どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回は、Schicksal様より商品をご提供いただきましたのでご紹介させていただきます。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
シックザール 革軸ペン&革軸芯ケース の基本情報
クロコダイルの革軸ペン
まずは簡単にブランドについてご紹介させていただきます。Schicksalは~一生モノをあなたに~をコンセプトに、熟練の職人によって一本一本手縫いされた最高級の革製品を制作、販売しているブランドです。Schicksalはドイツ語で「運命」という意味だそうでSchicksalの製品との巡りあわせが素敵な運命を運んでくれることを願ってつけられたブランド名となっております。
また、2024年の10月で1周年を迎えたということです。シックザールさん、この度はおめでとうございます。
まず宅急便の輸送箱を開封すると、ペンに関する情報が記されたクラフト紙が2通入っていました。木軸で言う樹種カードのようなものですね。
これは後程読んでいきます。ロゴが入ったシール、こだわっていますね。(動画にてご確認ください)
商品はこのような木箱に入って届きました。すごい、表にブランドロゴのスタンプが押されています。こちらは桐箱ですね。このように紐でしっかりと止められています。いやぁお洒落ですね。こういった箱って開封するのが非常にワクワクします。開封前からテンションを上げてくれる演出は流石ですね。それではさっそく開封していきます。
今回こちらの2点をご提供いただきました。うわーしっかりと固定されています。爪で傷がつかないように…このように裏を向けるとスムーズに取れそうです。
こちらが今回ご紹介する商品、Schicksal革軸ペン、クロコダイルブラックと、 硬度表示窓付き革軸芯ケースプエブロになります。こちらの革軸ペンの価格が税込み33950円。芯ケースが税込み15950円となっております。順番にご紹介していきますね。
まずは革軸ペンから行きましょうか。これめちゃくちゃかっこいいですね。ブラックに金具の金がとてもよく映えてます。こちらはその名の通り、真鍮軸を革で巻き付けて縫い合わせたものになります。軸はストレートになっていて、想像していたよりも細い印象です。
革の種類は、ヌメ革が14950円、プエブロ16950円、特上ヌメ革22950円、クロコダイル15950円と4つの革がラインナップされていて、それぞれカラーもございます。
こちらはクロコダイル、最上級モデルとなっております。
驚いたのがこちらのクロコダイルは、よくある牛革にクロコダイルの模様を型押ししているものではなく、本物のクロコダイルの革を使用しているんですよ。牛革とは全く異なる吸いつくような手触り、クロコダイルの香りがたまらなくゾクゾクさせてくれます。
ただでさえ貴重なクロコダイル革ですが、その中でも最高の状態のものだけを厳選して使用しているのでいつでも販売できるものではないそうです。納得できるものも仕入れられたときにのみ販売されるのでしょうね、素晴らしいこだわりです。
先程もお伝えしましたがこちらは素材に関して記載されている紙です。こちらの情報によりますと、クロコダイルの経年変化はほとんどしないようですね。
希少中の希少、皮革の宝石と書かれていますね。最高峰の革、クロコダイルは希少価値がとても高く、制作難易度も極めて高い為、非常に貴重な革となっているとのことです。
クロコダイル以外の革には、裏側にこのようにロゴが入っているのですが、こちらには入っていません。恐らくクロコダイルの革の特性上綺麗に入らなかったり、最高級の革を存分に楽しんでいただきたいとの思いから入れてないのかなと思います。
そしてシックザールの最大の特徴でもあるこちらの縫い目。これがまたかっこいいんですよ。かなり狭い範囲で細かく縫っていることで見た目もすごく美しいんですよね。このクロコダイルの黒に黒い紐を合わせてるのもかっこいい。
こちらは熟練の職人により丁寧に手作業で縫い合わされていて非常に手間をかけて作ってくださっています。またこちらに使用されている紐ですが、触った瞬間わかるんですが、普通の糸というよりも樹脂に近い感触で、全くほつれるような気配はありません。こちらは数本の糸を螺旋状にねじって作られている「撚り糸」よりもさらに細かく、ポリエステル製の繊維を数十本編み込んだ糸を使用しているそうで、その上蝋を染み込ませる「蝋引き加工」が施されていますので耐久性抜群、水分にも強いことから、非常に長く使っていけるものというのがよくわかります。
こちらよくみると、ちょっと黒いのでわかりにくいかもしれませんが、一番上の穴をつぶしてほどけないように加工してありますね。
軸はストレートになっていて、想像していたよりも細い印象です。
こちらは革ですのでどうしてもグリップ部つけねには個体差により段差が生じることがあります。こちらは見た感じ段差があるように見えますが、触ってみるとほとんど段差は感じません。ですので筆記時気になることもなさそうです。
グリップ部はこのように黒くなっていて、こちらも恐らく真鍮製かと思います。口金も金属製。こちらは2024年の4月に新型金具に変更となったそうで、私は変更前のものを知らないので比較はできませんが、従来のものよりもよくなっているようです。
ペン先はガイドパイプとは違う、昔ながらの形状のパイプスライドタイプとなっていますが、隙間を極限まで狭くしていますのでグラつきがないですね。素晴らしい。
中を見てみると、芯タンクは樹脂製、芯を送り出すチャックは金属製です。ノック感は、若干硬めですが、スイッチ感は弱い感触です。
クリップは金属製。この辺りの金具は汎用のものを使用しているようですね。このデザインは色んなところで見覚えがあります。クリップの硬さは柔らかめです。ノックキャップはこんな感じ、消しゴムがついていて、芯のつまりを解消できるクリーナーピンはついていません。
重心は中央付近。Schicksal革軸ペン、クロコダイルブラックは、全長139mm、重さ22g、軸径10mmとなっております。
硬度表示窓付き革軸芯ケース
次に芯ケースもご紹介致します。それがこちら、硬度表示窓付き革軸芯ケースプエブロになります。価格は税込み15950円。
この手の円柱芯ケースの中では、サイズは大きめな印象です。革を巻いていますので太さもあります。容量は、0.5mmの芯が50本以上入るそうです。
Schicksalの芯ケースは、ヌメ革13950円、プエブロ15950円、特上ヌメ革21950円、クロコダイル32950円の4種がラインナップされていて、各種カラバリもございます。
こちらはプエブロレザーのオリーバというカラーになります。
こちらも革軸ペン同様、真鍮製のケースの上から縫い合わされています。ブラウンとグリーンの組み合わせがかっこいいですね。
先ほどペンの方で触れましたが、この一番上が留められているのがこのカラーだとよくわかると思います。
こちらの革は経年変化しますので、これから使用していくのが楽しみです。裏側には、シックザールのロゴが入っています。
この芯ケースの最大の特徴が、芯の硬度表示窓がついている所です。
実際硬度表示付きの芯ケースは以前からあるんですが、硬度表示を変えられるものはなかったですね。
しかもこの構造がいいんですよ。まず蓋を取って、上部を外します。これらネジにはOリングが採用されていますので、勝手に緩んだりすることがないようになっています。この窓の部分は外れますので、自分が補充した硬度の部分に窓を合わせればいいだけです。簡単ですね。この辺りのオリジナリティはとても素晴らしいと思います。硬度は2B、 B、 HB、 F、 H、 2Hの6種類となっております。こちらはレーザー彫刻となっていまして、薄くて見えにくいかなと思っていましたが、割とよく見えます。Fの表記があるというのは結構珍しいですが、シックザールさんはF芯が好みだそうで、是非みなさんにオススメしたいとの思いから拘ってFという表記を入れているそうです。
硬度表示付きの芯ケースは、全長78mm、重さ26g、軸径10mm。かなりずっしりとした、とてもかっこいい芯ケースに仕上がっています。
それでは革軸ペンで実際に書いていきたいと思います。
シックザール 革軸ペン&革軸芯ケース を使用した感想
シックザール 革軸ペン の良かった点
あー、これはいいですね。適度な重みと、安定感。コツコツ感も少し感じますし、何といってもなめらか。とても書き心地がいいです。
ノックキャップはこうやって直接触るとブレますが、筆記時ガタツキを感じたりするようなことはありませんでした。
それでは一通り使用しましたので、Schicksal革軸ペンの良かった点からまとめます。見た目がかっこいい、革の種類が豊富でいろいろな革を楽しめる、書き心地がいい、重心バランスがいい、安定した筆記が可能、細かいところまでこだわりが詰まっている。
シックザール 革軸ペン のココが気になる
次に気になる点ですが、筆記時手に当たるクリップにストレスを感じる、これくらいです。
あとこれは私からの提案なのですが、こちらのシャーペンの初期芯にはBが入っているそうで、個人的にもとてもペンとの相性が良くていいなと思ったのですが、シャーペンのF芯にこだわってみなさんにおすすめしたいというのであれば、シャーペンの初期芯はFを採用してはいかがでしょうか。使ったことがない皆さんが使うきっかけにもなりますし、シックザールといえばFというイメージが作れると思います。折角ならそこまで拘ってもいいのではないかなと感じました。
こちらの動画の提案を採用して下さり、シックザールさんが初期芯をこだわりの「F」に変更したそうです!
革軸ペンの初期芯が「F」に変更です‼️
— Schicksal シックザール (@Schicksal_japan) December 13, 2024
HBとHの中間に位置するFは、文房具界で影の薄い存在…
しかし、その絶妙なバランスは、一度使えばやみつきになるはずです🙌
文房具が好きの私が、書き味に徹底的にこだわりたどり着いたのが、このF芯!
あなたに「書く」ことの楽しさをより深くお届けします💪 pic.twitter.com/Olar6KVyeH
シックザール 革軸芯ケース のココが気になる
芯ケースの気になる点ですが、硬度表示が正面に来ない。
好みの硬度に変更したあと、蓋を占めると窓が正面にこないんです。緩めに閉めると正面に持ってくることは出来るんですが、開いて中身が出てしまう心配がありますので、折角の高度表示ですので、ここは少し改良して欲しいかなと感じました。
それから個人的にお伝えしたいことがありまして、ペンそのもののデザインに関してです。やはり汎用金具を使用していることから、デザインに真新しさは感じません。気になったのはこれくらいです。
シックザール 革軸ペン&革軸芯ケース まとめ
- 革の種類は、ヌメ革、プエブロ、特上ヌメ革、クロコダイルの4つの革がラインナップ(追加されていく)
- ポリエステル製の繊維を数十本編み込んだ糸を使用
- 芯径は0.5mmのみ
- 芯ケースは硬度表示窓付きで硬度変更可能
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 革の種類が豊富でいろいろな革を楽しめる
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- 安定した筆記が可能
- 細かいところまでこだわりが詰まっている
気になる点
- 筆記時手に当たるクリップにストレスを感じる
- 芯ケースの硬度表示が正面に来ない
今回はSchicksalのシャーペンと芯ケース、革軸ペン、クロコダイルと硬度表示窓付き芯ケースプエブロをご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
こうして実際に実物に触れ、素材や細かいところまでのこだわり、製品への情熱をふつふつと感じることができました。パッケージにも力を入れていて開からワクワクさせてくれるところもとても好きです。なによりブランド全体のコンセプトや雰囲気、製品すべてがかっこいいですよね。これからもSchicksalというブランドを応援していきたいと思います。
Schicksalの革軸ペンと硬度表示窓付き芯ケース、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。それでは今回は以上となります。
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