
どうも、YouTubeチャンネル「HEROTV」の運営兼、動画編集者のあぬびすです!
今回ご紹介するのは、サクラクレパスの新商品になります。本題に入る前に、HEROTVではメーカーに忖度のない文房具の徹底レビューを幅広くしておりますので、文房具に興味がある方は是非チャンネル登録をお願い致します。
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それでは商品を見ていきます。
目次
YouTube動画
サクラクレパス サクラクラフトラボ009

購入時はこのようなパッケージに入って届きました。今回シルバーなんですね。サクラクラフトラボはこれまで割と近いデザインのパッケージだったんですが、ここにきてその方向性ががらりと変わっています。

この価格帯でこのパッケージは正直かなりチープな印象を受けます。この辺りでコストを削減しているのでしょうか。
こちらは009の軸のデザインが投影されているようで、無数の楕円が立体的に表現されています。側面にはサクラのマークが入っています。それではさっそく開封します。あーこんな感じなんですね、数千円くらいのペンのパッケージのようです。残念だなぁ。ずっと続いていた三角クリップの同封ですが、何作品か前からなくなっています。今回もやはり入っていませんね。中には取説兼保証書が入っています。

今回ご紹介するのは、サクラクレパス サクラクラフトラボ009、価格は税込み16500円。こちらは2024年の12月10日に発売された、クラフトラボシリーズの最新モデルになります。高額ですので購入に躊躇しましたが、やはり買ってしまいました。

このデザイン、おしゃれですよね。何かとってつけたようなところが一切なく、この一体感は素晴らしい。
009は“未来的な未来を、描く。”をコンセプトにレトロフューチャーなデザインに仕上げているとのことですが、以前からこういったパンチホールが一部採用された筆記具はあるので個人的に斬新さはあまり感じませんが、この内側の色が見えているのがポイントですね!
カラバリは、Asteroid SilverとNebula Blackの2色展開。こちらはNebula Blackになります。
以前Xの方で009を購入するとしたらどちらのカラーを購入しますかとアンケートを取りました。その結果がこちらです。
サクラクラフトラボ009を購入する方は、ブラックとシルバーどちらを選びますか?
— HEROTV あぬびす / 文房具レビュアー (@HEROTV_anubis) November 27, 2024
一般的にはシルバーの方を買うという方が多いという結果となりました。シルバーかっこいいですよね。

私も当初シルバーを購入する予定だったのですが、購入前からこの塗装ははがれやすいのではないかという懸念点がありまして、それもこれから使用していく中でどうなるのかということを皆さんに情報を共有できるなと感じたので、文房具に関しての動画を投稿している身としましてはブラックを買うべきだと決断しました。またどのように変化するのかを発信しますね。
恐らく他の投稿者さんがシルバーを紹介してくれると思いますのでそちらもご覧いただければ嬉しいです。

軸はステンレス製、先ほども触れましたがボディには3Dフォトエッチング加工により無数の穴が開いています。

これにより内側が見えるんですが、内側の色がブラックの場合イエロー、シルバーだとオレンジになっていてこれがおしゃれなんです。中がどうなってるのかとても気になりますね。
グリップ部には特に加工はありません。3Dフォトエッチング加工は丁度握るところよりも上までで止まっている感じですね。

口金はこんな感じ、ペン先に向かって階段状になっていて、こちらはギアのようなデザイン、縦溝が入っていてメカっぽさを感じます。そこからまっすぐパイプが伸びています。

サクラクラフトラボ009は回転繰り出し式。頭冠部をひねることでリフィルを出し入れします。回転は、結構なめらか。リフィルが出る際にロックする感触があります。


口金はこちらから外せて、初期リフィルはR-LGB05Aクラフトラボ用リフィル05Aのブラック、水性顔料ゲルインキとなっていて、カラーはブルーブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラックが使用可能です。1本220円です。他にも漆黒というカラーがありまして、そちらは275円と少し高くなっています。


クリップは、001から引き継がれた眼鏡をモチーフとしたデザインで、中央が抜けています。過去モデルのこのクリップは接地面が広くて結構使いやすかったんですが、今回は軸に穴が開いていて回転式ということから、回転の際に擦れて傷がついたりしないのか心配だったのですが、このように軸には接触していませんので傷がつくことはありません。ただ薄い紙なんかを挟むことはできませんね。硬さは、硬めです。
頭冠上部にはサクラのマークが施されています。

レーザー彫刻かなと思ったんですが、公式ページに印字と記載されていましたので印刷のようですね。
以前から言ってるんですが、頭冠に入れる会社のロゴやマークは彫刻すべきではないかと思いますね。そこって剥がれてはいけない部分なんじゃないですかね。
これは余談なのですが、よく工芸品とか木軸ペンでもそうなんですが、こだわりの強い職人さんが作る物ってロゴは入ってないんですよ、なぜかというと職人の皆さんロゴを嫌うんですよね。理由は、その造形そのものが職人の作るブランドだということなんです。かっこいいですよね。「いちいち説明せずとも作品を見ればどこのブランドかがわかるだろ?ロゴをつけるなんて野暮だ!」とおっしゃられていたことを思い出しました。そこまで洗練されてこそ一流ということなんでしょうね。このペンもそういった意味で敢えて剥がれる印刷にしているのかもしれません。
重心は、中央付近。
サクラクレパス、サクラクラフトラボ009は、全長145mm、重さ20.2g、軸径が11mmとなっております。それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
サクラクレパス サクラクラフトラボ009 を使用した感想
サクラクレパス サクラクラフトラボ009 の良かった点

これは、めちゃめちゃ書き心地がいいですね!サクラのリフィルはカリカリした特有の書き心地なんですが、同じリフィルを使っているのか疑うほどなめらかです!これは驚きました。やはりペン先のブラが抑えられているのでこの書き心地が実願したんでしょうね。これ別売りの漆黒リフィルを試してみたくなりました。もしかしたらさらに滑らかさが増すんじゃないかな。
ちなみにペン先はこれくらいブレます。かなり少ない方だと思います。(動画にてご確認ください)
それでは一通り使用しましたので、サクラクレパス サクラクラフトラボ009の良かった点からまとめます。
デザインがかっこいい、書き心地がいい、重心バランスがいい、ノック感が心地いい。
サクラクレパス サクラクラフトラボ009 のココが気になる

次に気になる点ですが、なかなか高額な商品ですので、学生の方には手が届きにくい。このデザインのペンを一から作るとなると確かにこのくらいとらないと儲けが出ないのかもしれませんが、購入するのに躊躇する額です。
それから、パッケージがチープすぎる。

少しでも価格を抑えるために努力されているのはわかりますが、いくら何でも16500円もする高級ペンがこういった紙の箱に入っていること自体、全くワクワクしないんですよ。
006のパッケージはやり過ぎだと思いましたが、流石にこれはないんじゃないですかね。逆にペンの印象まで下げるようなパッケージだと私は感じました。
あと、軸の3Dフォトエッチングはもう少し下の方まで加工してほしかった。このグリップでは滑りやすいので、もっと下まで加工されていれば握りやすかったのになと感じました。気になったのはこれくらいです。
サクラクレパス サクラクラフトラボ009 まとめ

- 高級ラインサクラクラフトラボシリーズの第9作品目のボールペン
- カラバリはAsteroid SilverとNebula Blackの2色展開
- 芯径は0.5mmのみ
- 軸には3Dフォトエッチング加工が施されている
- 初期リフィルはR-LGB05Aクラフトラボ用リフィル05A
- 回転繰り出し式
良かった点
- デザインがかっこいい
- 書き心地がいい
- 重心バランスがいい
- ノック感が心地いい
気になる点
- 学生の方には手が届きにくい
- パッケージがチープすぎる
- 軸の3Dフォトエッチングはもう少し下の方まで加工してほしかった

今回は、サクラクレパスの新商品、サクラクラフトラボ009をご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
このペンは、カラー名が星だったり宇宙関連由来、クリップは眼鏡をモチーフとしたレトロさ、そしてお洒落な3Dフォトエッチング加工が施された未来的なデザインの軸、いろんな要素が凝縮されていて、一見どういうコンセプトなのかわからないようにも感じるんですが、安っぽいパッケージはともかくペン自体は見通しの悪いこの時代に、とにかくワクワクさせてくれるような未来をイメージした筆記具に仕上がっているのではないでしょうか。
ただこの塗装は、個人的に使っていくうちに剥がれてくると思っていて、特にこの沢山空いている穴のフチから剥がれてくるでしょうね。でもそれはそれでかっこいいんじゃないかなと期待もしています。また剥がれてきたら何らかの方法で、経年変化を発信していこうと思いますので、楽しみにしていてくださいね。
サクラクレパス、サクラクラフトラボ009、気になった刀是非チェックしてみてくださいね。それでは今回は以上となります。この動画&記事が気に入っていただけましたらGoodボタンとチャンネル登録お願い致します。最後までご覧いただきありがとうございました。