どうも、YouTubeイラストチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回のシャーペンは、カヴェコペンシルスペシャル!こちらは0.5mmのものです。
今回も、5年以上、仕事やYouTubeでデジタルやアナログのイラストを描き続けている僕が、「イラストを描く」という視点から筆記具レビューをしていきたいと思います。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
カヴェコペンシルスペシャルの特徴
カヴェコペンシルスペシャルは、1883年創業、一度廃業するも1994年に蘇ったドイツの筆記具メーカー、KAWECOから発売されています。
価格は何と税込み5500円。
2022年9月より値上げされます!
これだけ高価格にもかかわらず世界中で人気の秘密は、このシャーペンのオリジナリティ、存在そのものにあります。
一目でカヴェコとわかる他のシャーペンとは異なる形状。レトロ感あふれるデザイン。この特徴的な八角形のアルミニウム製のボディは、1930年代の事務用ペンシルをイメージしてデザインされています。
クリップはなく、クリップが必要な方に向けて別売りで販売されています。お値段税込み880円。
クロームメッキ仕上げで高級感あふれるクリップになっています。
カヴェコペンシルスペシャルの質量は15.2g、全長140mm、直径は9.8mm。ガイドパイプは2mmで筆圧に強く、芯を送り出すチャックは金属製です。
ノック部分は大きく、KAWECOロゴが刻印されており非常に高級感があります。消しゴムもついています。
バラしていて気づいたんですが、口金とノック部になんと、Oリング(ゴム)が使用されています。これは使用していくうちに自然と口金がゆるむことがないように、使用時のガタつきを軽減するために採用されたものだと思います。
このように細かな配慮、品質の高さが人気の理由なのでしょう。
カヴェコペンシルスペシャルを購入した理由
カヴェコペンシルスペシャルは、1本5500円という高額ながらも一目惚れで購入しました。
その理由は、これまで僕の動画を見てくれている方ならわかると思いますが、僕がイラスト下書き用のシャーペンに一番求めているもの、描いている際にクリップが手に当たらないという条件をクリアしていると一目でわかったからです。クリップが付いていませんからね。
丁度クリップがないシャーペンを探していたので、まさに僕にとって理想的なシャーペンでした。
実はこちらのシャーペンも購入して数ヶ月経過していて、もう早く開封したくてワクワクしながら撮影できる日を心待ちにしていました。
カヴェコスペシャルペンシルは、文房具が好きな方から絶大な支持を集めていて、神シャーペンと言われているものなので、自然と期待は高まります。
果たして本当に神シャーペンと言われるだけのことはあるのか。また、イラストを描くにも適しているのかこれから解説していきます。
カヴェコペンシルスペシャルを使用した感想
カヴェコペンシルスペシャルの良かった点
最初に良かった点ですが、カヴェコペンシルスペシャルを手に取ってまず感じたのは…
想像していたよりもかなり持ちやすい!
グリップ部に特別な加工を施しているわけでもありませんが、この八角形の軸は、やはりこのままがベストなんでしょうね。
しかも金属なのに汗を描いても何故か滑りにくい。滑りやすくて持ちにくそうだなと思っていたので、ここでも想像の上を超えていきました。
そしてノック感が素晴らしく気持ちいいです。ヘッドも大型でノックしやすく、このジャキジャキという感覚が気持ちよくて病みつきになります。
あと重さなんですが、最初に持った時はグラフギア1000と同じくらいに感じたんですが、実際に計ってみると、グラフギア1000の20.3gに対して、カヴェコスペシャルは15.2g。グラフギア1000よりも5gほど軽いのには驚きました。
軸が太めだからか、重く感じたのは不思議です。もしかしたら5500円もするので、その高級感から重く感じているのかもしれませんね。
次に文字を書いてみた感想ですが、僕はこんなに滑らかな書き心地のペンを他に知りません。書き心地が最高なんです!めちゃくちゃなめらか。文房具好きの方々が口を揃えて「神シャーペン」というだけのことはあります。確かに素晴らしい!
カヴェコペンシルスペシャルのここが気になる
次に気になる点ですが…レビューする前は厳しめに見て気になった点を挙げていくつもりでしたが、あまり見つからないんですよね。しいていうなら、軸に指紋が付きやすいなということと、クリップがないからよく転がるということ。それくらいです。
まあ転がりやすいのは別売りのクリップを付ければ解決しますが。
あとこれは、商品自体についてのことではありませんが、この缶のペンケースが付いていることが、アマゾンの商品ページに画像も表記もないので、それは記載した方がいいのではないでしょうか。(記事公開時点)
この缶のペンケースも十分付加価値になると思うんですけどね。
カヴェコペンシルスペシャルをイラストを描く視点から考える
カヴェコペンシルスペシャルはシンプルかつ高級感があり、レトロなデザインで見た目も美しく…
文字を書くうえでは「神シャーペン」といえると思います。
しかしイラストを描くとなると気になる点が出てきました。
まず軸の太さなんですが、実際に数字で見ると太い感じがしないのですが、八角形なのでその角の分太く感じてしまうんです。長時間イラストを描いているとその角が痛く感じてくるので、ガッツリイラストを書くには不向きかもしれません。
クリップがないし僕の理想にかなり近いシャーペンではあるんですが、イラストの下書き用には僕は今後、使用しないと思います。
あと、僕のお気に入りのグラフギア1000との比較ですが…
イラストを描くにはグラフギア1000、文字を書くにはカヴェコスペシャル!
という結果になりました。今まで文字を書くのもイラストを描くのもグラフギア1000だったのですが、初めてその位置づけが覆りました!
カヴェコペンシルスペシャル まとめ
今回はカヴェコの神シャーペン、カヴェコスペシャル0.5mmのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
今回紹介した、カヴェコペンシルスペシャルは、文字を書くのが楽しくなる素晴らしいシャーペンです。価格は高いですが、高いだけのことはあります。
こういう素晴らしいシャーペンは今後もずっとメインで使い続けていくと思いますし経年劣化してもその風合いをも楽しめるシャーペンなのではないでしょうか。
カヴェコペンシルスペシャルは、本当に神シャーペンでした。
それでは今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。