伊東屋 ROMEO No.3 黄櫨 レビュー|書き心地とイタリアンアンバーとの違い

【結論】伊東屋のROMEO No.3 黄櫨は、美しいイタリアンレジンの軸と高級感のあるデザインが魅力の高級ボールペンです。リブランディング後に登場した新しいカラーの一つであり、日本の伝統色である「黄櫨染」からインスピレーションを受けて作られた特別な色合いが特徴です。

実際に手に取ると、イタリアンレジンならではの奥行きのある模様とゴールドラメの輝きが非常に美しく、同じ模様が存在しない一点物という魅力もあります。筆記具としての性能だけでなく、所有する喜びを強く感じさせてくれる一本です。

書き心地自体も非常に良好で、ロメオゲルリフィルによる滑らかな筆記が可能です。ただし、ROMEO No.3シリーズの特徴でもあるペン先のわずかなブレは今回のモデルでも残っており、この点は今後の改良に期待したい部分です。

それでも全体としての完成度は非常に高く、特にデザインや所有満足度の高さという点では他のボールペンにはない魅力を持っています。特別な一本として長く使える高級ボールペンを探している方には非常におすすめできるモデルです。

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目次

伊東屋のROMEO No.3 黄櫨の基本情報

伊東屋 ROMEO No.3 黄櫨 外観

ROMEOブランドとは

ROMEOは、銀座伊東屋が展開する筆記具ブランドです。もともとは1914年に誕生した歴史あるブランドで、長い間多くの筆記具ファンに愛されてきました。

2024年10月、このブランドは大きなリブランディングを行い、新しいコンセプトとして「Moment of Discovery(発見の瞬間)」を掲げて再スタートを切りました。ブランドロゴやパッケージデザインなども刷新され、より現代的で洗練されたブランドへと進化しています。

今回紹介するROMEO No.3 黄櫨は、このリブランディング後に登場した新しいカラーシリーズの一つで、2025年3月に発売されたモデルです。

項目内容
商品名伊東屋 ROMEO No.3 黄櫨
ブランドROMEO(伊東屋)
発売2025年3月
価格税込22000円
機構回転繰り出し式
初期リフィルROMEOゲル0.7mm
リフィル規格G2規格
軸素材イタリアンレジン
全長約140mm
重量約26.6g
軸径約11mm

ROMEO No.3は伊東屋を代表する高級ボールペンシリーズです。
軸素材にはイタリアンレジンが採用されており、美しいマーブル模様が特徴です。天然素材のような風合いがありながら耐久性も高く、高級筆記具ではよく使用される素材の一つです。

今回の「黄櫨」は、日本の伝統色である黄櫨染から着想を得て作られたカラーです。黄櫨染は歴代天皇のみが使用できる絶対禁色として知られていた色であり、現在では規制が緩和されているものの、特別な意味を持つ色とされています。

このカラーの軸には細かなゴールドラメが散りばめられており、光の当たり方によって表情が変わる非常に美しい仕上がりになっています。

使用した感想

伊東屋 ROMEO No.3 黄櫨 書き心地チェック

書き心地

ROMEO No.3には現在、ロメオゲルリフィルが標準装備されています。
2019年までは低粘度油性インクのイージーフローが採用されていましたが、書き味の追求と品質の安定を目的としてゲルインクに変更されました。

このゲルリフィルは非常に滑らかな書き味が特徴で、インクの発色も良く、ストレスのない筆記が可能です。日常筆記からビジネス用途まで幅広く使用できる実用性の高いリフィルだと感じました。

ただし、ROMEO No.3シリーズではペン先にわずかなブレが存在します。この点は以前のモデルから変わっておらず、書き心地をさらに向上させる余地がある部分です。

とはいえ、このブレが極端に書き心地を損なうわけではなく、実際の筆記では十分に快適なレベルです。

重心バランス

ROMEO No.3は比較的高重心の設計です。
重量は約26gあり、持った瞬間にしっかりとした重さを感じます。

この重量感は高級ボールペンらしい安定感を生み出しており、筆記時には適度な重さが文字を書く動作をサポートしてくれます。

軸径は約11mmとやや太めで、手に持ったときのフィット感も良好です。細軸でありながらも十分な存在感があり、長時間の筆記でも安定した筆記が可能です。

剛性感

ROMEO No.3の剛性感は非常に高いです。
内部構造はしっかりと作り込まれており、軸の剛性も十分にあります。

イタリアンレジンの軸は見た目の美しさだけでなく、適度な硬さと重量感があり、筆記具としての安定感を高めています。

ただし、前述したようにペン先の構造上わずかな遊びがあるため、完全に一体化したような剛性感ではありません。この点はシリーズの特徴とも言えます。

良かった点

伊東屋 ROMEO No.3 黄櫨 軸

ROMEO No.3 黄櫨の最大の魅力は、やはりその美しい軸デザインです。
イタリアンレジンの揺らめく模様とゴールドラメの輝きが組み合わさり、まるで木目のような奥行きのある表情を生み出しています。

この模様は一本ごとに異なるため、同じものが存在しないという特別感があります。高級筆記具において、この一点物という要素は非常に大きな魅力です。

また、ゴールドの金具との組み合わせも非常に上品で、全体として高級感のある仕上がりになっています。

さらに、回転式のノック機構も非常に滑らかで、操作感が心地よいです。途中で指を離すと自動的にペン先が収納される仕組みになっており、この操作感もROMEO No.3の魅力の一つです。

気になる点

伊東屋 ROMEO No.3 黄櫨 パッケージ

気になった点としてまず挙げられるのは、ペン先のブレです。
これはROMEO No.3シリーズ全体に共通する特徴ですが、リブランディングによって書き味の向上を掲げているのであれば、この部分も改善されていればさらに完成度が高くなったのではないかと思います。

もう一つ気になったのは、パッケージの構造です。
今回の新しい箱ではペンが固定されておらず、輸送中に箱の中で動いてしまう可能性があります。

高級ボールペンにおいて、梱包は非常に重要な要素です。新品のペンが輸送中に箱の中で動き回るような状態は、ユーザー体験としても好ましいものではありません。

この点については私が伊東屋に報告し、改善の約束もされていますで、今後は改善されることを期待したいところです。

他モデルとの比較

ROMEO No.3 イタリアンアンバーとの違い

ROMEO No.3 黄櫨 と イタリアンアンバー の比較

ROMEO No.3の人気カラーとして知られているのがイタリアンアンバーです。
こちらも美しいマーブル模様が特徴ですが、黄櫨とは色味が大きく異なります。

イタリアンアンバーはブラウン系の落ち着いたカラーですが、黄櫨はより明るく華やかな色合いになっています。

実際に並べてみると印象はかなり違い、黄櫨の方がより特別感のあるカラーだと感じました。

Pelikan スーベレーンボールペンとの違い

ペリカンのスーベレーンボールペンも、高級樹脂軸ボールペンとしてよく比較されるモデルです。

スーベレーンはクラシックなデザインが特徴ですが、ROMEO No.3はより現代的で華やかなデザインになっています。

特に軸の模様やカラーリングの美しさという点では、ROMEO No.3は非常に個性的な魅力を持っています。

こんな人におすすめ

✅ 向いている人

  • 高級ボールペンを探している方
  • 美しい軸デザインのペンが好きな方
  • 所有満足度の高い筆記具が欲しい方

❌ 向いていない人

  • 軽量なボールペンを好む方
  • 完全にガタのないペン先を求める方

総合評価

項目評価
デザイン10 / 10
書き心地8 / 10
剛性感8 / 10
重量バランス8/ 10
コスパ6/ 10

総合評価:8.0 / 10

今回のまとめ

ROMEO No.3 黄櫨は、リブランディング後のROMEOブランドを象徴するような特別なボールペンです。
日本の伝統色をモチーフにした美しいカラーとイタリアンレジンの軸は、他のボールペンにはない魅力を持っています。

筆記性能も十分に高く、実用性と所有満足度を兼ね備えた一本です。特別な一本として長く使えるボールペンを探している方には、ぜひ手に取っていただきたいモデルだと感じました。

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