大きいし、このペンの発売は私も含めファンは嬉しいんですけど、一般的に見るとただ660円もする安っぽいシャーペンという印象でしかないんですよ。既に軸の印刷が少し剥がれていたり、特にこのトレードマークでもある赤いリングがテープのようなものというのは本当にガッカリです。レトロさとチープさを履き違えてる印象を受けました。
rotring Tikky Retro まとめ
- 1980年代の雰囲気を再現したモデル
- カラバリは、グレー、ブルー、レッドの3色展開
- 芯径は0.5mmのみ
- 初期モデルと同じ波形グリップ採用
- ペン先には4mmのガイドパイプが採用
- パイプスライド式
良かった点
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- 軽くて疲れにくい
- ペン先を収納出来る
気になる点
- 筆記時クリップが手に当たる
- 全体的に安っぽい
今回は、ロットリングティッキーレトロをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
先程も言いましたがロットリングファンから見てこのペンの発売は嬉しいんですが、もう少しシャーペンとしての質感はアップした上で発売してほしかったですね。とはいえ書き心地に関しても悪くは無いですし、出来は非常にいいと思います。1000円以下で軽くて書き心地のいいシャーペンをお探しの方にはピッタリの商品かと思います。ロットリングティッキーレトロ、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。それでは今回は以上となります。
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