Pizz Premium ブラスゴールド レビュー|カヴェコスペシャルとの違いを解説

【結論】Pizz Premium ブラスゴールドは、真鍮素材を全面に使用したオールブラス構造のシャープペンシルです。鉛筆のような六角軸デザインと独自の12角錐口金など、デザイン面ではかなりこだわりを感じるモデルとなっています。真鍮特有の経年変化を楽しめることや、セットで真鍮製の芯ケースが付属する点など、所有満足度の高い仕様も魅力です。

実際に使用してみると、書き心地自体は悪くなく、真鍮ボディならではの剛性感も感じられます。ただしプレミアムモデルとして考えると、いくつか気になる点も存在します。特にノックキャップのガタつきやネジ部の設計などは、もう少し作り込んでほしかったと感じました。

デザインや素材は非常に魅力的ですが、細部の完成度には改善の余地があるシャープペンシルと言えるでしょう。

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Amazonで文房具を探していると、やたらと表示されるシャープペンシルがあります。それが「Pizz」というブランドの鉛筆型シャープペンシルです。独特な形状と真鍮素材の質感が印象的で、以前から気になっていた方も多いのではないでしょうか。

今回紹介するPizz Premium ブラスゴールドは、そのPizzシリーズをベースに、素材や仕上げをグレードアップしたプレミアムモデルです。さらに真鍮製の芯ケースも付属しており、セットとしての完成度も高くなっています。

パッケージは黒板のようなデザインで、真鍮製品の雰囲気とよく合っています。開封すると、真鍮の経年変化について説明したカードやクロスが付属しており、素材の魅力を楽しんでほしいという意図が感じられます。

目次

Pizz Premium ブラスゴールドの基本情報

Pizz Premium ブラスゴールド シャープペンシル 外観
項目内容
商品名Pizz Premium ブラスゴールド
メーカーRing Leaf
発売2025年3月
価格税込6980円
芯径0.5mm
全長142mm
重量19.7g
軸径8.5mm
素材真鍮(オールブラス)
軸形状六角軸
ガイドパイプ固定式

このモデルの最大の特徴は、外装パーツすべてが真鍮で作られているオールブラス構造です。真鍮製シャープペンシルは市場にもいくつか存在しますが、ここまで細身の真鍮軸は比較的珍しい部類に入ります。

カラーバリエーションは存在せず、真鍮そのものの色味がそのままデザインとなっています。使い込むことで経年変化が起こり、色味がくすんでいくのもこのペンの魅力です。

使用した感想

Pizz Premium ブラスゴールド 書き心地チェック

書き心地

実際に筆記してみると、書き心地はなかなか良好です。真鍮ボディの重量によって安定感があり、適度なコツコツ感のある筆記感となっています。

極端に滑らかな書き味ではありませんが、芯の接地がしっかり伝わるタイプで、筆記具としての安心感があります。音も比較的良く、金属軸シャーペンらしい心地よい筆記音が感じられます。

ただしノックキャップのガタつきが大きく、筆記中に微妙な振動が伝わってくるのが少し気になります。この部分が改善されていれば、書き心地の評価はかなり高くなったと思います。

重心バランス

重心は中央付近にあります。全体が真鍮製であるため重量感はありますが、バランス自体は悪くありません。

筆記時の安定感はあり、軽すぎるシャーペンにありがちな不安定さは感じませんでした。重すぎるわけでもなく、適度な重量で自然に筆記できる印象です。

剛性感

剛性感は比較的高いと感じました。真鍮製のボディはしっかりとした剛性があり、筆記時に軸のたわみなどを感じることはありません。

ただしノックキャップのガタつきが大きいため、構造としての完成度は少し惜しい部分があります。製図用シャープペンシルのような精密さはありませんが、一般的な筆記用途であれば十分なレベルです。

良かった点

Pizz Premium ブラスゴールドの最大の魅力は、やはりデザインと素材です。オールブラスのシャープペンシルは見た目の存在感が非常に強く、新品の状態では美しい金色の輝きを楽しむことができます。さらに使い込むことで経年変化が起こり、色味が落ち着いていくのも真鍮ならではの魅力です。

また口金部分のデザインも特徴的です。このペンの口金は12角錐形状になっており、一般的なシャープペンシルにはない独特の反射を見せます。このデザインは意匠権を取得しているとのことで、他メーカーが同じ形状を採用することはできません。

さらに真鍮製の芯ケースが付属している点も魅力です。ペンと同じ六角軸デザインで統一されており、セットとしての完成度は高いと感じました。

気になる点

Pizz Premium ブラスゴールド ノックキャップ

最も気になったのはノックキャップのガタつきです。ペンを振るだけでも動いてしまうほどの大きなブレがあり、筆記時にも振動として伝わってきます。プレミアムモデルとして考えると、この部分の作り込みはもう少し丁寧であってほしかったと感じました。

またネジ部分の設計も少し気になります。真鍮同士のネジ構造でOリングが入っていないため、比較的軽い力でも緩んでしまいます。特に口金部分は筆記振動で緩む可能性もあり、この部分は改善してほしいポイントです。

さらに真鍮特有の問題として、手に触れることで独特の臭いが指に残ることがあります。これは真鍮と皮脂の化学反応によるものですが、この臭いが苦手な方には向いていないかもしれません。

他モデルとの比較

カヴェコ スペシャルペンシル

カヴェコ スペシャルペンシルは金属軸シャープペンシルとして非常に完成度の高いモデルです。精密な構造と高い剛性感が特徴で、筆記具としての完成度は非常に高いです。

それに対してPizz Premiumはデザイン性や素材の魅力を重視したモデルと言えます。書き味の精密さではカヴェコの方が優れていますが、真鍮素材の魅力ではPizz Premiumに軍配が上がります。

ロディア スクリプト

ロディア スクリプトは金属軸シャープペンシルとして人気のモデルです。シンプルで無駄のないデザインと安定した書き心地が魅力です。

Pizz Premiumはそれよりも個性的なデザインを持っており、筆記具としての性格も少し異なります。デザインの好みで選ぶペンと言えるでしょう。

こんな人におすすめ

✅ 向いている人

  • 真鍮の経年変化を楽しみたい方
  • デザイン性の高いシャープペンシルが好きな方
  • 細身の金属軸シャープペンを使いたい方
  • 芯ケース付きの特別感ある一本が欲しい方
  • 書き心地だけでなく見た目や素材感も重視する方

❌ 向いていない人

  • ノックキャップのガタつきが気になる方
  • 細部の作り込みや完成度を最優先する方
  • 真鍮特有の匂いや変色が苦手な方
  • 軽くて疲れにくいシャープペンを求める方
  • コスパ重視で選びたい方

総合評価

項目評価
デザイン9 / 10
書き心地7 / 10
剛性感6 / 10
重心バランス8 / 10
コスパ6 / 10

総合評価:7.2 / 10

今回のまとめ

Pizz Premium ブラスゴールドは、真鍮素材の魅力を前面に押し出した個性的なシャープペンシルです。独特のデザインや経年変化を楽しめる点など、所有する楽しさのあるモデルと言えるでしょう。

ただしプレミアムモデルとしては細部の完成度に改善の余地があり、そこが少し惜しいと感じました。

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