どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、伊東屋の新商品になります。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色 の基本情報
実は伊東屋は、創業120周年を迎えておりまして、記念として紙袋のデザインが変更されています。こういったものも嬉しいですね。
それでは早速商品を取り出します。
購入時は、このような箱に入っていました。通常のロメオNo.3と同じ箱ですね。
こちらは情報公開から1週間程で発売された限定のペンですが、ネットショップでは販売開始から2分程で売り切れました。あっという間です。それでは開封していきます。中には取説や保証書なんかが同封されています。
こちらが今回ご紹介する商品、伊東屋 ロメオNo.3 斑紋ガス青銅色 アプリコットゴールドになります。価格は税込33000円。いやぁ美しい、そして重い!
こちらのペンは伊東屋の商品ページには限定としか記載はなかったのですが、情報が解禁された際の記事には2024年限定生産とありましたので、恐らく2024年のうちにしか生産されないモデルのようです。
詳細は伊東屋に問い合わせ中ですので、返信が入り次第X等で発信しようと思います。
伊東屋の店舗では、2024年限定という表記をして販売していましたので、間違いなさそうです。
私はこのロメオNo.3というボールペンがとても好きで、これまで様々なモデルを購入してきました。今回のモデルはその中でも一番煌びやかなモデルなのではないでしょうか。あーため息が出るほど美しいですね。
一際目を引くこちらの軸は、モメンタムファクトリーOriiという会社の代表、伝統工芸士でもある折井氏により生み出された着色技術によるものです。
こちらの鮮やかなブルーは、オリイブルーとも呼ばれる斑紋ガス青銅色。この美しい色はどのように着色されているかというと、まず真鍮に糠味噌を塗り、炎をコントロールしながら焼くことで唯一無二の模様を作り出したものが斑紋孔雀色。
こちらは少し前にも別動画でご紹介いたしましたセーラー万年筆のパティナの斑紋孔雀色です。複雑な模様がとても美しいですね。
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【斑紋孔雀色】パティナ セーラーの高級ボールペンを徹底レビュー CYLINT
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ここから更に特殊な薬品を塗っては乾かす作業を繰り返し、サビを発生させることで青くなり、仕上げにアンモニアガスを浴びさせると化学反応で一瞬でこのような鮮やかなブルーへと変色します。この色に変わる瞬間は神秘的で本当に美しいですよ。
表面には色を保護するためにクリアコーティングが施されていますので、真鍮特有の匂いもありません。
斑紋は他にも斑紋孔雀色、斑紋茶褐色、斑紋ガス青銅色、斑紋荒し色、斑紋黒染色、斑紋純銀色等と沢山種類があるのですが、その中から斑紋孔雀色、斑紋ガス青銅色、斑紋純銀色の3色がアートコレクション、限定色として発売されています。
ロメオシリーズの軸の太さは全部で3種類。まず1番細いのがESバーチカルライン9.2mm、通常モデルの細軸11mm、そして通常モデルの太軸13mm。こちらのシリーズは細軸11mmのみの販売となっております。手触りはスベスベしていて、滑るようなこともなくしっかりと握れます。(詳細は動画にてご確認ください)
口金などの金属製の金物はアプリコットゴールド。ピンクゴールドに近いような色です。口金の形状は長めで、ゆるやかに弧を描きながらペン先に向かうにつれて細くなっています。ペン先の穴ですが、通常モデルはリフィルの系よりも穴の方が大きく割とブレは感じられましたが、こちらのアートコレクションはブレが小さく改良されていますね。この辺りは流石です。
軸中央のロメオのロゴ。この金属部分がまた高級感を演出しています。ちなみに初期モデルのロメオのロゴは、シルバーで統一されていました。
クリップは玉クリップとなっていて、挟んでもあとが残りにくいのでこれ個人的に好きなんですよね。硬さは固すぎず柔らかすぎず、丁度いい。
時計の竜頭をモチーフとしてデザインされている天冠。
従来のものはこのように、丸く樹脂がはめ込まれた天冠となっていて、私はとても好なデザ
インなんですが、こちらのモデルはロメオのロゴのみに作り替えられています。
このモデルは他とは違うとしっかりと差別化されていて、伝統工芸士への誠意を感じます。素晴らしい。
リフィルはこちらをひねることで繰り出されます。この可動もスムーズで非常に軽くなっていますね。収納する際は少しひねってロックが外れたら、指を離しても自動で回転し収納されます。
ではリフィルを見て見ましょうか。初期リフィルはロメオゲル0.7mm。G2規格ですのでお好みでジェットストリームにも交換が可能です。
重心は、高重心。
伊東屋 ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色は、全長139mm、重さ42.4g、軸径が11mmとなっております。それではいよいよ実際に書いて見た
いと思います。
ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色 を使用した感想
ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色 の良かった点
相変わらず書き心地がいいですね。このゲルインキは色が濃くて非常になめらかに書けますが、小さい文字を書きたい場合は別のものに交換した方が良さそうですね。ペン先のブレもほとんど無くとても心地いい。
それでは一通り使用しましたので、伊東屋 ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色の良かった点からまとめます。美しく洗練されたデザイン、書き心地がいい、重心バランスがいい、滑らず安定した筆記が可能、真鍮とくの匂いがない、所有満足度が非常に高い。
ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色 のここが気になる
次に気になる点ですが、この重さです。私は平気なのですが、43gと重いことから疲れやすく、重いペンが苦手な方や長時間筆記には向いていません。気になったのはこれくらいです。
ロメオNo.3 斑紋ガス青銅色 まとめ
- 2024年限定生産のアートコレクション
- カラバリは斑紋孔雀色、斑紋ガス青銅色、斑紋純銀色の3色展開
- 初期リフィルはロメオゲル0.7mm
- 回転繰り出し式
- リフィルはG2規格
良かった点
- 美しく洗練されたデザイン
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- 滑らず安定した筆記が可能
- 真鍮特有の匂いがない
- 所有満足度が非常に高い
気になる点
- 重いペンが苦手な方や長時間筆記には向いていない
今回は伊東屋の新商品、ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色のご紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
私はいつか、大好きなロメオNo.3で斑紋が採用されることを願っていたのですが、それが本当に実現されて今自分自身が手にしていることか信じられないほど嬉しいです。洗練されたロメオのデザインに伝統工芸士の技が光る。もう最高としか言いようがないですね。
色彩の相性的には金物はシルバーの方が合うのですが、ゴールドにした事でより華やかな印象を受けます。価格はかなり高額なのですが、買ってよかったですね。この特別感がたまらない。こちらは限定となっておりますので、購入を検討されている方はお早めに購入することをおすすめします。伊東屋 ロメオNo.3 アートコレクション 斑紋ガス青銅色。気になった方は是非チェックしてみて下さいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録をお願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。