どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、台湾ブランドの商品になります。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
YouTube動画
IWI Fusion Color wood の基本情報
IWIは元々OEMメーカーだったのですが、その経験を活かして1985年に創業された台湾のブランドです。IWIの由来は、International Writing Instrument(国際筆記具)の頭文字を取ってつけられた名前だそうです。
以前からこのFusionというペンはとても気になってはいたんですが購入までには至りませんでしたが、今回新商品が発売されたことをきっかけに購入してみました。商品はこのようなパッケージに入って届きました。
外側が透明なので商品が見えていますね。さっそく開封します。
あ、これ缶ケースが入っているんですね!ちゃんと蓋もあるのにあえて開封した状態でパッケージにしていたんですね、おもしろい。
真っ黒でシンプルな缶ケースです。よく見ると中央にさりげなくロゴがあります。
中はスポンジがくり抜かれて商品を固定してくれています。それでは今回ご紹介するペンはこちら、IWIのシャーペン、フュージョン カラーウッドです。
価格は税込み3300円。
いやぁすごくおしゃれじゃないですか?いつもはシルバーとかブラックのペンをメインに買っているので、なかなかこういったカラーのペンは買わないんですが、これはすごく気になったので即決でしたね。
カラバリは、軸は同じなんですが、金属部分が違います。カラーウッドブラス、カラーウッドブラックの2種類がラインナップされていて、それぞれのカラーからシャーペンとボールペンがラインナップされています。こちらはシャーペンになります。芯径の種類は0.5mmのみです。ちなみにボールペンはゲルインクです。
このひときわ目を引くおしゃれな軸は、木軸となっていて、着色された薄い挽板を重ね合せ接着成形した木材をペンの形に削って作られた軸になっています。
この色合い…美しいですね。そしてこの真鍮素材との組み合わせがめっちゃおしゃれ。手触りもすべすべしていて、グリップも吸い付くような感覚があるので、滑らず安定した筆記ができそうです。
口金は直線的な形状。ペン先は固定式です。中を見てみると…あ、なるほど口金と芯タンクごと外れるんですね。
ということは芯の補充は上からではなくこちらのつまみを外してここから補充するタイプです。この内部機構は日本製となっています。
ちょっとボールペンの方を持っていないのでわかりませんが、こういう構造のペンってたまにボールペンとして使える場合があるのでバネも別のペンから移植してみて使えるリフィルがないかいろいろ試してみましたが、やはり使えそうにないですね。
クリップは細めで長く、硬さは結構柔らかめです。こちらにはIWIのロゴが刻印されています。ここの側面にはFusionと商品名が入っています。
ノック部はこんな感じ。シンプルですね。こちらのシャーペンには消しゴムが入っていないんですよね、しかもノックキャップはネジ式となっていますが、先程も解説した通り、芯の補充はこちらからできません。
中にはバネが入っていて…ここはあまりバラさない方が良さそうですね。
ノックキャップを取ると、胴軸内部から樹脂のパーツが落ちてきました。あーここに差し込まれてノック出来るんですね、ここはとても弱いですね。
重心は、高重心。IWI フュージョン カラーウッドは、全長146mm、重さ23.9g、軸径が10mmとなっております。それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
IWI Fusion Color wood を使用した感想
IWI Fusion Color wood の良かった点
うーん、固定式の割にはコツコツと書ける心地いい感触がないですね。クッション機構のように、筆圧をかけるとペン先が沈みます。ふわふわ柔らかい…悪くはないんですけどね。
それではIWI Fusion Color woodの良かった点からまとめます。見た目がかっこいい、重心バランスがいい、滑らずしっかり握れる、程よい重さで安定感がある。
IWI Fusion Color wood のここが気になる
次に気になる点ですが、書き心地が僕の好みではありませんでした。内部機構が日本製とのことでしたので期待していたのですが…
いや悪くはないんですよ、悪くはないんですがペン先が沈むしタッチが柔らかめですので、あまり筆圧をかけずに濃いめの芯で使用するのがいいと思います。
そういった面からすると、折角ある程度重さがあって安定感があるのに、その重さを活かせてないペンだと感じました。
あと、芯を装填するのに口金を外す必要がある。これはめんどくさいと感じる方も多いのではないでしょうか。
この手間を楽しみながら使用できる方にとってはいいシャーペンだと思います。それからクリップが長めなので、書いていて手に当たるのもストレスを感じてしまいます。気になったのはこれくらいです。
IWI Fusion Color wood まとめ
- カラバリはカラーウッドブラス、カラーウッドブラックの2種類
- 木軸以外にもラインナップあり
- ボールペンとシャーペンがラインナップ
- 芯径は0.5mmのみ
- 芯は口金側から補充するタイプ
- ペン先は筆圧をかけると沈み込む(クッション機構とは違うような…)
良かった点
- 見た目がおしゃれでかっこいい
- 重心バランスがいい
- 滑らずしっかり握れる
- 程よい重さで安定感がある
気になる点
- 柔らかな書き心地が僕の好みではなかった
- 芯を補充するのに口金を外す必要がある
- クリップが手に当たる
今回は、IWI Fusion Color woodのシャーペンをご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
このペンは人を選びますし、ロマン重視のおしゃれなシャーペンだと思います。ガシガシ使うには向いていませんが、書くことを楽しみながらゆったりと書く分にはいいのではないかと感じました。IWI Fusion Color wood、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。