どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、Uni(三菱鉛筆)のクルトガダイブです。
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それでは商品の方を見ていきます。
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クルトガダイブの基本情報
こちらは2022年2月16日発売のキャップ式シャーペンです。発売前から話題になっているクルトガの最上位モデル。芯径は0.5mmのみで軸色のカラバリはグランブルー1色。またこちらのシャーペンは数量限定販売だそうで入荷できる店も少なく入手困難となっております。価格は税込み5500円。
クルトガダイブはこのような青い箱に入っています。箱は紙製で変わった形をしていますね。
この辺りで少しでもコストを抑えて販売価格が上がらないようにされていますね。
クルトガダイブのテーマは「書く」にのめり込む…没頭して書き続けられるということでしょうか。こちらは数量限定とはいえ、そのうちカラバリを増やして発売するであろうことは誰もが予想できることだと思いますが…それでは開封してペンを見ながら特徴について解説していきます。
まず本体を見ていくと、ノック部だったりマグネット部などに樹脂が使われています。これはパッケージと同様にコストカットしているんでしょうね。
いろんな所で企業努力が垣間見えますね。こういう努力があるからこそ5500円で抑えられています。
こちらのクルトガダイブには4つの機構が搭載されています。順を追って解説すると、まずはみなさんご存じの通り、クルトガには書くたびに芯が回転してカタベりしない、常に尖った面で筆記できるクルトガ機構(クルトガエンジン)が搭載されていることでお馴染みですが、こちらのクルトガダイブはそれだけではなく、横回転の動力を横回転に変えて芯を出す自動芯繰り出し機構も搭載されているシャーペンになります。こちらは後程試し書きする際に解説していきます。
軸にはクルトガエンジンが正常に稼働している様子が見られる小窓があり、軸上部にはKURUTOGA0.5と刻印されています。
そしてキャップはマグネット式になっていて開閉もスムーズ。軸は下半分が細くなっていますが、これは後ろにキャップポストできるようにするために細くなっているのではないでしょうか。自動芯繰り出し機構が搭載されていますがこちらでもノックできます。グリップは固めのラバーで長方形の滑り止めがデザインされています。
そして3つ目の機構はこちらの口金付近にあります。このダイヤルは、芯の出る量を5段階で調節できる繰り出し量調節機構となっているので、使用しながら自分の筆圧などに合わせてお好みの量を調節していけるようになっています。
繰り出し量の調節の仕方はまずダイヤルで調節します。次にノックして芯を収納してください。次にキャップを閉める。最後にキャップを開ける。これだけです。そうするとすでに調整した長さに芯が出てくれています。これが4つ目の機構、初筆芯繰り出し機構といって、書き初めの際に調節した長さに自動的に芯を繰り出してくれるものになっています。
これで4つの機構を簡単に解説しましたが、まだあります。
軸の表面は艶々していますね。これはオートリペアコートといって、付いてしまった細かい傷などを勝手に修復してくれる特殊塗装となっています。ジェットストリームプライムの最上位モデルにも採用されている塗装と同じですね。
クルトガエンジンに4つの機構、オートリペアコートとくれば、この価格設定は納得がいくのではないでしょうか。
クルトガダイブは、全長148mm、質量19g、軸径が最大16mmとなっています。
クルトガダイブを使用した感想
クルトガダイブの良かった点
それでは肝心の書き心地を試していきたいと思います。
あーなるほど、これはいいですよ!
クルトガ特有のペン先が沈み込む感覚はありますがとてもなめらかな書き心地。想像していた以上にクオリティが高いですね。
まず良かった点から。4つの機構がすばらしい。どれもいいバランスで力を発揮してくれているので、クルトガダイブのテーマでもある「書く」にのめり込む、まさに書くことに没頭するためのサポートがすごいですね。その為、書き心地もなめらかです。
そして今回の自動芯繰り出し機構はオレンズネロ等のものとは違い、ガイドパイプと紙が接触しないもので、通常のシャーペンのように芯がこれだけ出ている状態での自動芯繰り出しなので、書き味がいいですね。そしてオートリペアコートが採用されていることで気を使わず安心して使用できます。あとマグネット式のキャップ。マグネットの強さも強すぎずちょうどよくて、このパチッと閉まる感覚が気持ちいいんです。キャップの開閉が病みつきになりますね。
クルトガダイブのここが気になる
次に気になる点ですが、やはりクルトガ特有のペン先の沈み込み。ここが書いていて気になりました。この感覚が嫌な方は書き心地がよくないと感じてしまうかもしれません。
その他、キャップを締める際、向きを気にする必要があること。面を合わせないとしっかり閉まらないのでここが少しだけ手間かな。あとここは仕方ない所ではありますが、キャップポストした際、高重心になってしまいます。ですのでそれが嫌な方は、書く際にはキャップは外しておいた方がいいですね。
個人的にはキャップポスト時の高重心は許容範囲内でした!
で、長年イラストを描いてきた僕からのイラストを描く視点から言わせていただくと、このシャーペンはイラスト向きではないです。イラストを描く場合って、芯の片べりを利用して線の入り抜きや場面によって線の太さを変えたりするので、イラストを描く上ではクルトガエンジンは邪魔になってしまうんですね。長時間ノックなしで書けるのは素晴らしいですが、以上のことからイラストには向いていないペンと言えます。気になったのはそれくらいかな。
クルトガダイブ まとめ
- uniから2022年2月16日に数量限定発売されたクルトガの最上位モデル
- 芯径は0.5mmのみ
- カラバリはグランブルー1色
- 4つの機構とオートリペアコート搭載
ポイント
- 4つの機構による書くためのサポートが素晴らしい
- 自動芯繰り出し機構はガイドパイプと紙が接触しない
- オートリペアコート採用で多少の傷も気にせず安心して使用できる
- マグネットキャップの開閉が病みつき
ポイント
- カラバリや芯径が1種類
- クルトガ特有のペン先の沈み込み
- キャップ開閉の際、面を合わす必要がある
- キャップポスト時は高重心
今回は、Uni(三菱鉛筆)のクルトガダイブのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
個人的には結構気に入りました。
上辺だけ見ると、ペン一本に5500円は高いように感じるかもしれませんが、このクオリティと技術の高さに僕は大変満足しました。クルトガダイブ、とても素晴らしいシャーペンですね。
これだけ人気だと、今後はまた再販やカラバリ追加、エントリーモデル等が発売されると思いますので、今回の限定モデルを買い逃した方はそちらの発売を待って購入するのがいいんじゃないかなと思います。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGOODボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。