どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、プラチナ万年筆の商品です。
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それでは商品の方を見ていきます。
目次
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プラチナ万年筆 プロユース1500の基本情報
プラチナ万年筆は1919年に万年筆製造メーカーとして創業。1931年に万年筆の通信販売を開始しこれが大成功。その勢いで海外にも輸出を開始。その後世界で初めてカートリッジ型万年筆を実用化。1967年には世界で初めてプラチナをペン先に採用した万年筆を発売するなど、プラチナ万年筆は世界の万年筆メーカーを牽引してきた東京に本社を置く老舗筆記具メーカーです。
そんなプラチナ万年筆から発売されていたのが今回のシャーペン、プロユース1500。
こちらはすでに廃盤となっているシャーペンで、だいぶ在庫数が少なくなってきましたがまだ購入は可能です。
購入時はこのような化粧箱に入っていました。それでは早速開封していきます。
プロユースはシリーズ展開されていて、現行モデルでは以前動画でご紹介しました製図用シャーペンの171が2種類、水性マーキングペン、油性マーキングペンがラインナップされています。いやずいぶん少なくなってしまって非常に残念ですね。プロユース1500の芯径は0.3mm、0.5mm、0.7mmがラインナップされていて、僕が所持しているのは0.5mmとなります。
こちらのプロユース1500はご覧の通り、171と比べても割とコンパクトサイズの製図用シャーペンです。
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軸は総アルミ削り出し。この全体的に丸みを帯びた独特なデザインから、通称「ツチノコ」と呼ばれ愛されています。金属感を感じるボディではありますが、特に金属臭もないので使っていて手に臭いが付くようなこともありません。
グリップは一般的なローレット加工とは違い、ペン先に向かってなだらかな波状の段差が施されていて、非常に握りやすいです。
ガイドパイプは4mmで口金も細いため、ペン先の視界が良好です。
内部機構はこんな感じ。芯を送り出すチャックは金属製。
でこの口金の付け根にはカラーリングがあり、こちらは芯経ごとに色が違うんですが芯の硬度表示がされていて、カラーリングを回すことで使用硬度を指し示すことができます。
書いている時にもすぐ認識できるように敢えてペン先に硬度表示しているそうです。
軸中央にはプロユース05 PLATINUM JAPANと印刷されています。
クリップもコンパクト。短めで薄い設計。硬めでしっかり挟めます。
ノックキャップも丸みを帯びたデザインで、ノックの際にも指ざわりがいいです。ノック感はカチッと固めな印象。こちらにも芯径が印刷されています。
消しゴムはついていて、芯のつまりを解消するクリナーピンはついていません。
重心は、低重心ですね。
プラチナ万年筆、プロユース1500は全長129mm、質量22.6g、軸径が最大12mmとなっております。それでは実際に書いてみます。
プロユース1500を使用した感想
プロユース1500の良かった点
こちらのペンはサイズ的にも本当に扱いやすいです。
このサイズ感のペンは食わず嫌いというか、コンパクトなペンはなぜか使用を敬遠していた時期があったんですが、ある時何気なく文具店でプロユース1500を手に取って試し書きしたところ、この使いやすさに衝撃を受けて即購入した思い出があります。
それではまずよかった点ですが、見た目が愛らしい。製図用シャーペンってどこか堅牢でかっこいいイメージがあるのですが、こちらのプロユース1500は丸くてすごく愛着が湧きやすいデザインだと感じます。こういったペンってなかなかないですからね。
次に指に優しいグリップ。グリップに関しても角が取れたデザインになっていて、強く握っても痛くないんですね。触り心地がいいですし、もちろんグリップもしっかり効きます。
そしてサイズ感がいい。このサイズとこの形状、手にしっくりくるんですよ。持ってるだけでも心地いいですし、その為長期筆記にも向いています。ある程度の重さがあるので決して軽いペンではありませんが、それでも疲れにくいというのはすごいです。
そしてなんといっても書き心地がいい。これだけいい所が揃っていると、当然書き心地もよくなります。ペン先のブレもなく、すごく書きやすい。
しかもクリップも短めで手に当たってもあまり気にならないというところも挙げておかなければいけません。このシャーペンの完成度はやばいですね。
プロユース1500のここが気になる
気になる点は一点だけ。ノックキャップの形状。とがっているわけではなく、曲線的で指触りはいいんですが、硬くてノックすると痛い。ここは実際に使ってみないとわからないところですね。ここだけが残念だなと感じました。
プロユース1500をイラストを描く視点から考える
次にイラストを描く視点から考える。こちらのプロユース1500は、文字だけではなくイラストを描くにも非常に向いています。重さはあるもののずっと持っていたい心地よさ、ペン先の視界の良さ、バランスの良さ、取り回しの良さ、非の打ちどころがありません。緻密なイラストを描いていても集中力も途切れにくいですし、時間を忘れて絵を描くのも自然と楽しくなる、プロユース1500はそんなシャーペンです。
プロユース1500とグラフギア1000の比較対決
最後に恒例の、僕の長年の相棒、グラフギア1000との比較対決ですが…
今回はプロユース1500ですね!
僕はグラフギア1000を使用して長年イラストを描いてきましたが、これは認めざるを得ません。製図用シャーペンの弱点、ガイドパイプを収納できることとノックキャップの形状以外はグラフギア1000の方が優れた点として挙げられます。
もちろんグラフギア1000も非常に素晴らしいペンだということは変わりないですが、個人的にプロユース1500は最高の製図用シャーペンと言えます。このサイズ感のペンを敬遠していた時期がもったいなかったなと改めて感じました。
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プラチナ万年筆 プロユース1500 まとめ
- プラチナから発売されていた製図用シャーペン(廃盤)
- 芯径は0.3、0.5、0.7mmがラインナップ
- 波状のなだらかなローレット加工
- 硬度表示は口金付近
- 消しゴム付きで、クリナーピンはなし
ポイント
- 見た目が愛らしい
- 指にやさしいグリップ
- サイズ感、バランスがいい
- 書き心地がいい
- クリップが薄いので手に当たっても気にならない
ポイント
- ノックキャップの形状
今回はプラチナ万年筆の製図用シャーペン、プロユース1500のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
在庫がなくなり次第この商品は店頭から消えてしまいますが、本当に素晴らしいペンですのでこうして動画で資料としてでも残せたらなという思いから動画を作らせていただきました。僕が普段よく行く文具店にもまだ在庫は残っていましたので、もし見かけたら是非手に取って試していただければ嬉しいです。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。