OHTO MS02 3IN1 レビュー|blooom・MULTI Bとの違いと書き心地

【結論】OHTO MS02 3IN1は、真鍮ボディと六角グリップを採用したデザイン性の高い多機能ペンです。黒・赤のボールペンとシャープペンシルを一本にまとめた実用的な構成に加え、OHTOらしいニードルチップのペン先や低粘度インクによる書きやすさが特徴となっています。

最大の特徴は、同社の人気ボールペンであるGS02のデザインを継承した軸構造です。円柱から六角グリップへと変化する独特の形状は見た目の個性だけでなく、実際の握りやすさにもつながっています。多機能ペンは便利な反面、デザインが単調になりがちですが、MS02 3IN1はその点でも個性を感じるモデルと言えるでしょう。

ただし、OHTOにはすでにMULTI Bやblooom 3 in 1といった完成度の高い多機能ペンが存在するため、それらと比較した場合の決定的な差別化という点ではやや控えめな印象もあります。とはいえ、グリップ形状やデザイン性、OHTOらしいインクの書き味などを総合的に考えると、実用性の高い多機能ペンであることは間違いありません。

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目次

OHTO MS02 3IN1の基本情報

OHTO MS02 3IN1 多機能ペン 外観

多機能ペンは一本で複数の筆記機能を持つ便利な筆記具ですが、その構造の都合上、どうしてもデザインや書き心地が犠牲になりがちです。しかしOHTOは古くから多機能ペンに力を入れてきたメーカーであり、実用性だけでなくデザインや書き味にもこだわったモデルを数多く展開しています。

今回紹介するOHTO MS02 3IN1も、そんなOHTOの多機能ペンラインナップの一つとして登場したモデルです。黒・赤のボールペンとシャープペンシルを一本にまとめた構成で、日常使いにもビジネス用途にも対応できる仕様になっています。

このモデルが注目された理由の一つが、OHTO GS02のデザインを継承した軸構造です。GS02は六角グリップと真鍮ボディの組み合わせが特徴のボールペンで、そのデザイン性の高さから多くの文房具ファンに支持されてきました。MS02 3IN1はそのGS02のデザインをベースに、多機能ペンとして再設計されたモデルになります。

今回はそんなOHTO MS02 3IN1について、実際の書き心地や使い勝手を確認しながら、同社の人気多機能ペンであるblooom 3 in 1やMULTI Bとの違いも含めて詳しくレビューしていきます。

項目内容
商品名OHTO MS02 3IN1
メーカーOHTO
価格税込3850円
発売2025年3月
機能黒ボールペン / 赤ボールペン / シャープペン
ボール径0.7mm
シャープ芯径0.5mm
リフィルR-4C7NP(D1規格)
機構振り子ノック式
素材真鍮
全長144mm
重量21g
軸径最大10mm
カラーブラック / シルバー

MS02 3IN1は、OHTOの多機能ペンとしては比較的しっかりとした重量感のあるモデルです。真鍮製のボディを採用しているため、手に持った瞬間に金属らしい重厚感を感じることができます。

OHTO MS02 3IN1 ニードルチップ

構成は黒と赤のボールペン、そして0.5mmシャープペンシルの3機能です。ボールペンリフィルはD1規格を採用しており、他メーカーの互換リフィルを使用することも可能です。ただし、OHTOの低粘度インクは書き味が非常に良いため、そのまま使用するのも十分おすすめできます。

OHTO MS02 3IN1 振り子ノック機構

ノック機構は振り子式で、出したいペンの色表示を上に向けてノックすることで対応するリフィルが繰り出されます。

使用した感想

OHTO MS02 3IN1 書き心地チェック

書き心地

まず黒インクの書き心地ですが、OHTOらしい低粘度油性インクによる滑らかな書き味が印象的です。ニードルチップを採用しているためペン先の視界が広く、文字を書く際にペン先周辺が見やすいのも特徴です。

赤インクも同様に低粘度インクが採用されており、一般的な油性インクと比較してかなり滑らかな書き味になっています。発色も良く、筆記時のストレスはほとんど感じませんでした。

シャープペンシル機構についても、多機能ペンとしては比較的安定した書き心地です。ペン先のブレは少なく、メモ用途やちょっとした筆記であれば十分実用的なレベルだと感じました。

重心バランス

MS02 3IN1の重心はほぼ中央付近にあり、真鍮ボディの重量によって適度な安定感があります。多機能ペンとしてはやや重めですが、その重量が逆に筆記時の安定感につながっている印象です。

グリップ部分は軸よりも太く設計されており、指が自然にフィットする形状になっています。長時間の筆記でも大きな負担を感じることはなく、バランスの良い設計だと感じました。

剛性感

真鍮製ボディのおかげで、全体的な剛性感はしっかりしています。多機能ペンは構造上どうしても内部にスペースが必要になるため、軽いモデルだと軸の剛性が不足することがありますが、MS02 3IN1ではそういった不安定さは感じませんでした。

ペン先のブレも少なく、日常的な筆記には十分な剛性感を備えています。

良かった点

OHTO MS02 3IN1 六角グリップ

MS02 3IN1の良かった点としてまず挙げられるのは、やはりグリップ形状です。円柱から六角グリップへと変化する独特のデザインは見た目の個性だけでなく、実際の握りやすさにもつながっています。軸よりも少し太くなっているグリップは指に自然にフィットし、筆記時の安定感が高いと感じました。

また、OHTOの低粘度ソフトインクは書き心地が非常に良く、ニードルチップとの組み合わせによって文字を書いているときの視認性も優れています。多機能ペンでここまで書き味が良いモデルはそれほど多くありません。

さらに、真鍮ボディの質感や重量感もこのペンの魅力です。手に持ったときの存在感があり、価格以上の高級感を感じることができました。

気になる点

OHTO MS02 3IN1 と blooom MULTI B 比較

気になる点として挙げられるのは、同社の既存モデルと比較した際のインパクトの弱さです。OHTOにはMULTI Bやblooom 3 in 1といった完成度の高い多機能ペンがすでに存在しており、それらと比較した場合、MS02 3IN1は決定的な特徴がやや分かりにくい印象があります。

もちろんグリップ形状などの違いはありますが、リフィルや機構自体は基本的に同じであるため、過去モデルを持っている場合はあえてMS02を選ぶ理由が少し弱く感じるかもしれません。

とはいえ実用性自体は高く、決して完成度が低いわけではありません。デザインの好みが選択のポイントになるモデルだと思います。

他モデルとの比較

OHTO blooom 3 in 1との違い

blooom 3 in 1はOHTOの多機能ペンの中でも特にコンパクトで細身のモデルです。携帯性が高く、手帳用のペンとしても人気があります。

それに対してMS02 3IN1は真鍮ボディによる重量感と太めのグリップが特徴で、よりしっかりとした筆記感を求める方向けのモデルです。

OHTO MULTI Bとの違い

MULTI Bは製図用ペンを思わせるシャープなデザインが特徴の多機能ペンです。直線的なフォルムとメカニカルなデザインが魅力で、文房具好きからの人気も高いモデルです。

MS02 3IN1はそれとは対照的に、六角グリップを中心とした柔らかい印象のデザインになっています。デザインの方向性が大きく異なるため、見た目の好みで選ぶことになるでしょう。

こんな人におすすめ

✅ 向いている人

  • OHTOのインクが好きな方
  • 握りやすいグリップの多機能ペンを探している方
  • 真鍮ボディの質感が好きな方

❌ 向いていない人

  • できるだけ軽い多機能ペンを求める方
  • 既存のOHTO多機能ペンをすでに持っている方

総合評価

項目評価
デザイン8 / 10
書き心地9/ 10
剛性感8 / 10
重量バランス8/ 10
コスパ8 / 10

総合評価:8.2 / 10

今回のまとめ

OHTO MS02 3IN1は、GS02のデザインを継承した真鍮ボディの多機能ペンです。六角グリップによる握りやすさと、OHTOらしい低粘度インクによる滑らかな書き味が特徴となっています。

既存モデルと比べて突出した新機構があるわけではありませんが、デザインと実用性のバランスが良く、日常使いの多機能ペンとして十分満足できるモデルだと感じました。

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