どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、綴り屋のボールペンになります。今回の動画ですが、綴り屋の作家、鈴木さんのご協力を得て製作
しております。鈴木さん、この度は本当にありがとうございます。
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それでは商品の方を見ていきます。
YouTube動画
綴り屋 月灯 の基本情報
それではまずはブランドについて、簡単にご紹介させていただきます。
綴り屋は、作家の鈴木さんが2007年に立ち上げたブランドで、現在はエボナイトを使用した万年筆をメインに販売しています。
鈴木さんのお父様がご病気で声を失い、筆談での意思疎通となり病状が悪化する中、2008年に休業。
お父様に寄り添う中で、心の内奥を引き出せるようなペンが欲しいという強い思いが生まれ、2017年から本格的に製作を再開したそうです。綴り屋の作品は、信州の森の中を歩き、自然に触れて得たインスピレーションから影響を受けて製作されています。
そんな綴り屋から発売されているのが今回ご紹介するボールペン、月灯になります。スリーブから外すと、黒い紙製のシンプルな箱。
綴り屋と金で箔押しされています。隙間から見えていますが、内側は赤になっていますね。それでは開封します。
こちらが。綴り屋 エボナイトボールペン・月灯になります。価格は税込み15400円。商品はイベントに出展されていたり、オンラインではHPや一部文具店、590&co.のBASE等から購入することができます。ただ、人気な上に手作りですので納品される数が限られます。
いつでも買える状態ではありませんので、590&co.さんのTwitterをフォローして入荷情報を待つのがよさそうです。
僕ね、月灯ってもっとコンパクトなペンなのかなと画像を見て勝手に思っていたんですが、実際こうやって触れてみると想像していたよりも大きくて驚きました。
平均的なサイズ感で、軸も太め、まさに僕好みのペンです。
全体的なフォルムは直線的でペン先に向かうにつれて細くなっている形状。
定番の月灯は銘木とブラックエボナイトの組み合わせで作られていますが、今回ご紹介するのはエキゾチックレジン、銘木ではなくレジンとカーボン入りブラックエボナイトの組み合わせとなっております。銘木の月灯が欲しくてずっとタイミングを計っていたんですが人気でなかなか買えなくて諦めていたんですが、このエキゾチックレジンにもすっかり魅了されてしまいました。最近では軸が白くなっているものもラインナップされています。
この佇まい、シンプルで美しいですね。鈴木さんとやり取りをする中で何度もおっしゃられていたのは、「人間には自然を創造することはできないが創造されたものを形にし、人に伝えることができる。」
このフレーズをまさに体現し、この作品にも昇華されていることを感じとることができます。
軸のエボナイトは、銘木を引き立てるために採用されたそうです。エボナイトはゴムを主成分とした世界最古の人工樹脂で、非常に硬く、表面には美しい光沢があります。口金と軸は一体型。
このペン先まで繋がっているボディを削り出すのにも非常に苦労されているそうです。
こちらには、綴り屋とロゴが刻印されています。
軸尾はレジン製。この複雑な模様と色合いがとても美しいです。他にもいろんな色の組み合わせがありましたが、個人的にこの色にビビッときました。
月灯りは回転繰り出し式。軸尾を回転させることでリフィルを出し入れします。この少し硬めの感触、他で感じたことがないですね。
ロック感はカチッと感じます。
初期リフィルはジェットストリームSXR-600。G2規格のリフィルです。
重心は高重心。エボナイトボールペン・月灯は、全長140mm、重さ17.4mm、軸径が12mmとなっております。それではいよいよ、実際に書いてみたいと思います。
綴り屋 月灯 を使用した感想
綴り屋 月灯 の良かった点
この感覚、凄いですよ。
表現が難しいですが、全てが繋がってる感じ。軽いのに安定感があって、手の一部になったかのような扱いやすさ。軽いとボールペンだとペン先が安定せずに字が震えたりするんですが、それがないのは本当に凄いですね。
それでは綴り屋 エボナイトボールペン・月灯の良かった点からまとめます。見た目がかっこいい、書き心地がいい、重心バランスがいい、ラインナップが豊富、クリップがないので筆記時に手に当たるストレスがない。
綴り屋 月灯 のここが気になる
続いて気になる点ですが、先程クリップがないことを良かった点でも挙げましたが、逆にクリップがないことで転がりやすいのと、手帳などに引っ掛けることができない。でもね、月灯はこのデザインだからいいんです。ここにクリップがある方が違和感を感じますし、このフォルムがいいんですよね。
あと、ペン先にはわずかにガタツキがあります。
書いていてカチャカチャ音がするんですが、ペンを回して角度を変えると音が鳴らなくなります。その位置で書けば最高の書き心地を味わえます。
この一体感というか、剛性の良さというか、この書き心地は素晴らしいですね。
気になったのはこのくらいです。
綴り屋 月灯 まとめ
- ラインナップが豊富に存在
- 軸はカーボン入りブラックエボナイト
- 回転繰り出し式
- 初期リフィルはジェットストリームSXR-600
良かった点
- 見た目がかっこいい
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- ラインナップが豊富
- クリップがないので筆記時ストレスフリー
気になる点
- クリップがないので転がりやすい
- 手帳などに引っ掛けることができない
- ペン先にわずかにがたつきがある
今回は綴り屋のエボナイトボールペン・月灯 エキゾチックレジンをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。
月灯は、書くことを楽しめるボールペンです。何かを考えながらじっくりと書く、僕の場合だとこれからアイディア帳に頭の中にあることを書き出時に使っていくつもりです。きっといいアイディアが浮かんでくると思います。月灯りは手作りですので少しずつの販売となります。購入を検討されている方はなかなか手に入れることは難しい状況ではありますが、文具店での入荷情報をチェックしながらゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。
エボナイトボールペン・月灯、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとお願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。
綴り屋HP https://tuduriya.jp/