
どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、ロットリングの新商品になります。本題に入る前に、HEROTVでは視聴者の皆さんが「失敗しない商品購入」ができるようにメーカーに忖度のない文房具の徹底レビューを幅広くしておりますので、文房具に興味がある方は是非チャンネル登録をお願い致します。そしてHEROTVのAmazonストアフロントでは、私が実際に使用した商品をテーマごとに分けて厳選し、買い物しやすくまとめています。特におすすめのセール情報は随時更新しています。是非フォローしてご利用下さい。
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それでは商品を見ていきます。
目次
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ロットリング600 ダークストーン の基本情報

私はロットリングの商品をこれまで色々と買ってきましたが、600は思う所があって実は最近まで所持していなかったんですが、レビューのリクエストが多かったこともあり新色が出たこのタイミングでこれを機会にレビューしていきたいと思います。
購入時はこのようなお馴染みの箱に入っていました。

まさか600からまた新色が出るとは思ってなかったですが、600は1986年に誕生してから39年。そろそろ900等の復刻や新しいナンバリングの製品が見たいですね。
それでは開封します。

今回ご紹介するのはこちら、ロットリング600 ダークストーンになります。価格は税込み3630円。実は少し前にホワイトを買ったんですが、圧倒的にこちらのカラーの方が好みです。

こちらは800なんですが、ブラックの塗装と比較するとこんな感じです。

違いが分かりにくいかもしれませんがチャコールっぽい感じですね。やっぱかっこいいなぁ。
新色はダークストーンとチョコトリュフの2色が追加されています。特にこちらのダークストーンは発売直後から人気で売り切れ続出中です。でも限定色ではないので慌てなくてもゆっくり購入できるのはいいですね。

600の軸は真鍮製で、それなりに重さがあります。この握った時のひんやり感とかこの重さが金属のペンを使ってるなーという実感ができて私は好きです。
軸は6角軸なのに対してグリップは円柱になっているロットリングらしいデザインもいいですね。

ただこれは製図用シャーペンだからいいのであって、このデザインのままボールペンになっていたり多機能ペンになっていたりするのは私は好きではないのでそれらも購入していません。
しかしこのデザインが好きでボールペンや多機能ペンも揃えて統一感を出したいという方の気持ちはわかります。ペンケースの中で揃ったときは特にめちゃくちゃかっこいいですよね。

このローレットグリップもとても握りやすいです。個人的にはもっと太い方が好みですが、この溝が深すぎて握ると痛いものだったり浅すぎて滑るものだったり色々ある中で、ロットリングのローレットはほんと丁度いい。しっかり滑り止め効果を得られます。


内部を見てみます。中は樹脂パーツが多いですね、この辺りで重くなり過ぎないようにしているのでしょうか。芯タンクも外側は金属ですね。チャックも金属製。しかもかなり大きいチャックですね。これは耐久性高いのが納得です。


ガイドパイプは固定式で長さは4mmとなっております。
クリップはカーボンツールスチールということで鋼の一種、硬さは普通くらいです。ロットリングのロゴが入っています。
ロットリング600には硬度表示窓がついていて4Hから2Bまで表示を変えられます。ただ中ではなく窓側が動くのが残念です。ノックキャップはこんな感じ、ベンチホールが開いています。消しゴムはついていて、クリーナーピンはついていません。重心は中央。
ロットリング600は、全長142mm、重さ21g、軸径9mmとなっております。それでは実際に書いてみたいと思います。
ロットリング600 ダークストーン を使用した感想
ロットリング600 ダークストーン の良かった点


いいですね。やはりステッドラー92535と書き心地が似ているんですよ。この金属感といい僅かに感じるビリビリ感といい。
残念ながらノックキャップにガタツキがあって、このビリビリが書き心地の良さを邪魔しています。ここは残念です。他はあまり言うことないんですけどね。
それでは一通り使用しましたので、ロットリング600 ダークストーンの良かった点からまとめます。デザインがいい、書き心地がいい、重心バランスがいい、かっこいいカラーリング、滑らず握れて安定した筆記が可能。
ロットリング600 ダークストーン のココが気になる

次に気になる点ですが、まずノックキャップがガタつく。

筆記振動によってノックキャップがガタつき、その振動がペン先に伝わって書き心地の良さを邪魔しています。個人的に製図用シャーペンならもっと精密であるべきだと思うので、ここは気になりました。
そして、リングが安定しない。ロットリングを象徴する赤いリングなのですが、ずっと回り続けるんです。しかも結構緩いんですよ。硬度表示窓と連動していないのにしっかり締まるわけでもなく、どちら向きにもここだけがぐるぐる回るので先程と同様の理由になるのですがこういう動き続けるものって振動を発する可能性があるので、一般筆記用としてならまだしも製図用シャーペンとして考えるとこの辺りの構造の甘さが好みではなくてこれまで買ってなかったというのが大きな理由でもあります。
それから硬度表示窓は外ではなく中が動くような構造の方がいいですね。これだとHB以外は窓が正面に向かないのであまり気持ちよくないかな。気になったのはこのくらいです。
ロットリング600 ダークストーン まとめ

- 新色はダークストーンとチョコトリュフの2色が追加
- 軸は真鍮製の6角軸
- ローレットグリップ採用
- 硬度表示窓付き
- 芯径は0.5mmのみ
- ガイドパイプは4mmの固定式
良かった点
- デザインがいい
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- かっこいいカラーリング
- 滑らず握れて安定した筆記が可能
気になる点
- ノックキャップがガタつく
- リングが安定しない
- 硬度表示窓は外ではなく中が動くような構造にしてほしい

今回はロットリング600の新色、ダークストーンをご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
この新色とてもいい色ですよね、かっこよくて気に入ってます。600はこのままでも書き心地はいいのですが、ノックキャップ周りを強化すれば最高の製図用シャーペンになりえたのではないかと思います。テープを貼る等ユーザー側でもやれることもあるにはあるんですが、私は基本的にはペンそのもののクオリティと向き合って使用するので手を加えませんが、ご自身でよくしたい方は自己責任でやっていただければと思います。ロットリング600、新色のダークストーン、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願いいたします。最後までご覧いただきありがとうございました。